見出し画像

お金について考える【生命保険の契約有無を確認できる!?】

みなさん、こんばんは!

うさみです。

今回は、一般財団法人 生命保険協会が提供している「生命保険契約照会制度」のご紹介です。


◆生命保険契約照会制度ってなに?

みなさんは、御家族がどんな生命保険を契約しているか把握されていますか?

おそらく、ほとんどの人がわからないのではないでしょうか。もちろん、わからないのが悪いことではありません。

新社会人の方などは、自分自身がどんな保険に入っているかすらわからない場合もあるかもしれませんしね。(これについては、しっかり把握しておきたいものですが、、)

そんな中で、もし家族が亡くなったり、判断能力が欠如する状態になったりした場合に、正しく、漏れなく保険請求ができるでしょうか?

超高齢化社会へ向かいつつある昨今、生命保険協会では、そういった事態に保険請求を漏れなく行えるよう「生命保険契約照会制度」を2021年7月から運用しています。

※生命保険協会では、かねてより「災害地域生保契約照会制度」として、災害時に被災した方の支援のため照会制度を運用していましたが、今般、平時にも利用できるよう新たな制度としたものです。

◆どんな時に利用できるの?

契約者本人が死亡または判断能力の低下、行方不明の状態で、生命保険契約の有無が不明の場合に照会することができます。

※平時と災害時で利用要件が異なります。
<平 時>契約者本人の死亡・判断能力の低下
<災害時>契約者本人の死亡・行方不明時

◆誰でも照会できるの?

契約者本人の状態および平時か災害時かによって、照会可能者は次のように異なります。

<平時>
(1) 契約者本人が死亡している場合
 ① 契約者本人の法定相続人
 ② 契約者本人の法定相続人の法定代理人または任意代理人
 ③ 契約者本人の遺言執行人

(2)契約者本人の判断能力が低下している場合
 ① 契約者本人の法定代理人または任意後見制度に基づく任意代理人
 ② 契約者本人の任意代理人(①における任意代理人以外。このほか、①の者が選任されている場合は対象外。)
 ③ 契約者本人の3親等内の親族およびその任意代理人

<災害時>
(1) 契約者本人が災害により死亡もしくは行方不明となっている場合
 ① 契約者本人の配偶者、親、子または兄弟姉妹
 ② 契約者本人の配偶者、親、子または兄弟姉妹の法定代理人または任意代理人

◆照会手数料は?

1回の照会につき、3,000円(税込み)の手数料が発生します。なお、支払い方法はクレジットカードかコンビニ支払いとなるようです。

※災害時については、無料で制度を利用できます。

◆もっと詳しく知りたい!

制度について、もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。


最後までご覧いただきありがとうございます。
これからも一人一人のマネーリテラシー向上にほんのちょっとでも力添えができればうれしいです。

ではまた!

うさみ

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?