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criticism:[スーパー個人的書き散らし]

劇団カナリ第五回公演 『交錯点:[intersection]』の5ステ目…7/22 19:00〜を観てきた。

その感想を一言で言うと、
「面白かったが僕には合わなかった」
である。

その詳細をTwitterで堂々と公開し、読み違われ、間違ったイメージを押し付けられるのは流石に良くないことである。

と言うわけで。

こうして、個人的な感想として、マイナスなことも全部書くんだぜと前置きをした上で、記述させてもらう。

批評 交錯点:[intersection]

すきなところ

演技ステキ、ユーモアも沢山あった
雰囲気、ああいうの好き

登場人物の扱いが雑すぎる

  • 人物同士の深い交流があんまりなく、それぞれ自分だけで問題を片付けているのでカタルシスの解放感が薄い(最初にタンスの中入るところや、面接での事等)。

  • 人が死んだのにそんな反応でええんかおまんら、という感じ。1人の中で終わらせていい問題なのかどうか、とてもとても気になった。死はお手軽な割に、出来事として大きすぎてしまうし、観客の想定とのギャップが違和感として現れてしまう諸刃の剣である。反応が薄すぎて、そこまでなら殺す必要あったんかなあ、と思った。

  • 魅力的なキャラクターは沢山居たのに、掘り下げが浅い。そんなものないならないでいいが、ちょっとだけ開示されてることで目立ち、あの設定どういう意味があったん?ってなる。意味なんて要求するのは考察脳に取り憑かれた哀れな現代星人に寄りすぎではあるが、それにしても交錯点なのにほぼ普通にすれ違っているだけなのは如何なものか。

  • 最初の会場中の絡みの方が楽しかった。掘り下げられない人ばっかりが盛り上がっていたので、序盤彼らを見ていたのに、中盤に差し掛かってからはじめて、「これちゃんと見るべき人この人たちじゃないな」って気付いた。

期間が長い


自分はそんなに頭の中を整理できなかった。なんの公演が終わったのかとか、分かりやすく示して欲しい。やりたいことはだいたい分かったけれども、この長期間設定の劇をまとめるのは困難であったろうと思う。

観客への信頼

サークルの4年間という内容はニッチ過ぎて多分大学演劇でしか出来ない内容だろうが、それにしても観客に要求する共通認識が多すぎる。内輪ノリに頼りすぎでは無いかと思う。少なくとも僕は楽しめなかった。

なぜ僕が楽しめなかったのか

ターゲット層から外れていたから
人物の交錯に期待していたから
開場してすぐに来すぎてサブキャラに愛着を持ってしまったから
ああいう、取り敢えず言わせとけみたいな現代思想マシマシギャル苦手だから
軽薄劇中人殺し排斥過激思想だから

さて、以上がガチ個人的な感想である。

僕自信は脚本を書き上げたことなんてなく、演劇初心者、未熟なクソガキであることは留意して頂きたい。自分の読み違えも沢山あることであろう。

僕自身、いつか書く時の参考として、このメモをここに残しておく。

共感、反論等あればぜひ直接言ってください。

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