病む、とは。

実家自粛生活が気がつけば3ヶ月目に突入した。

3月の終わりに専門学校の寮からアパートに引っ越しをしたから、
新生活よりも実家で生活してる方が期間が長くなってしまった。

いつまでこんな生活をしているのだ、と毎日思う。

”こんな生活”というのは、

20歳にもなって、
ライブがないから仕事もなく、
「生活ができないから」という理由で実家に戻り、
社会生活をするわけでもなく、
ただ単になんの生産性もない1日を過ごす

という生活である。

緊急事態宣言が解除したらライブも再開するだろうしすぐ戻ることになるだろうと思っていた。

でもご存知の通りそんなに甘くはなく、4月〜6月までほぼ毎週末入っていたライブのスケジュールはいまだ延期の日程すら決まっていない。

こんな生活に嫌気がさす。

別に両親に
「こんなことしてないで早く出て行け」とか
「いつまで仕事をしないつもりだ」とか言われているわけではない。

むしろ歓迎されている。


でも、

それが逆に嫌になってしまう。


多分、多分だけど、病んでいるのだと思う。

高校生の受験シーズン、軽い抑うつと診断され学校に行けなくなったことがあるのだが、

その時も自分がほんとに鬱なのかわからなかった。

鬱なのか分からないし、認めたくもあまりなかったから、
処方された薬が効いているのかさえ分からなかった。

なんとか専門学校の面接に受かったこともあり、家を出たかったからなんとなく効いているふりをしていた。

きっと私も含め、治ったと勘違いしているが多分治っていない。


「これが鬱の症状なら気持ちが楽になるのにな」

と思っているうちはうつ病を発症しているのだと思う。


でも、幸い、死にたいという感情にはならない。
やり残したことがまだまだある気がして死ねない。


世の中がどんどん荒んでいくのを見て自分の心も荒んでいく。

影響を受けやすい体質らしい。最近気付いた。


このままの精神状態じゃ、普通に働けなさそう。

そう伝えようとしたけれど無理だった。

自分の気持ちを正直に話すことができない。

だから匿名で誰にも見られないここに吐き出している。

そうだ、このnoteはそのために作ったんだった。

楽しいこともある。刺繍を再び始めた。

フェルトとの相性が割といいことがわかった。

今度手芸の記事でも書こう。


最後だけでも明るく終えるぞ。

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