【準優勝】シティリーグ2023s2~考え方について~【全文無料】
どうも、みつきです。
約1年ぶりの投稿になります。
まずは軽く自己紹介。
静岡県西部で活動している関西出身20代のポケカプレイヤー兼ゲーマーです。
普段はポケカ、エボルヴ、VALORANTなどをプレイしています。
直近の大会の成績は下記になります。
シティリーグ 2022s6 ベスト8
シティリーグ 2023s1 ベスト4
シティリーグ 2023s2 準優勝
ルカリオHR争奪戦 ベスト4(SR入手)
(CL、JCSといった大型大会は3年間抽選に当たらず…)
直近の3シーズンで入賞出来ている事から、本記事では当日までの準備段階や考え方の部分をメインに執筆させて頂きます。
(レシピは載せてますがレギュ落ちであまり参考にならないため…)
1.当日までの流れ
自分がシティリーグ2023s2で当選した日は2023/1/15(日)というシーズン最終盤でした。
なので、12月初旬~中旬はs1で使ったレジデッキやチームメンバーのデッキを借りて他の人の調整相手をする程度でした。(その時期のポケカの頻度は週1~2程度)
本腰を入れて動き出したのがシティリーグ3週程前の12月下旬。
◆実際にやったこと◆
①直近2週間程度のシティリーグの結果を見ながらデッキ候補の選定。(約3日)
②デッキリストの作成と一人回し。(約2日)
③幸いにもPTCGOで同じデッキを作ることが出来たので、PTCGOで対戦しながら調整。(約7日)
④実際の紙で時間を測りながら対面練習。(約5日)
以上がざっくりとした流れになります。
ここからは上記について掘り下げて記載していきます。
2.環境考察
12月初旬~中旬は京都CLでレジデッキが優勝したこと、ドガス系統が活躍した事から、アルセウス系統のデッキやロストギラティナといった特性に完全に依存しない+レジに強いデッキが増えた印象でした。(ルギアとミュウは言うまでもなく多い…)
また、ロストバレットにあなぬけのひもが4枚採用されるようになり、入賞数もかなり増えているイメージでした。
そして12月下旬、アルセウスコケコ空ピカやロストヌメルゴンといったロストバレットに強いデッキが増えていました。
3.デッキ選択
環境考察と自身の経験から、ロストバレットは環境的に幅広く見れて結果も多数出ているので候補1。次点で第一候補のロストバレットに強く、自分の中で評価の高い雪道+マリィを採用できるアルセコケコ空ピカとなりました。
ただどちらのデッキも不安点があり、それを改善できるかでデッキ選択を行いました。
◆ロストバレット◆
中打点で戦っていく型が主流で、基本的に耐久相手には不利。
仮に中打点で刻む戦い方だと、1ターンのロスが負けに直結する。
また、空ピカのようなメタカードも存在する。
基本的に技のエネ要求が多く、手貼りだけで技を撃つのは難しい。
(ドガス相手に止まるのはこれも理由の1つ)
◆アルセコケコ空ピカ◆
デッキ自体の安定感はかなり高いが、どこまでいっても相手依存になるのがネック。
雪道+マリィ+まひしても超えてくる相手は超えてくる…。
プレイ面でカバーできる事はロストバレットに較べると少ない。
上記のような不安点を抱きながら入賞デッキを見ていた際にふと目に入ったのがロストレックウザ!
アメイジングレックウザならエネを5色採用すれば400ダメージで何でも倒せる!これはロストの不安点を解消できるかもしれないと思い、デッキの軸が決まりました。
4.調整段階
ロストレックウザを使うにあたって、水エネを入れたレックオーガ型か鋼エネを入れたレックライコウ型かで悩みました。
始めはカイオーガと合わせて使っていたのですが、下記のような違和感を感じたのでやめました。
・カイオーガ型だとエネ配分が水エネに寄るため、レックウザへの手貼りがしにくい。
・カイオーガが基本的に終盤でしか使えない都合上、序盤中盤での択と圧がライコウと較べて少ない。
・強い動きが終盤寄りなので、タイミングよく手札干渉を打たれると厳しい。
・そもそもレックウザでV対面を倒せるので、カイオーガでまとめて取るプランは必要ないのではないか。
以上のことからアメイジングライコウと合わせる型にシフトしました。
ロストの不安点であったドガス相手に何も出来ない可能性があるという点はライコウVに手貼りを2回するというプランも取り入れる事で解決しました。
この調整段階では自分の考えだけではなく、よく一緒に練習している人に沢山の意見をもらい、少しずつ調整してこのレシピになりました。一人でこれが正解だと決めつけてしまわず、色んな人の意見を聞いてみるのは非常に大事だと考えています。
5.当日に出来ること
まず自分は余裕を持って会場に着くように心がけています。一度焦ってしまうと自分のリズムに戻すのは思っている以上に難しいです。
次に対戦準備のルーティーンを決めて実行しています。自分の行動を1つずつ確認しながら丁寧に行うことで、なるべく同じ状態で対戦に集中できるようにしています。(試合が始まってからは時間との戦いで焦るので、試合前に一度整える事は非常に重要です。)
あと今回意識して取り組んだのが、負け後の気持ちの切り替えです。予選3回戦で3ターン動けない手札で数分で負けてしまいかなり萎えてしまったのですが、対戦相手の方が話してくださる方だったので試合後に話して思考のリソースを会話に割くことでネガティブな考えをしないようにしました。
余った時間もお手洗いや水分補給、1試合目と2試合目の良かった点を思い出すなど、マイナスの感情を少しでも減らして次の対戦に集中できるように努めました。
これはポケカ以外の普段の生活からしている事なのですが、目の体操は定期的に行っています。目は普通に生活していても疲れますし、ましてやポケカはサイド落ち確認や自分の手札、盤面の確認など思っている以上に目に負荷がかかると考えています。自分のタイミングで疲労回復に努める事も意外と大事なことです。
6.物事の考え方について
考え方は人それぞれです。なので、今回自分の執筆した内容も合う人と合わない人が確実にいます。ただ、自分と異なる意見は非常に貴重であるという事を意識してみてください。少し例を出すとすると、デッキレシピもすごく抽象化すれば意見です。カードの採用理由まではレシピでは分からないけど、その人なりの考え(意見)があってそのレシピになっているはずです。それを当たり前のように参考にしますよね?それと同じです。
意見を取り入れる取り入れないは自由です。ただ始めから汲み取る気がないと成長はありません。自分の考えだけで正解に辿り着ける人なんてそうそう居ませんからね!色んな人の考えを聞いて、それを自分の中で昇華してこそ良い考え(構築)に辿り着けるんです!
7.最後に…
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
noteの投稿は今後も気まぐれにやっていこうかな程度ですが、良ければスキ、フォローをお願いします!
また、普段からお世話になっている方々の力添えがあって今の成績になっています。
本当にありがとうございます。
まだまだ未熟ですが、これからもよろしくお願いします。
ではまた気が向いた際に!
みつき。(Twitter)
2023/1/19
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