歌ってみたを作ってみたんじゃ
こんにちは、muchanです。
それでは総コンAdvent Calendar 2022の記事を書いていきます!
今回は、過去自分がやってみた「歌ってみた動画」について書いてみます!
まず準備するもの
歌ってみた動画作るって言っても、いったい何が必要なんだ⁉
ということで必要なものを羅列してみましょう~
「歌ってみた動画」を作成するのに、自分が必須で用意する必要のあるものを(必)としています。
PC or スマホ(必)
歌(必)
歌を録音するマイク(必)
マイクスタンド
ポップガード
ヘッドホン(必)
オーディオインターフェース
DAW等の録音ソフト(必)
動画(必)
イラスト
アニメーションや字幕等
(実写でも可)
その場合はカメラ
MIX
DAW等の補正ソフト
色々なソフトやハードを挙げましたが、まぁぶっちゃけ、完成度にこだわらなければ最低限スマホとマイク付きイヤホンさえあれば、一番うまく歌えた時の物を投稿するだけで「歌ってみた動画」としては成立します。
ただ、AtR・ウォルピスカーター・96猫・+α/あるふぁきゅん。…etcを聞いて育った自分の中での歌ってみたは「MIXされた音源にアニメ映像がついたもの」というイメージがありました。
そのため、イラスト・動画・歌・MIX、全部自分で作りたくなっちゃったんですよね。どれもほとんどやったことない状態で。このせいで投稿までにとんでもない時間がかかるという結果に。。
じゃあ実際に作ってみよう
ということで、もう一年弱前に作った、初めての歌ってみた動画のことを思い出しながら書いていこうと思います。まずは
何歌おう🤔
まずはここからでした。それはそうやろ。と思うでしょうが、今まで「歌ってみた」というコンテンツを消費してきただけの自分としては難関でした。そもそも自分のやりたい「歌ってみた」はボカロの歌を人間の声でカバーするもの。歌の音域は文字通り人外の域です。曲を決めるだけでも一苦労。
そんな中、当時からホロライブ(カバー株式会社が提供するアイドルプロジェクト)にドハマりしている私は「彼女たちが良く歌う、曲のイメージがしっかりした曲」を選べばいいのではと考え、DECO*27さんの「ヴァンパイア」を選曲しました。
今思えば音域とかちゃんと考えればよかったんですが、当時はハイになっていたのか「出来る」と信じてやまなかったです。
次は録音
ということで曲が決まり、次は早速録音していきましょう!
ちなみに私の録音環境はこちら👇
録音に関していえばPCやヘッドセットの性能は何でもいいので、使っているマイクとかのリンクを一応記しておきます。
マイク
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/199414/
オーディオインターフェース
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/198319/
録音フェーズは、意外と簡単なものではなかったということをここに記しておきます。MIXすることになるとはいえ、ここで音が外れていたりすると修正が大変ですし、歌い手さんたちが何本も録音すると言っていた理由が良く分かりました。私も何回も撮り直しました。
MIXで必要になった音源を録音するために、後でもう一度撮るといったことも少なくなく、そのたびにセッティングするのが大変だった覚えがあります。
次はMIX!!
次にMIXをしていきます。
さすがに「MIXとは」「MIXでは何をするのか」というところから書くと、とんでもない長さになりそうなので割愛させてください。そもそも完全に理解しているわけでもないのでw
紹介し忘れていましたが、私は「Studio One Artist」というDAWを使っています。このDAWには「Melodyne essential」というピッチ補正ソフトが付属しており、所謂ケロケロボイスを簡単に作成できます。
ピッチ補正をはじめ、音量調整・EQ・リバーブ・マスタリング……etcの作業を行うことでMIXを進めていきます。詳しい作業に関してはプロの方の記事を見た方が何万倍もいいです。これとかこれとかこれとか。自分も作業の参考にさせてもらいました。
最後はMV作成
最後は歌と同時に流すことになる映像です。
私は「Adobe After Effects(以下AE)」を使って作成しました。
本家の映像を猿真似しただけなのですが、この作業が一番楽しかったですw
「ヴァンパイア」という楽曲の映像は、イラスト一枚絵にアニメーションの字幕が付いた映像になっています。作業はデュアルモニターで行い、片方のモニターで本家の映像(0.5倍速)を流し、もう一枚のモニターでAEの編集画面を開いていました。
実際に本家の真似をしてみて思ったこととしては
「この演出どうやってるの!?」
の瞬間が多々ありました。プロの人たち、これを0から考えてると思うと恐ろしいです。ホントに。
「ヴァンパイア」でいうと、歌詞が左右に揺れる演出があるんですが、これ揺れるアニメーションを使ってるとかではなく、恐らく「揺れる前と後の座標」「揺れの角度」「かかる秒数」等など超細かい設定を、手打ちで1秒に満たない演出のためにやってるんだと思います。自分も真似しましたが、あそこまで細かい設定は出来ず、さすがとしか言いようがないです。
終わりに
ここまで「ヴァンパイア」の「歌ってみた動画」の作成の流れを紹介しました。
この他にも「フクロウさん」という楽曲の動画も投稿させていただいています。(こちらのイラストは、高校の頃の友達に描いてもらいました)
最近はこの作業を行えていませんが、この記事を書いていて、やっぱり自分はこのコンテンツが好きなんだな~と再確認出来ました。
コンテンツ制作で一番大事なのは「好き」とか「楽しい」とかの感情だと思うので、時間があればまた継続したいと思います。
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