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2/5 今朝の夢

夢を見て起きたらまだ暗くて、いつの間にか、すぐ寝てしまっていてまた夢を見て、の繰り返しで夢をあまり覚えていない。
忘れやすい夢と覚えやすい夢があるような気がするが、それも特に内容が強烈とかだけでもなさそうで、その違いがどこに因るものなのか、最近気になるところ。
今日は断片的に場面だけ覚えている。僕はどうやら、夢の中のセリフを忘れやすい。セリフの方が覚えやすい人もいるだろうか。

中川村の伊那田島駅からの下り坂を、僕の運転で睦さん、繭美さんと降りている。夜ではないが、雨か雪で暗い。
「フサ」という言葉。
体育館の舞台で、タテさんが男の人と二人でライブしている。二人とも地べたに座っていて、男の人は何を演奏していたか、ピアノじゃないのは確か、打楽器だった気がする。タテさんは正座をしてトイピアノを弾いている。小さな演奏会。なぜか薄着で黄色い肌シャツみたいなシャツと紫のタイツで弾いている。男の人は全身真っ黒。ぽっちゃりしていて、そんなタテさんは初めて見た。すると携帯を開いてもないのに空中に、インスタの写真みたいに別の二人の写真が、ピアノの前で映っている。トイピアノの軽い音がとても心地よいライブ。

他にもいろいろな場面を見たが、三時間くらいたったらほとんど忘れてしまった。夢を見た、という漠然とした記憶。いや、夢を見ているときに起きている感覚の残滓がかすかに身体に残っている感じで、思い出せそうで思い出せない。
記憶はできなくても、身体感覚(といってもそれはどうも頭の中の身体に関わっているような感じで、いま思い出そうとすると眠っている身体とはまた別のところを探しに行くような感じがある)として体験したことは、いつかふと、目が覚めているときにどこかで体験したこととしてその感覚の残滓に触れるときがあるのかもしれない。

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