プロセスエコノミー(climbers西野さん講義)
西野さんが2021年にクライマーズという講演会で話していた内容を久しぶりに思い出したので、書き留めます。
色々な話をしている中で、プロセスエコノミーについて、とっても分かりやすく話していたよ。
作品というのは、完成品は価値が低い。
(今回は映画で例えていたけど、どんな仕事にも当てはまるよ)
制作過程というのは、価値が高い。希少性があるから。
もっと噛み砕くと、例えばスカイツリー。
完成した姿は、ずーっと見ることができるけど、
スカイツリーが出来ていく様子というのは、2012年に共に生きていた人しか見ることができないよね。
それと同じで、制作過程というのは、その時にしか生まれないから、完成品よりも希少性が高い。
だから最近は、制作過程でマネタイズして、完成品を無料で提供するということが行われているよ。
制作過程を売ろうと思ったら物語を作ることが重要!
今回の「物語」の意味は、紆余曲折というか。
どんな風にすると物語が生まれるかというと、
それはやっぱり、ピンチとか負けとかだよね。
物語を作ろうと思ったら、ピンチや負けを意識的に作らなければならない。
最悪ストーリーが生まれさえすれば、負けてもいいというくらい、大事と言っていて、その挑戦をしている間は、ファンが増え続ける。
そうやってプロセスを売っていくんだって。
それが難しければ難しい挑戦ほど、応援されやすい。
ただ、ピンチや負けというと、特に上場企業は株主の手前、
避けよう避けようとしてしまうよね。
そこをうまいことしていくのが、勝負の分かれ目だね。
ではー!
むち
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