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防災について考える【避難所HUGのファシリテーターを久しぶりに担当!】

みなさん、こんばんは!

防災士のうさみです。

今日は、市町村の防災講座の一環で避難所運営ゲーム(HUG)のファシリテーターを担当しました!

ほぼ1年振りとなるHUGのファシリテーターで、上手く回せるかなあと心配していましたが、何とか無事に終えることができました。(時間配分はかなり失敗してしまいましたが。。)

ちなみに、この避難所運営ゲーム(HUG)ですが、Hinanjo Unei Gameの頭文字をとったもので、抱きしめるという意味の「HUG(ハグ)」とかけ合わせれており、避難者を優しく抱きとめる、受け入れるそんなイメージから名づけられています。

このゲームは、それぞれ、避難者の情報が記された「避難者カード」を1人の避難者に見立てて、学校の体育館等に見立てた図面の上に配置していくものです。

避難者カードには、様々な特記事項(持病等)が付与されていて、適切な配置を考える必要があります。また、カードの中には、イベントカードと呼ばれるものもあり、災害対策本部からの情報ですとか、避難者からの要望等が書かれており、避難所内で考えなければならない多様な事案にも対応していきます。

今回は、5人ほどのグループが6つ。地元の区長さんや自主防災会の役員さんが参加されていました。どのグループも真剣に取り組まれ、終盤の各グループでの意見交換では、トイレやペットの取り扱い、避難所受付等の役割分担の必要性に気づかれていました。

そのほか、喫煙、報道機関からの取材や大型バスでの旅行客等グループごとの差異が見られ、改めて正解のなさを感じました。

このような発表を聞いていて、やはり日頃からの備え、避難所開設時に何が必要かを考えておくことの重要性を再認識しました。

▼今回体験したとあるグループのゲーム状況▼

ファシリテーターとして参加したものの、このHUGは、参加するたびに指導側も気づかされることや「こういう配置をするのか」と感心することが多くとても勉強になります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

うさみ


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