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「日本人は英語ができないから話せないのではなく、話さないから英語ができないのだ」

こんにちは!
アメリカ在住の英語コーチ、むつです。
 
突然ですが、私が普段生徒さんによく言われて疑問に思うことがあります:
 
「英語が下手でごめんなさい。」

レッスンは全部英語なのですが、いつも感じるのは、
 
「いやいや英語、話せてるじゃないですか!」
 
今日は日本人の英語学習者によくある思い込みについて深掘りしていきます。

(1)「英語は全分野で話せないとダメ?」

ご自分の趣味に関して英語で語ってくれていた生徒さん。
でも少し違う分野になると出てこない単語もある、と。

でもそれって、日本語でも同じじゃないですか?
 
「IT、スポーツ、車、料理、脳科学…すべての話題ドンと来い!」
って言える人って、いないですよね?
 
「英語の達人」と思われる通訳者すら、それぞれ専門分野があります
 
私の中で「英語ができない」定義は、appleやanimalの意味がわからない人。
 
自分の好きなことが語れてる時点で、英語中級者以上だと思いますし、
私の周りの教養のある英語ネイティブも同じような認識です。
 
 
でも、なんで少し単語を忘れる程度で「英語ができない」って思ってしまうんでしょう?
 

(2) 「日本人が英語を話せないのは英語力以前の問題」


留学経験なしでオックスフォード大学教授にインタビューをしたDaiGoさんが著書※で、「日本人は英語ができないから話せないのではなく、話さないから英語ができない」と語っています。
 
その「英語力以前の問題」の理由に、私も深く同意するので紹介します:

あなたも「英語は正しくなくてはいけない」と思って、英語を話すのが怖いと思っていませんか?

(3)意外にネイティブは外国人の英語のミスを気にしていない

アメリカでは発音も文法も正しくはないけど、ネイティブと同等に議論している移民をよく見かけます。
 
実はネイティブも日本人が気にするほど「英語の間違い」を気にしていません。
 
むしろ「外国人なんだから英語のミスして当然じゃない?」と口を揃えて言います。
 
教養のあるネイティブなら、「言葉尻」よりも「発言の中身」に意識を向けてくれます。
 
あなたも日本でもカタコトの日本語を話す外国人を見て、「うわ、日本語下手!」って思います?

私ならむしろ「外国語なのに、一生懸命話しててすごいな!」と感心してしまいます。
 
事実、下手でも英語で話しまくっていた移民や留学生はスピーキング能力の向上が早いです。
 
やっぱり「下手でもまずは話すこと」が英語上達の近道だと痛感します。
 

まとめ
訪日観光客が爆増しているいま、日本にいても英語で話せる機会が以前より増えてきました!

ぜひ外国人観光客を見つけたら"Hi!"だけでもいいから声をかけてみては?
アメリカでは知らない人にもすれ違う時にも"How are you?"などと話しかけるので、最高のおもてなしになるはず!

英語を話す機会を見つけたらどんどん活かす姿勢がある人は、
本当に伸びが早いです。

間違えることもあるかもしれないけれど、
たくさん転んぶことがたくさん成長する秘訣です。

あなたの英語力向上を応援しています!!



参考文献: