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【教育】#3 原動力

前回の続き

休職から1週間、立ち直り方を忘れて途方に暮れていた時、ふとインスタで元教え子を発見しました。ずっとずっと進路を心配してたけど唯一連絡先を知らなかったあの子。

何してるの〜、から始まって、
相談に乗ってください、って
話せば話すほど、あの頃と変わってなくて思わず笑みが溢れました。

久しぶりに誰かに感情を動かされた瞬間でした。

彼はちゃんと大学生になっていた。

先生は何してるんですか、って聞かれて、
ほんと何してるんだろ、って
何もできてないクセに、偉そうに相談に乗ってあげてる自分がまたバカバカしくなりました。

どうやら卒業が危ういらしく、
「先生は𓏸𓏸が夢叶えるの楽しみに生きる」
「とりあえず無事テスト終わったらご飯でも連れてくよ」
って伝えました。

あえて「生きる」って言葉使ったんだなぁ私。
#2で、他人の幸せに依存するのは危ない、って書いたのに、ちょっと矛盾しちゃってるよ。

誰かを原動力に生きること、これは如何でしょうか。
振り返れば先生をやってた時も、生徒たちが頑張って生きてる姿を見て、自分も頑張ろうって思えてた。

もちろん自分の中に生きる理由を作れればベストです。
先輩の卒業で心に穴が空くのも、失恋して立ち上がれなくなるのも、やっぱり自分じゃない「誰か」に幸せや生きがいを求めるのは少し危険。

でも、今回はごめんなさい、私の大切な教え子がテストを終え、しっかり単位を取るまでは生きねばならないです。笑

そんなこんなで、なんと今日は部屋の掃除をしました。
朝8:00のゴミ出しに間に合わせ、部屋のレイアウトまで変えて、この後しっかりお風呂に入り人事面談を受けます。

力を貸してくれてありがとう。

私も、誰かが生きる理由までをも見失ってしまったときに、ふとその人の前に現れ、また1歩踏み出すための原動力になれればと思います。

今はこんな綺麗事を書いて、自分を奮い立たせます。

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