「人気者にならなくていい」
こんばんは。
みんなのねーさん、むこねーさんです。
タイトルの言葉を、私と仲良くしてくれているとあるトーカーさんが、深夜のライブで呟いてました。数字に振り回されたくないという気持ちもあったけど、それ以上に「聴いてくれている人、ギフト(投げ銭)をしてくれた人への感謝を忘れたくないから」そう付け加えて言ったこの言葉が、私に深く刺さりました。
radiotalkのライブ配信機能において、投げ銭になり代わるのが「ギフト」と呼ばれるものです。金額は10円から、高いものだと10,000円のものもあります。このギフトはradiotalk内での通貨単位「コイン」を課金でチャージすることによって投げられるようになりますが、Twitterとの連携で0コインの状態であれば毎日100コイン自動的にチャージされるようになっています。つまり100コインまでは無課金で使用することが出来るのです。「かわいい」「わかりみ」「深い…」「尊い」「好きの嵐」「金塊」など様々なギフトがありますが、その中でも特殊なギフトとして、1枠30分で終了するライブ配信を、その枠のまま30分延長することの出来る「延長チケット」というものがあります。これには300コイン必要で、「もっと話を聴いていたい」という気持ちを表すのに有効、とても喜ばれる特別なギフトです。
その深夜のライブをやっていたトーカーさんは、そのライブの最中にリスナーさんから延長チケットを貰いました。私も送りたくなるくらい素敵なお話だったのです。そのトーカーさんは「はじめて貰った」ととても感動していました。「でも、この1枚を大切にしたいんで」と、延長チケットは使わずにライブは30分で終了し、新たな枠を立て直していました。
「人気者になって延長チケット何枚も貰えるようになったら、初めて貰ったときのように喜べなくなるかも知れない。それなら俺は人気者にならなくていい。」
私はこの姿勢にすごく感動しました。
ギフトは貰い慣れてしまうことは、なにか大切な気持ちを失うことに近いのではないだろうか。
そう感じました。
これからの私のライブ配信では、ギフトを投げるなら無課金の範囲で、ということをお願いしようと思います。私もいつでも新鮮な気持ちでギフトを受け取りたい。私に課金するより、私が好きなトーカーさんたちに課金してほしい。そう思っています。
人気がランキングやフォロワー数で表されてしまう。しかしそれが自分を奮い立たせる指標になるという人もいるでしょう。でも、ランキングに載ってなくたって、フォロワー数が少なくたって、素敵なトーカーさんはたくさんいます。そういう人を探すのも、また楽しみの一つだったりするのです。
良いライブをありがとう。
お読み頂きありがとうございました。
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