見出し画像

アナザーストーリー

皆さんお久しぶりです!いかがお過ごしですか??
ふと前髪です。

M-1グランプリ2021が始まりました!!
皆さんは去年のM-1をご覧になられましたか??
凄くアツい戦いでしたよね!!
感動しまくりでした!!

で、そのM-1グランプリ2020のアナザーストーリーというやつがあるのですが、皆さんご存知ですか?
M-1グランプリ2020の舞台裏的なやつです。
あれを見て「芸人さんってかっこいい」って思わない人はいないってTwitterで見かけました。
多分めちゃくちゃかっこいいんですよ!
なぜ多分と言っているのかというと、まだ1mmも見れていないからです。

今日はなぜ2020年のアナザーストーリーがそんなにいい映像で、かっこいい見取り図が見れるとわかっていながら、見ていないのかについて書こうと思います。
別に書けたからと言って見れるようになる訳では無いですが…


理由

なぜ、アナザーストーリーが見れないのか?
その理由は簡単です。
M-1グランプリ2020が悔しすぎたからです。
実はM-1グランプリ2020自体もあの12月20日以降見れていません。
なので今から話すのは、8ヶ月前に見たテレビ番組の感想と同じなので、事実に反することもあるかもしれません…。なにか結果が分かるようなものを見て確かめると、悔しさが込み上げてきて見れないので、記憶を頼りに書きます。申し訳ありません。(事前に謝るスタイル)


2018年

2018年は見取り図があの場にいるだけで嬉しかった記憶があります。ただただ幸せでした。トップバッターで笑御籤の中から見取り図と書いた棒が出てきた時、一瞬悔しかったくらいかな。

上沼さんに「前半が古い」って言われたのも松本さんに「そこまでウケてなかった」って言われたのも悲しかったけど、真摯に受け止める見取り図をみて、次はどんな見取り図になるんだろうってワクワクしました。ネタ終わって、今田さんとの会話でウケてるのだって嬉しかったです。あの舞台に立ってる見取り図が見れるだけで嬉しかった、そんな2018でした。


2019年

この年は2018年と違いました。正直頂点までいけるかもという気持ちはちょっとだけあったんですが、この年はかまいたち、和牛、ニューヨークがいて、大混戦の年でした。出番順も6番で期待できる位置だったし、すっごくいい感じでした。

でも惜しかった!惜しくもネタが終わった時点で3位。この時は順位が出た瞬間一瞬リリーさんの顔が曇ったのが印象的でした。いつも飄々としているリリーさんだからこそ、驚きましたし、とても印象に残っています。そのリリーさんの顔を見て少し悔しさが湧いてきました。この後4組出てきて、誰もこの点数を超えないことはないと分かってしまって悔しかったのを覚えています。点数が出た瞬間に、ほぼ頂点への夢は潰えたも同然でした。だからこそ、もちろん悔しかったけど、めちゃくちゃ悔しいわけではありませんでした。

そのあと、前の年に「そこまでウケてなかった」って言われた松本さんに「面白かった」って言われて嬉しそうな2人をみてもう悔しさは無くなっていましたし、「また来年」と素直に思えました。その後はミルクボーイも控えていたから、見取り図はそこで敗退。2019年はそんな年でした。


2020年(FIRST ROUND)

ほんとにこの年は応援させてもらうだけの1ファンなのに、めちゃくちゃ気合を入れてました。絶対頂点とってやるってファンなのにめちゃくちゃ意気込んで日々を過ごしてました。(特に何をする訳でもなく) 今まで書いた2年分の想いもあって怖いくらい気合が入ってました。(応援するだけなのに)

去年はいつもより大阪所属の決勝進出者が少なかった(アキナさんと見取り図) こともあり、盛山さんが「大阪に錦を飾る」って言って下さったのがめちゃくちゃ嬉しかったです。大阪背負ってくれてる感が半端なくて最高でした。ぶち上がりました。

ここからは記憶を頼りに話しますが、トップバッターは史上初の敗者復活戦からのインディアンスで、なにか起こりそうな予感がめっちゃしました。そのあと東京ホテイソン、ニューヨークと出番が進んできました。

そろそろ呼ばれてくれ。って思った4番目に見取り図って書いた棒が笑御籤から出てきました。最高の出番順でしたし、まじであるぞ!ってなってテンションが上がりまくりました。「エントリーナンバースリーフォーセブンフォー 見取り図!」(ここまで覚えてんのきっしょ)って演出と共にせりあがってきた時、めっちゃダサいけど「このまま頂点まで上がっていけっ!」って本気で思いました。ダサすぎますけど、

ネタが始まっても、正直緊張しすぎてあんまりみてなかったと思います。リリーさんが5秒前を甘噛みした時、盛山さんが「5が怪しかったよ」って咄嗟に言ったのを聞いて、去年(爆竹の一件)よりパワーアップしたんだと感じて、もういよいよ「いける!」ってなりました。(さっきから漠然とした「いける!」って感想多すぎて申し訳ないです…)

ネタが終わったあとも何点出るんだろう?ってワクワクして、もう待ちきれなかったですし、絶対審査員の方に褒めて貰えると思って、結果もでてないのに胸が高鳴りました。気が早すぎますけど。
お2人とも結果を待つ間、息が上がっていて、やりきった感が滲み出てて、充実感溢れるお2人を見て「これは手応えありな感じですね」と思ってもう勝手に高得点を確信してました。

で、点数が発表されて確か648点だったと思います。ニューヨークに6点くらい勝っての1位だった記憶があります。大混戦だったし、出番が4番ってこともあって、この後6組続くから暫定1位じゃないと最終決戦はキツイなと思っていたので、暫定1位で胸を撫で下ろした記憶があります。松本さんが去年と同じ91点だったのは、悔しかった。でも、全体的に点数が高かったし90点以上のみなのは、確か2組(おいこがさんと見取り図)だけだったし、正直「(最終決戦)いったかな?」と思いました。

今田さんとの会話でも「お客さんの前で漫才やらせていただけるだけで嬉しい」って仰ってて、M-1グランプリ決勝という、自分のことしか考えてなくても誰も絶対怒らない状況でも、周りへの配慮を忘れない姿勢に感動したのを覚えています。「これが我らの誇る大阪の劇場番長ですっ!」って日本中に叫びたかったです。本気で。

で、結果が出たわけですが、見取り図のすぐあとのおいこがさんとマヂカルラブリーさんがぽんぽんと見取り図を抜いていったので、あと4組で誰もこの点数を超えないことを願うしかないと思いました。この時「あ。1年前も残り4組で3位だったな。」って嫌なことばっかが頭をよぎりました。でも、今年は頂点を狙いに来てるから、最終決戦に行くのはあくまで通過点でゴールじゃないってずっと自分に言いきかせながら残り4組のネタを見ました。(何度も言いますが私は応援しているだけです。何もしてません。関係者でもありません。ただのいちファンです。)


2020年(最終決戦)

そんなこんなしているうちに、10組のネタが全て終わりました。見取り図は10組終わって3位。

遂にトロフィーが、M-1チャンピオンという称号が、手の届く位置まで来たんです。この2年では決して届かなかった、どう頑張ってもその形を見ることすら出来なかったM-1王者という称号が、もう数歩手前に光り輝いてるんです。「絶対とってやる。待ってろよ、M-1。見取り図に掲げられるまであと数十分だぞ。」って本気で思いました。(何度も言いますが私はただのファンです)

正直、最終決戦で3組がネタをした時、見取り図の手にトロフィーと王者の称号が乗っていた時間は絶対あったとそう確信しています。確実に見取り図がM-1王者の瞬間はあったように思います。
ですが、その一瞬ではなく、最後にそれを持っていた漫才師がこれから先ずっと王者と呼ばれる漫才師になります。M-1がそれを見定め、最終選考で選ばれたのはマヂカルラブリーさんでした。紙吹雪があのスタジオに舞った時、あと数cmで自分のものになっていたかもしれない見取り図の夢は、彼らの先輩と同期の手の中にありました。


最初ね、トロフィーが授与された時、盛山さん拍手してないんですよ。でもね、途中でしなくちゃって気づいてし始めるんです。どんな思いなのか想像して胸が張り裂けそうになったのをよく覚えています。リリーさんのさんもずっと拍手してるんですけど、途中時折めちゃくちゃ悔しそうな顔で何か言ってるんですよね。で、盛山さんはもう泣いてるしで、私はそれで「ああ。今年は見取り図がM-1王者じゃないんだな」って急に実感しました。優勝トロフィーが授与されてから番組が終了するまで、1度も見取り図がツーショットでカメラに抜かれることはなかったけど、ずっとちらちら映る見取り図見ながら号泣してました。もうどんな感情だったか覚えていません。ただただ絶望していたように思います。悔しいとかそんな言葉はなく、ただ放心状態で号泣してました。


M-1のその後

そのあと、毎年行われるM-1直後の反省会とかもみました。でも、なんか放心状態だったからなーんも考えずに見た記憶があります。

悔しさを実感したのはあるひとつのツイートでした。そのツイートには「盛山さんがテレビ放送が全て終わったあと、舞台上で泣き崩れてた」って書いてありました。それ見た瞬間急に悔しさが押し寄せてきました。ほんとうにたったあと数cmで手の届く位置にいたからこそ、前の2年とは比べ物にならないくらい悔しく感じました。今までは「M-1王者になって欲しい」とは思っていましたが、実際にその夢を思い描けるほど、近づいたことはありませんでした。でも、去年はもう手の中にあったと言っても過言ではない状況から、するりと逃げていったことでより悔しさがおっきくなってしまいました。


見取り図の気持ちと私の気持ち

M-1が終わったあとのMDCでおふたりは「納得してる」って仰ってたので、いちファンの私がこれ以上悔しいと言うのは違うなと思い、心の中にそっとしまいました。見取り図御本人が悔しいと言ってないのに、なーんにもしてない私が悔しいと言うのは違うなと思ったわけです。

ですが、心の中にしまってもその気持ちはずっとある訳ですから、見取り図は納得してて次のステージに進んでるのに、自分はいつまでも悔しくて納得できないことを申し訳なく思って、いたたまれなくなってしまったのを覚えています。見取り図の漫才を生で拝見すると、また悔しくなってしまうとわかっていたから、1ヶ月くらい劇場に行くのを辞めました。正直、それでもめちゃくちゃ悔しくて受け入れるのにめちゃくちゃ時間がかかりました。今でも完全に受け入れきれていないのが正直なところです。

だからこそ、M-1の舞台裏を見てしまうと、心の中にしまった悔しいという気持ちが、またふつふつと湧いてきてしまうに決まってる。と思って見れていません。見取り図が納得しているからこそ、まだ悔しいと思ってしまわないように必死でアナザーストーリーを遠ざけること9ヶ月。遂にM-12021が始まりました。(はよ見ろ)

正直めっちゃ見たいです。かっこいい見取り図が見れるってみんな言ってましたもん。でも、ファーストラウンドのネタもろくに見れなかったやつが、アナザーストーリーを直視できるわけないし、そんなかっこいいおふたりを見て悔しいと思わないことが出来るわけなんてないからやっぱり見れません。




見取り図が日本でいちばん面白い漫才師になったその日なら見れるかな。なんて思ったりしてます。そんな日が来たら、多分私は泣きながらM-1グランプリ2020のアナザーストーリーを見て、またこのnoteを更新してしまうと思います。

その時もぜひ読んでくださると嬉しいです。
ここまで長く面白くないただのM-1オタクの感想を読んでくださりありがとうございます🙇‍♀️


今年こそは全く悔しい気持ちが残らないようなそんなM-1グランプリになればいいなと思ってます。

見取り図の努力が実ること、納得のいく結果になることをただひたすら願って、今年も応援させていただきます。





エントリーNo.4000が
M-1の歴史に名を刻む戦士になることを願って。


アナザーストーリーはその喜びに浸りながら見たいと思います。





P.S. 

木梨の貝も全く見れてません。これは多分違う理由です。こっちは多分、物件紹介のVTRをスタジオで見るとかじゃなくて、実際に赴くガチ感に私のよわよわメンタルが耐えられへんのやと思います。ちなみに予告編は木曜までやから見ないとあかんけど、決意が全く固まらないから「このまま時が過ぎて見れなくなるのを待つか」とかも考えてる。(はよ見ろ)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?