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マラソンの始まり3

2014年11月。2012年の東京マラソン以来。2年半ぶりにフルマラソンに挑戦します。

2013年以降、近所に24時間のジムが出来たお陰で、ラン生活は充実し、週3,4くらいは走ってたから湘南に関しては余裕とすら思っておりました。

このときの練習は1回、10キロほどをそんな速いわけでもなく走っておりました。何となく。走ってはいるけど、意識した練習をしてない。でも走ってるという感じだけはある。みたいな練習。今、思えば一番良くないやつです。

更にはこの翌週に柏マラソンと言うか大会のハーフに仕事で出ることが決まってました。

このとき、フルを走って翌週にハーフを走るなんて考えられない行為でした。(今では何てことない)

でもハーフは仕事だから走らない訳にはいかない。
ちなみにこのハーフの仕事と言うのは、事務所の先輩のエレキコミックのやついさんが大会のあとにDJをやると言う仕事のバーターとして、その前に走る?みたいな事で決まった仕事でした。

柏で一緒に走ったエレキコミックの今立さんと。

話は戻って 、湘南のフルですが 、たまたま忙しくもありフルの2週間くらい前からはあんまり走れていない状況。でも、それまでにちゃんと走ってるし、東京マラソンの自負があるから、サブ3.5狙いだとか言ってました。

そして、当日。気温は高かったけど、悪くないコンディション。そして、スタート。いつもの通り。キロ5分ペースで走ります。ところが、5キロを過ぎた辺りから何か体が重い。10キロを越え、全然体が動かない。すでにキロ5:30とかになってる。ヤバい、何かが違う。18キロを過ぎて江ノ島での折り返し。これは終わったとうっすら感じました。

そして、25キロ過ぎ。ただてさえ体が重いのに、初めて足をつりました。今なら足をつってもだましだまし走る術を手に入れてますがこのときはつったら走れないとすぐ端に行き止まってストレッチ。歩き出してもまたすぐつって、ストレッチ。この繰り返し。まぁここからほぼ徒歩でも完走は出来るけど、来週のハーフの事を考えてここは棄権しようと。

でもここまでもう29キロくらいまで何とか来てたので、30キロを越えたらリタイアをしようと決め、30キロを通過。何気にまだ3時間10分とかだったのでちょっと勿体ない気にもなりましたが、翌週の事を考えて、沿道にいるスタッフに棄権しますと申告。

そこでゼッケンを取られます。そして、ここどうしたらいいですか?と聞くと、31キロ地点に救護所があるんで、そこへ行って下さいと。1キロほど歩き、救護所へ。大磯ロングビーチまで送り届けてくれるバスはいつ来ますか?と聞くと、時間制限で棄権になった人たちもピックアップしながら来るから、まだ1時間以上は来ませんと。

確かに棄権するにはしてはまだだいぶ早い時間でしたので、ここは飲み込む事にして、バスはどこまで行けば乗れますかと聞くと、36キロ地点のバスはゴール地点と往復してるバスがありますとのこと。

ここから5キロ。両足つった状態で、ゆっくり歩きます。沿道の人たちもこいつゼッケンつけてないのに、何バテてノロノロ歩いてんだ?と思っていたでしょう。

そして、36キロまで何とかノロノロ歩いて、バスはどこですかと沿道のスタッフに聞くと、この下ですと。ここは大きい橋の地点で、下に降り、さらにだいぶ離れたところにバスがありますって事でした。

なので、そこから結局1キロほど歩き、ようやくバスでゴールの大磯ロングビーチまで送ってもらいました。って結局ほぼ37キロくらいまで行ってたし、そんな歩かされるならゴール余裕で出来たじゃんと思いながら、2度目のフルマラソンはほろ苦の経験となりました。

ピックアップされる時間が早すぎて、1人だけ乗せられて、ゴールへもどりました。

次は翌年2015年の横浜マラソン。その話はまた次の回へ。

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