トミカ

東京モーターショーに行ってきた。

会社で映像を少しお手伝いしたので、実際に使用されているところを見物に。

今日は関係者のみのプレスデー。しかも終わり際に行ったので思ったよりかなり空いている。宇宙船のような未来の車とか、巨大な車の前でポツンと立っている暇そうなコンパニオンの女性とかいろいろ見ました。

一通り見た後、最後に子供向けのおもちゃ販売コーナーを発見。トランスフォーマーとカーズとトミカのブースがあり、「車縛りだ」と思う。

トミカブースはかなり広く、いろんなトミカが置いてあり、子供達が大喜びで遊んでました。

上司が「プレスデーにいる子供たちって何者なんだろうね」と言い出して、「確かに、特別な身分の子供たちじゃん」と急に思う。

おもちゃを見てると、おお！となりました。

あった。

この、トミカを格納するでかいトミカみたいな感じのやつ。なつかしい。冷静に考えると全然意味がわからない。この大きなパトカーは一体どこを走行するのか。

でも小さい頃この手の玩具は憧れだった。クリスマスレベルのイベントじゃないと買ってもらうことができない。高価なおもちゃだ。

僕はプラレールを格納できるプラレールを買ってもらったことがある。

「プラレール　大きい」とかで検索したらすぐ画像が出てきた。400系つばさのなかに400系つばさを走らせる事ができるという狂ったコンセプト。このミサイルみたいなやつを抱えて寝たりしてた。うわ～なつかし～畳の感じも含めて実家感。

メルカリで3000円で売られている。いろんな気持ちになる。

そういえば小さい頃は新幹線が好きだった。

多分、好きな新幹線を、更に大きな新幹線の中に入れられるの？！みたいな

うまさ増量みたいなテンションで喜べたのだろう。

当時「この大きな新幹線はどのレールを走るの？」とか大人に言われたら泣いてしまったような気もする。

もう一つ、面白いものを見つけた。

これは、キャリアカーのトミカなんですが、なんと小道具として小さい乗用車が付いてくる。

トミカは割と小道具がついてくるケースがよくある。

これは、ドナドナ的な車両なんですが、牛は取り外して遊べる。

白と黒の単色で表現された、引き算されすぎた牛。
このデフォルメのやり方はまだ誰もやってないのでは。

あとはこういう、恐竜を運ぶシリーズ。どういう設定？？？
もう少しロープとかで固定してあげた方が良さそう。

しかし恐竜と車はどちらも子供の大好物。とんかつハンバーグカレーみたいな足し算戦法なのだろうか。

その中でもさっきのキャリアカーは結構やばさの種類が違うというか、ルールが違うというか。

トミカに小さいトミカ？をのせている。違和感を消すためか、黒一色で黒子のような処理をしている。

確かにフルカラーになると、横に普通サイズのトミカを置いたら途端に世界のルールというか、縮尺がおかしくなってしまう。こういう自分で作ったルールを自分で崩壊させてしまっている物を発見すると、テンションが上がってしまう。

いつか自分に子供ができた時に、うっかりそういう事を言ってしまいそうで恐くなる。「それじゃ世界のルールがおかしくなるよ！」とか。そんなメタな父親はいやだ。

絶対に真っ直ぐな子にならないよな〜といつも悩む。