【遊戯王MD】超重武者型 メリラドン
こんにちは、radonです。
何度か記事にしているタリホー!で盤面を並べつつ、ギアギガントXでチューナーを供給するメリラドンギミック。
しばらく弄っているうちにレシピがかなり仕上がってきたので記事にしていきたいと思います。
1枚初動6枚。
久しぶりにハリラドンしたい方やランク4デッキの展開に悩んでいる方にオススメです。
また、ランク4を立てる初動に悩んでいる方にもオススメです。
それではどうぞ。
1.はじめに
勝てない……。
しばらく前に《タリホー!スプリガンズ!》を使ってハリラドン展開を再現するデッキを記事にしました。
展開に入るためにランク4を組む必要があるため、上記のデッキレシピではその初動にスクラップギミックを採用していました。
しかし全然勝てない……。
スクラップギミックに誘発を当ててくれないため、本命のスプリガンズのギミックに誘発を投げられて止まる。
かと言ってスクラップギミックに誘発を当てられた時に限って追加で展開する用の貫通札を引いていない。
こんなことばかりで連敗を喫していました。
ワカ-U4、幸魂といった使いやすいランク4初動を期待してアプデを待っていましたが、結局実装されたのはギャラクシーの新規カードとピュアリイ、御巫といった新規テーマたち。
というわけで、次のアプデが来るまで既存のカードプールでいくつか初動を変えて試していました。
求めているのは1枚初動があって、誘発を誘いやすく、なおかつ誘発の貫通力のあるレベル4が並べやすいギミック。
しかしそんな都合のいい展開があるわけ……。
ありました。
2.デッキレシピ
初動に採用したのは超重武者のギミック。
豊富な1枚初動と2枚初動の組み合わせから、誘発を食らっても展開しやすくなりました。
うらら、無限泡影といった誘発は問題ない時が多いです。
今回はバグースカといった展開の止めどころを採用していないので、増Gは少し怖いです。
引きたくないカードが多い都合上、40枚ではなく少し膨らませています。
メインギミック
メリラドンのギミックです。
ランク4を立てるところから始まるスプリガンズのセット、そこから繋げる超雷赤霄サベージバロネスのセット。
この辺は過去の記事と共通してるので詳しくは省きます。
メイン初動
超重武者のセット一式です。
後で詳しく解説します。
1枚初動はイワトオシ、ダイ-8の6枚。
その他の組み合わせによってはうららや無限泡影を貫通できます。
素引き、重ね引きして強いカードばかりなので全部3枚投入。
初動補助
レベル4を追加するためのカードです。
誘発の貫通になる他、単体では初動にならないレベル4と合わせてランク4を立てるために使います。
ブリガンダインは超重武者と相性がいいですが、超重武者はブリガンダインと相性悪いの悲しいですね。
誘発を受けた後に使うので、超重武者の墓地に魔法罠があると展開できなくなる制約は特に気になりません。気になるのは2ターン目以降ぐらい?
とは言っても幸魂が来たら入れ替え筆頭です。
汎用カード
うららG指名者以外は自由枠です。
デッキを膨らませたいのと、誘発を引き込みたいというのがあったので、誘発を多めに入れました。
展開札増やしたり、スプリガンズを多めに入れたり、後手捲り用のカードに入れ変えたりしてもいいかもしれません。
無限泡影はブリガンダインと相性が悪いので今回は不採用にしました。抹殺用に採用も考えましたが、撃たれても超重武者ギミックなら問題ない場面が多かったので。
代わりにPSYフレームセットを採用。
チュウサイが場を空けてリクルートする都合上、そこにうららを撃たれてもPSYフレームで無効化できます。
というかそこにうららを撃たれるとキツい。
逆にPSYフレームとチュウサイを握っている場面では積極的に狙っていきたいです。
レギュラスはサルガスのサーチ先の選択肢の他、素引きしても強いので採用しました。
機械族が墓地に落ちている場面が多いため、初動に入る前に脇に立てておくことが多いです。
スクラップを初動にしたレシピだと初手で引いていてもタリホー!を使うまで出せなかったので、その点、超重武者との相性はよく感じます。
イワトオシが対応しているのも地味に嬉しく、無効化しながら超重武者サーチという器用な動きもできます。
EX自由枠
従来は自由枠5枚でしたが、超重武者のギミックにカカ-Cがほぼ必須なので1枠少なくなっています。
アクセルスターダストはPSYフレームからバロネスを立てるために使います。誘発越えて先に妨害立てられて強い。
2枚目のメリーメイカー、サルガスは主にアーゼウス用。
単純に盤面を返された時にも使います。
タリホー!の墓地回収効果でサルガスのX素材を取り除くことで盤面の処理をしながら、サルガス効果でレギュラスサーチという動きも強いです。
3.超重武者について
メリラドンのギミックはそもそもEX枠に余裕がない上に、ワカ-U4が来るまで超重武者の動きにカカ-Cがほぼ必須ということで、初動を超重武者に頼ることを少し敬遠していました。
また、一部超重武者は墓地に魔法罠があると効果を使えない点も苦しく感じます。
しかし、実際に触ってみたら誘発貫通力が高く、魔法罠があると展開できない点も意外と気になりませんでした。
最大の強みがわからん殺しが出来る事。
そもそも環境にいないため、多少触っていないとどういう動きで展開するのか、最終盤面が何なのかわからないのがたぶん功を奏してます。
かといって様子見で放置すると展開されそうな感じもあるため、誘発を誘いやすい印象でした。
デメリットも多いですが、メリットが上回った感じです。
デッキ全体に関して言えば、超重武者に頼っているのは初動だけというのも強みです。
相手視点からしたら超重武者デッキですが、こちらとしてはとりあえずレベル4が並べばいいと思って動くので、純超重武者と違って割り切って展開できます。
初手によって動きや着地点を考える必要がなく、安定した最終盤面になります。
超重武者ダイ-8
完全1枚初動。超重武者装留をサーチ。
サーチ先は基本的にチュウサイ。すでにある場合はイワトオシ。
守備表示になったり攻撃表示になったり、動きがせわしない。
とりあえず様子見で出すカード。ここに誘発貰ったらウマい。
超重武者装留イワトオシ
カカ-Cと組み合わせることで1枚初動。
フィールドから墓地に送られた時超重武者をサーチ。
サーチ先は基本的にテンB-Nかチュウサイ。
場か手札から超重武者に装備できる。
ターン1がないため、初手に2枚来られても嬉しい。
イワトオシにイワトオシつけて2枚サーチしたりできる。
超重武者装留チュウサイ
ダイ-8、イワトオシのサーチ先。
場か手札から超重武者に装備できる。
装備したモンスターをリリースしてデッキから超重武者リクルート。
リクルート先は主にテンB-N。
イワトオシと違って名称1がある。
効果を使い終わってぼったちのカカ-Cをレベル4に変換するために使うことも。
超重武者テンB-N
出た時墓地から超重武者蘇生。
ダイ-8、イワトオシを蘇生してランク4を作る。
地味にサイバードラゴンみたいな効果を持っているので、後攻なら召喚権を使わずに出す場面もある。
超重武者カカ-C
手札からモンスターを切って超重武者蘇生。
蘇生先は基本的にテンB-N。
テンB-N切ってテンB-N蘇生、効果でレベル4蘇生でランク4が成立する。
イワトオシをリンク素材にしたらそのままテンB-Nサーチできる。
邪魔になったらサルガスで戻せばいいので、チュウサイを抱えているなら出したまま一度展開するのもあり。
このうち、イワトオシ、チュウサイ、テンB-Nは墓地に魔法罠があっても効果が使えるため、2ターン目以降も展開に使えるカード。
余裕があればイワトオシを絡めてサーチして次のターンに備えておきたい。
4.展開
超重武者でレベル4を2体並べて、ランク4を立てるところまで解説します。
↓メリラドンの詳しいギミックはこちらの記事からどうぞ。
ダイ-8初動
一番コンパクトなルートです。
チュウサイ素引きで誘発ケアです。
一応イワトオシをサーチする展開も書いておきます。
ダイ-8初動のイワトオシを絡めた展開です。
初手ダイ-8+イワトオシでダイ-8に誘発を撃たれた時に応用できます。
基本やる意味はありませんが、イワトオシを墓地に送って置きたかったりデッキ圧縮したい時に使います。
イワトオシ初動
テンB-N素引きでうららケアできます。
盤面にカカ-Cが残るのでタリホー!でX素材を取り除いた時にサルガスでバウンスして使い回すのがいいかもしれません。
一応チュウサイサーチで退かすことも。
チュウサイ素引き、カカ-Cに誘発を受けた時に応用できます。
その他、イワトオシは適当な超重武者に装備してリンク素材にすれば上記の動きが出来ます。
テンB-N+チュウサイ
一見初動にならなそうな組み合わせでも案外レベル4モンスター2体が並びます。
テンB-N召喚じゃなくてチュウサイ召喚でテンB-N捨てても同じ動きになります。
チュウサイ+セージorブリガンダイン+手札コストモンスター1体
カカ-Cを絡めることでチュウサイをレベル4に変換できるので、セージも反応します。
その他
当然ですがレベル4+セージorブリガンダインの組み合わせでも動けます。
上述した通り超重武者の重ね引きは強くて、動けないのはチュウサイチュウサイ残り誘発、テンB-NテンB-N残り誘発みたいな手札ですね。
あんまりないけど、レベル4+コリドー+抹殺でも展開できます。
ただ最初にコリドーを使ってしまうので、超雷は立てられませんが。
レギュラス素引きした時は、初動で機械族を余分に墓地に落とすことで、先に妨害を構えながら展開に移れるので積極的に狙っていきたいです。
5.不採用カード
採用を検討していたカードです。
初動を多めにするか、誘発を多めにするか悩んで、今回は誘発を厚めに取りました。
超重武者ジシャ-Q
現在MDに実装されている超重武者のレベル4には、まだ3体モンスターが存在します。
このうちワカ-02とカブ-10はまぁ擁護できないレベルでウンチ超重武者ウン-Tなんですが、ジシャ-Qというカードは比較的使える効果を持っています。
超重武者専用のテーマ内ゴブリンドバーグといった感じのカード。
レベル4にプラスして展開っていう面だと、セージと役割は近いです。
ただ先に展開する以上奇襲性が無い点、警戒されて誘発を受けづらくなる点で今回は不採用にしました。
一応チュウサイと一緒に出した時、直接装備してテンB-Nをリクルートすればレベル4を並べられますが、上述した通りカカ-Cを絡めればセージでも似たような動きは可能なので。
ただ、機械族なのでギアギガントXの素材に対応しているのは偉いところです。
手札によってはメリーメイカーに頼らず、ギアギガントXでチューナーを確保しながらアウローラドンまでいけるのはセージにはない強みでした。
単純に展開手段を増やすために併用するのもありかもしれないです。
パラレルエクシード
リンク召喚に反応してレベル4 2体が並ぶ、素引き最強カード。
誘発を増やしたおかげでレベル4以外のカード4枚と1枚初動にならないレベル4みたいな組み合わせがたまに起こるので、そこがコイツだったら動けるな~と思いました。
超重武者がテーマ内リンク1を持っているのが偉くて、初動をスクラップに頼っていたレシピとは違ってテーマとの相性がいいです。
リンク先に特殊召喚する都合上、カカ-Cの効果自体とは若干噛み合いは悪いですが、それを補うだけのポテンシャルはあります。
単純に本来初動にならない誘発をレベル4に変換して展開に持っていけるのは、他のレベル4を増やすカード群にはない強み。
こちらも展開を厚く見るなら入れ替えてもいいかもしれません。
ただ入れるとしたらEXにアルミラージに入れることになり、何と入れ替えるか悩みどころです。
レベル5シンクロチューナー
アウローラドンの展開の後オライオンの墓地効果でオライオンを召喚した場合、つまりウォーブランを引けなくて、かつオライオンを素引きしていた時にだけ使いたいカード。
レベル5シンクロチューナーなら何でもOK。
オライオン+幻獣機トークンでレベル5シンクロ、+ヘイカンで赤霄が立つ。
ルイキュービットが絡まないので超雷は立たないものの、赤霄サベージバロネスの3妨害までは構えられる。
状況が限定的過ぎるので不採用。
5.おわりに
というわけで今回は超重武者を軸にしたメリラドン展開を解説しました。
話題の新規なしでも意外に戦えて満足しています。
とは言ってもワカ-U4楽しみですね。
あと幸魂も。超重武者の規制が怖い。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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