【開催レポート1】EMC SUMMIT〜未来の前では、誰もが仲間だ。
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)を2021年に開設してから、はや3年。
「起業家精神は持って生まれたものだ。教えられるわけがない。」
と言われることもありました。今もあります。
しかし、3年経って、私たちは確信しました。
「起業家精神は、教えられない。しかし、育てることはできる。」
EMC生も、来年度で1年生から4年生が揃う「完成年度」を迎えます。
そこで私たちは、学生たちが人生を懸けて行うプロジェクトの発表を通じて、日本初となるアントレプレナーシップ学部の現在地と展望を共有する、
「EMC SUMMIT」を、2024年1月27日(土)に日比谷のBASE Qにて開催しました。
この記事から、数回に分けてEMC SUMMITの取り組みをご紹介します。
■EMC SUMMITとは?
EMCには「プロジェクト」という1年〜4年まですべての学年に共通の科目があります。学生たちが、自らの譲れない想いを深掘り、それをカタチにし、社会をより良いものにするために実践に次ぐ実践を重ねる取り組みです。
今回の「EMC SUMMIT」は、この「プロジェクト」の「披露宴」だと、学部長の伊藤羊一さんは言います。EMC生たちが人生をかけて実現しようとしているプロジェクトの発表を通じて、EMCの全学生と全社会人がアントレプレナーシップを持って繋がり合う、そんな場を目指して企画がスタートしました。
■当日のプログラム
EMC SUMMIT当日。日比谷ミッドタウンにある「BASE Q」にて、現地参加・約500名(EMC生、教員含む)、オンライン参加者約500名が、EMCに、そしてEMC生たちのプロジェクトに熱視線を注ぎました。
まずはイントロダクション。学部長の羊一さんから、どれだけこの日を待ち望んでいたか、EMCで何が起きているのか、熱い想いを語りました。
続いて、EMCの教員でもある、粟生 万琴さん(株式会社LEO 代表取締役 / なごのキャンパス企画運営 プロデューサー)、岩佐 大輝さん(株式会社GRA 代表取締役CEO)、篠田 真貴子さん(エール株式会社 取締役)の3名によるトークセッションを行いました。実際にEMC生たちと深く向き合う教員陣が、アントレプレナーシップが目覚める瞬間について語り合いました。
そして、いよいよ今回のメインイベントとも言える「プロジェクト発表」です。これについては、次の記事で詳しくご紹介します。
そして、2020年、新型コロナウイルス感染症によって失われた夏の甲子園を当時の球児たちの手で取り戻す「あの夏を取り戻せ」プロジェクトを実現させたEMC1期生の大武優斗さんから、日本全国を巻き込むプロジェクトをどのように実現させたか、そして、そこから得た学びについて発表しました。
■当日の様子はYou Tubeにも公開済み!
この様子は、EMCの公式You Tubeにも公開されています!
ぜひご覧ください。
次の記事では、いよいよ「プロジェクト」の全容に迫ります!
お楽しみに!