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2020のエルフ島を振り返る

みなさんこんにちはこんばんは!Muaccaです!

この記事は 『ねおりん Advent Calendar 2020』 11日目の記事ですです!
昨日(10日目)は、秋吉(Akkieeffect)さんが『乾杯!』というタイトルでビールについてお勧めとかを書いてくださってました!ほんとにビールが好きなんだな、というのがびしびし伝わってくるビール愛あふれる記事でしたね!なんだか読んでいて喉が渇いてきて…!

今日は私から『2020のエルフ島を振り返る』ということで、clusterというVRSNSサービスで私が公開しているワールド『お散歩用のエルフ島』をネタに2020年を振り返ってみようと思います!

自撮りがしたい…です!

自撮り楽しいよね、自撮り!…とはいってもリアルワールドの自撮りはお外の世界に行かないといけないし太陽とかまぶしすぎるのですごい困る!溶ける!
でもそんな私でもバーチャルならおうちにいながらバーチャルの世界で自撮りができる!必要なのはスマホとかだけ!…ということで、私ことMuaccaはここ2年ほど3DCGの人間型のmodelを使って自撮りで遊んでいるというわけです!バーチャルなら美少女の姿でもおじいちゃんの格好でも自由自在だし!宇宙空間でもファンタジーでも近未来でもどこでだってお写真撮り放題!楽しい!

そんなこんなで自撮りを楽しんでいた私ですが、自分でも3DCGのmodelを作りたいとつねづね思っていました。自分の思うままに自撮り用のキャラクターを作りたいとか、そういうことですね!VRoidStudioといったツールを使えば私のような素人さんでも自分用の3DCGキャラクターが作れるということで、ちまちまと作ったりしてました。

スクリーンショット 2020-12-10 130734

そして時はおりしも2020年5月のゴールデンウィーク……でも今年はStay Home真っただ中でどこにいくこともできず……いやもちろん、いつもの年ならどこかに出かけていたというわけではなくゴールデンウィークは毎年たいてい家に引きこもってぼんやり過ごしているのですがそれはこの話をする上ではどうでもいいとして、ともかく今年は真面目にStay Homeしていたのでヒマだったのですよ、そういうことにしておいてください!
ヒマに任せて自撮りを……そうだせっかくだからちまちま作っていたVRoidのMuaccaさんでいろいろ撮るのに、背景をUnityで自作すればもっといろいろな自撮りができるんじゃないか?!よしよし、Unityでそれっぽい背景作って、よしよし、それからそこにMuaccaさんを……ん?VRoidで作ったmodelをどうやればこの中に立たせることができるんだ?VRMフォーマットがどうとかUnityPackageをこうとか……ああああああUnityなにもわからない!(挫折

clusterで自撮りがはかどる!

Unityに挫折した私は絶望とともにTwitterをさまようわけですが、そんななか、仲良くしている方々のツイートで「cluster」というキーワードを見かけた……それがきっかけだったと思います。違うかもしれないけど、ちょっと良い話にしたいから記憶を改変してそういうことにしましょう!オッケー!

なんでもclusterでは利用者がUnityで作成した仮想世界(ワールド)を自由にアップロードできて、そこに自作の3D modelでログインして遊ぶことができるというではありませんか!なんだそれ!あなたが神か!?

「これだ…このclusterとかいうところに自作したUnityの背景をアップロードすればあとはclusterさんが何とかしてくれる…はず!」

とりあえずそのとき手元で作っていたUnity製のワールドをclusterにアップロードしたのが2020年5月4日。自分で作ったVRoid製のMuaccaさんをアバターにしてさっそく自撮りしたときの喜びの声がこちらです!

……なんだか棒立ちだとか文句を言っている気がしなくもないですが、気にしないことにしましょう。

もっと!もっとだ!

さてUnityなんにもわからない状態の私ですが、それでも四苦八苦しながら自作のワールドにいろいろ追加していくわけです。海辺の写真が撮りたいとなれば海辺を作り、橋から丘を見上げたいと思えば橋を作り、屋内でまったり暖炉を眺めたいなと思えば家を建て……そんな調子でどんどん手元のワールドに自分の好きな風景が出来上がっていきました!

そんなこんなでなんとなくそれっぽくなったワールドを『お散歩用のエルフ島』という名前で公開したのが2020年5月25日、最初のアップロード(このときは非公開のプライベートワールドでした)から実に20日以上かかっています……そのときのツイートがこちら!

いまのエルフ島の面影もありますが、このころはまだ島のあちこちにオブジェクトとりあえず置いてみただけみたいなワールドでした……ツイートでも書いていますが、水を表現するためのshaderとかいう「ああああああUnityまったくわからない!」なものに翻弄されたりC#のスクリプトがclusterだと動かない(仕様上、許可されていない)のを知らなかったりいろいろと試行錯誤と失敗を繰り返しながらの20日間でしたね!

超えろ!限界のその先へ!

さて、エルフ島を公開はしたものの、特に何かが変わるわけでもなく、私は非公開だったころと同じように自分のアバターでログインして好きに自撮りして楽しむという日々を1か月間くらい送っていました。しかしニンゲンというものは欲深いものでだんだんと「もっとキレイな風景が撮りたい」とか「もっとかっこいいシーンが作れないか」と思うようになるわけで…!

相変わらずUnityなにも分からない状態でしたが見よう見まねで試行錯誤を繰り返し、particleであちこちに特殊効果を添え、post-processで光の加減を調整し……そうこうしているうちにエルフ島の風景はより私好みのものになっていったのでした!めでたしめでたし……とはいかないのがリアルワールドのお約束……くっ!これだからリアルはクソゲーだぜ……おっとついつい本音が漏れてしまいましたがそれはともかく、ごてごてにエフェクトで飾り立てたエルフ島をclusterにアップロードしてみたときのツイートがこちら!

当時の私はiPadPro第一世代でclusterにログインして遊んでいましたが、なんとお写真撮ろうとするとアプリが落ちるという恐ろしい島に!自撮りしたくて頑張っていたのにその自撮りができないだなんて!いったい私はなんのためにいままで苦労してきたというのか!?(絶望

……とまあそんな感じでそこからは「いかに見た目を自分好みの状態に保ったまま、遊ぶときの端末負荷を下げるか」という戦いが始まったのでした。その頃の心境をイベントで語ったこともありましたね……!

……おっと、ついつい動画のエルフ島の風景に見入ってしまいました……いつ見てもエルフ島キレイすぎやで……(自画自賛

この動画で登壇したてつじんさん主催のイベント『The V Creators』が開催されたのが2020年7月4日、この頃はまだ負荷対策の試行錯誤途中でしたね……UnityのProfilerとにらめっこしながら、オクルージョンカリングを試したり、ライティングのベイクに悩んだり、particleを減らしたり、post-processの数値を調整したりと色々とやりましたが、一番効いたのは実は水shaderの変更でした……最初に使っていた水shader、すっごいキレイだったんですが、水面表現にカメラを使っていたんですよね。エルフ島全体をメインカメラと水面用のカメラで2回描画処理していたのが、重くなっていた最大の原因でした。

結局、最終的に負荷調整が終わってスマホでも問題なく遊べるようになったのは2020年7月10日になってからだったようです。またもや20日間以上を費やしての「ああああああUnityまったくわからない!」な日々でした……!

みんなの力をオラに!

さて最初の試作から2か月くらいかかってようやくまともに遊べるようになったエルフ島、ありがたいことにclusterを楽しむ皆様から「行ってみた!」なお写真をツイート頂くことが増えました!特に2020年6月10日にREALITYのアバターをそのままclusterに持ち込んで遊べるようになってからは素敵なアバターの方々に訪問頂く機会が増えたりで!しかもみなさん、私なんかよりも『自撮り力』が相当ハイレベルで、頂くお写真がどれもこれも素敵だというなんとも嬉しいことに!

その頃から、エルフ島のお写真ツイートを見つけたら片っ端に『#clusterエルフ島』というタグを付けてリツイートするという新たな楽しみ方を満喫するようになったというわけです!ひゃっほー!さっき確認したら、最初に『#clusterエルフ島』タグつけてツイートしたのは2020年6月17日だったようですね!

この頃から私もREALITYアバターでエルフ島をお散歩することが増えました。いやその、エルフ島にはVRoidで作ったエルフさんたちがいるんですが、彼女たちとツーショット撮るときにキャラ被ると違和感があったりするじゃないですか……!?(言い訳

あと、この頃からclusterのアイテムをワールドにいろいろと置くようになりました!ちょうど夏アイテムを作ってみようという公式のお題があったことも関係して、夏の風景を彩るいろんなアイテムがクリエイターの方々から無償配布されていた、というのもありますね!

そして時は動き出す!

自撮りしたくて作ったワールドをたくさんの方に楽しんでもらえて嬉しい!こうして私は次なる自撮りワールドを作るべく新たな荒野を目指すのであった!エルフ島編、完結!……と、王道ストーリーならそうなるところなんですが、実は私も8月になったくらいの頃はそう思っていたのですが……!

……エルフ島を模様替えして秋色を始めてしまいましたとさ、ちゃんちゃん!

んー、なんというかですね、あるときふと思ったんですよね……エルフ島の風景で、秋の紅葉撮ったら最高だろうな、と!そしてそれはまったくその通りで、舞い散る紅葉、秋の黄昏に和傘でたたずむ光景、実に楽しく秋色を楽しむ日々でした!秋色のときには途中でハロウィーンっぽい装飾でエルフ島を飾ったりもして、季節のイベントに合わせたワールド更新を繰り返すというスタイルが、秋ぐらいから定着したような気がします!

そして今月に入ってからは雪色のエルフ島を始めています!舞い散る雪、凍てつく海!そしてもう少ししたらクリスマスな飾りつけも始めてみようかと思っていますです!

さいごに

ということで、2020年のエルフ島を簡単ですが振り返ってみました。改めてこう読み返してみると、バーチャル自撮りをしたくて始めたワールド作成がいつの間にか季節とともに変わりゆく風景を皆様と楽しむ一つの趣味として私の中で育っていった……そういう半年間だったような気がします!

ちなみにこの記事が参加している『ねおりん Advent Calendar 2020』の主催者のねおりんさん、エルフ島に置いているclusterアイテム『ハトソード』の作者様(それだけじゃないけど)で!ハトソード使うとショートワープで移動できるので、広いエルフ島をお散歩するときには必須とも言える名アイテムですです!ありがとうございます!

さて、ということで私の記事はこれくらいにしておこうかと思います!

12日目はGaia_Bariosさんが「たぶん写真の事を書きます」とのことで、何かを書いてくださるようです!楽しみですね!

それでは!enjoy!

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