小学校教諭2年目 マイケルの夢中について

はじめまして。兵庫県で小学校教員をしています。マイケルです。

こたえのない学校の教員向けプロジェクト「LCL 2020」に参加しています。このプロジェクトでは、それぞれのチームが探究者を目指し、様々なものを探究していきます。

僕たちのチームでは、「夢中」を探究していくことに決まりました。
「探究」というものに難しいイメージがあり、探究の一歩前の段階として「夢中」があるのではないかと考えたのがきっかけです。

「夢中」になれることから「探究」へつながっているのではないか
という仮説のもと、「夢中ジャー」戦隊グループを作り、「夢中」について考えるようになりました。

今回は、夢中グリーンのマイケルが考える「夢中」について、書いていきたいと思います。

夢中=後先考えず没頭してしまうこと

皆さんは時間を忘れて何かに没頭した経験はありませんか?私はあります。最近で言うと、読んでいた本が面白くてハマってしまい、明日も朝から仕事なのに、夜中の2時ぐらいまで読み進めていました。最後は寝落ちで終わってしまうと言うものでした・・・

「えっ!もうこんな時間!?」「もう終わり!?」といった体験をした時が、夢中になっている状態と言えるのではないでしょうか。

このような、時間を忘れたり、後先考えず没頭している状態が「夢中」だと考えています。自分の中では、「今から夢中になるぞ!」と思ってなるのではなく、「気づいたら夢中になっていた!」という方が正しいと思っています!

学校の先生をしているので、子どもたちと授業をするのですが、チャイムが鳴った時、「え!もう終わり!」と子どもが言うと、それだけ夢中になってくれていたんだと、嬉しくなります。

人によって「夢中」になれるものは違うのか

人はそれぞれ、「夢中」になれるものが違うのでしょうか。それを確かめるため、夢中ジャーのメンバーと泥団子作りをしました。

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子どもの頃夢中になってやっていたことですが、泥団子が崩れた瞬間に飽きてしまいました。
やはり、最初に書いた通り、「夢中になる!」と思って物事に取り組むのではなく、「いつの間にか夢中になっていた!」という瞬間こそが、「夢中」といえるのではないかと、改めて思いました。

夢中は伝染するのか

人間は他人が夢中になっている状態を見て、「夢中になれるっていいな」「私もやってみたいな」という気持ちになるのでしょうか。

夢中ジャーでは、それぞれが夢中になれることを動画で撮って見せ合い、夢中になれるかを実験して見ました。

ですが、やはりそれは「他人の夢中」であり、「自分の夢中」になることはありませんでした。たまたま、自分が好きではないことがあったからかもしれませんが・・・

「夢中」の探究は、続く・・・

私たち夢中ジャーの「夢中探究」はこれからも続きます。

私たちは様々な方の「夢中」を集め、分析したり、体験したりしていきたいと思っています。
このnoteを読んだ方で、「夢中」を提供してくださる方がいましたら、コメントいただけるとありがたいです!


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