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ピアスを開けてきた、誰かに開けられたピアスは絶対的な呪いとなりうるからその人はもう私を忘れないことだろうなと静かに思っています。誰にだって忘れられたくないから誰かと話す時は絶対にその人の心に痕跡を残すようにしているし、湯婆婆は「一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで」と言ったけど本当にそうで、ふとした瞬間、匂いとか味とか景色とか、そういうので思い出してくれたら嬉しい。誰からも思い出されないことが本当の意味での死だと思っています。
死といえば、自殺を自死とするみたいな動きが一時期あったことを思い出しました、わたしは自殺は他殺の対義語、「他者を殺す」に対する「自分を殺す」だと思っていて、その人を自殺に追い込んだ何かが社会には絶対にあって、その人に自分に対する殺人を行わせてしまったという戒めのためにも「自殺」と呼ばなければいけないと思っています。自殺を選択肢に入れること自体は許容するべきで、というのも自分の行動は全て自分で決めることができて、自殺を止める権利はあるはずがなくて。ただ、自殺という選択肢があったとしても、他の選択肢を選択できる世界を目指すべきではあるとずっと思っています。生に積極的じゃなくても良いから、死に消極的になれる世界が、多分おそらく、私の中の理想の世界です。
今日は家から1時間半かけて自転車で家出をしてきた友達がいたので、抱きしめにいってました。真っ直ぐで素直で優しくて、だから不安になっちゃって、大丈夫だよって背中さすることしか出来なかったけど、全部口で言ってくれて大好きも愛してるも可愛いもたくさん言ってくれるその子が不安で泣かないように、絶対に大丈夫だと2年間で分からせてやろうと思います。絶対に1人で泣かせないし、呼ばれたらすぐ行くし、おまえに対する愛を余り舐めるなよ、と分からせてやります。あなたがいなかったら私の院生活上手くいってなかったよ。ありがとう。
今日のハイライトは「じじいの断末魔」です。そんなじじいの断末魔と自称するくしゃみをする人と24で結婚をするという話が本当か否か、本気にしていいなら本気にしてしまいますがな。婚約の約束、つまり婚約約です。まあ焦らずいこうね。おわり。
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