30歳超えて、自宅購入について考えてみた。

現在34歳、子供が3才になったので、いわゆる一般家庭でいうところの、自宅の購入時期に差し掛かっているようです。周りからは、そろそろ自宅を買わないの?などとよく言われます。また、当たり前のように、買うなら早めが良いよ、ということを言う人すらいます。
わたしは当たり前のように自宅を購入することに疑問を漠然と抱いており、いろいろと調べるうちに一旦自分なりの結論に辿り着いたので、つらつらと文章にしました。

目次
・今まで数えるほどしか違う住宅に住んだことないのに、自分にあう自宅がわからない
・転勤のリスク
・人口減少のリスク
・時代の変化が早いことへのリスク
・ライフステージによる変化

今まで数えるほどしか違う住宅に住んだことがないのに、自分に合う自宅がわからない

タイトルのままです笑 
違う住宅に住むたびに新しい発見があったり、それに住んでみないとわからないことがたくさんあります。

例えば、前の家は洗濯機の置場と水周りが遠いけど、オシャレで住んでみたけど、それよりも日々の生活の時短の方がやっぱり大事だったと気づいたり、キッチンにしても憧れの独立型で、背面がないタイプにした場合、結局綺麗な状態を保てない、、などなど、細かく見れば住んでみて気づくことがたくさんあります。
それを30歳半ばで決め打ちしていいのか!?などと思ったりします。

転勤のリスク

これは賃貸の場合でも言えることですが、転勤するリスクがあります。
都心に自宅があって、借り手がたくさんいる環境ならまだしも、仮に貸せない自宅を持ったまま転勤しないといけない場合等、とっても困ります。

人口減少のリスク

人口は刻々と減っています。現在1億2千万人程度の人口が2060年には8千万人台に減少すると言われています。約2/3です。

よく自宅を購入すると資産になると言われますが、30年も経てば上物の価値はほぼなくなり、土地代しか価値がないですが、人口が2/3になった時点で、どこの土地にどんなふうに人が集まっていて、価値があるのかなかなか想像しずらいです。

今の一般的な考え方は、都心の職場に近い郊外に自宅を購入する、だと思いますが、みんながやってるからそうする、のは結構怖いと思っています。

時代の変化が早いことへのリスク

今、web3というワードが盛り上がりを見せています。
ざっくりいうといわゆるマトリクス的な世界観が、この先現実になるのではないかということです(私もそんなに理解してません笑)
そのうち1日の半分はメタバース内で活動し、仕事の取引、買い物などが行われるかもしれません。

そんな世の中になった時に、果たして家が果たす役割はどういうものになるか、わたしは想像がつきません。

変化の早い時代に、どういう住み方がスタンダードになっていくのか、よくよく見極めた方が良いと思っています。

ライフステージによる変化

住宅をファミリーで購入する時は2LDK、3LDKあたりが主流でしょうか。
ただ、この家がフィットするのはせいぜい20年程度です。
その後、子供が巣立った後その大きな家を持て余します。
さらに郊外に住宅がある場合、土地の値段も下がり大した金額では売れません。。
両親が他界した後に住宅の中の荷物を業者に片付けさせ、結局大した金額にもならず、、なんてことは少なくないのでしょうか。

自分なりの結論

上記踏まえて、現状の私なりの結論としては、、
住宅を購入するなら、将来的に売れる前提、つまり東京に購入する。です。
人口は減ることが決まっていますが、東京から人がいなくなるかというと、現時点では東京からは減らないのではないかと思います。

リモートワーク、メタバースなどの到来でどうなるか想定できない部分もありますが、
様々な文化やイベントなどが現時点で集約している東京はしばらくは安泰なのではないかと思います。
また、私自身が刺激の多い東京に住みたいという希望もあるんですが。

ただ、東京はとにかく土地が高いです。
それで、ただ単に住宅を購入する、だけではつまらないし、意味もよくわからんな、、
と思い、「東京で賃貸併用住宅、もしくはテナントスペースを併設している住宅を建てる」が現時点での結論と考えています。


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