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【全文無料(投げ銭制)】ジラーチ◇入りピカチュウVUNION【PTCGO勝率9割】
どうも、みつきと申します。
この記事では私がPTCGOで使用しているピカチュウVUNIONデッキについて解説させていただきます。
拙い部分もありますが、読者様に出来るだけ実りのあるよう詳しく丁寧に書きあげたので、最後まで読んで頂けると幸いです。
1.noteに投稿する理由
※この章は毎回同じ内容を記載しておりますので、飛ばしていただいても大丈夫です。
まず初めに、私がnoteに投稿しようと考えた理由について触れていきます。
ポケモンカードにおいて、「どのデッキに対して有利不利を取るのか」「このカードはどの採用枚数が良いのか」「どのように戦うのが有効的であるのか」など、対戦を重ねるうちに体感することは沢山あると思います。
その体で感じている事を言葉に起こし、具現化することによって、自分の考えを整理するとともに明確にする作業がとても重要であると考え、せっかく文字に起こすのであればnoteで誰かの為になればと考え、投稿に至りました。
2.デッキレシピについて
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66051651/picture_pc_7e2c87de1ed1fece0a6b6e6dec1e2756.png?width=1200)
【基本の動き】
トス(じゃんけん)に勝った際は後攻を取り、後攻1ターン目からのグッズロックを狙います。
良くあるパターンを簡易ですがまとめました。
・クワガノンVでスタート
→手札にクイックボールかハイパーボールがある際は、カプ・テテフの特性「ワンダータッチ」でグズマ&ハラを手札に加え、グズマ&ハラでサンダーマウンテン、特殊エネルギーを手札に加えることで後攻1ターン目からグッズロック出来ます。
・クワガノンV以外でスタート
手札にクイックボールかハイパーボールが2枚以上ある際は上記と同様の動きで、グズマ&ハラによりサンダーマウンテン、特殊エネルギー、かるいしを手札に加えることにより後攻1ターン目からグッズロック出来ます。
ボールが2枚以上無い場合は、バトルコンプレッサーでグズマ&ハラをトラッシュに送り、バトルサーチャーでトラッシュから回収して使うプランに切り替えます。
・サンダーマウンテンがサイドに落ちている
→嵐の山脈かキャプチャーエネルギーでカプ・コケコ◇をベンチに出し、特性「せんじんのまい」によりベンチのクワガノンVにトラッシュからエネルギーを付け、手張り込みの2エネでパラライズボルトを宣言することが出来ます。
・カプ・テテフがサイドに落ちている
→デデンネGXの特性「デデチェンジ」により山を掘り進め、バトルコンプレッサーでグズマ&ハラをトラッシュに送り、バトルサーチャーでトラッシュのグズマ&ハラを回収する動きを良く行います。山に1枚しかないグズマ&ハラを素引きするよりも、バトルコンプレッサーでトラッシュに送り、山に3枚あるバトルサーチャーを引く方が確立的に高いからです。
もちろん他にも様々なパターンがありますが、後攻1ターン目の動きが大体決まっている点は使いやすいなと感じております。
【各カードの採用理由】
・ピカチュウVUNION(4枚)
→エクストラは強力なグッズが多い為、150ダメージのグッズロックが非常に強いです。3エネで250ダメージの技もあるので相手のVポケモンを一撃で倒せる性能も持ち合わせており、柔軟な戦い方が可能な点も非常に評価が高いです。
・ライチュウ&アローラライチュウGX(1枚)
→エクストラではグズマがある為、ポケモン入れ替えやあなぬけのひもなどの入れ替え札が少なく、かるいしが多めに採用される場合がほとんどです。そうなると、マヒがとても刺さります。クワガノンV、ピカチュウVUNIONが倒された後の相手のサイドが1枚の時に、Nで相手のハンドを1枚にしてからのタンデムショックによるマヒで何度勝ちを手繰り寄せたことか...。
・クワガノンV(2枚)
→基本の動きで記載したようにサンダーマウンテンやカプ・コケコ◇のおかげで、後攻1ターン目からパラライズボルトによるグッズロックが高確率で実現出来ます。1枚採用だとサイド落ちした際に困るので2枚採用。
・モココ(2枚)
→特性「エレキダイナモ」により後続のアタッカーを育成する役割を担います。1試合で1体立てれればエネルギーは十分確保できるのでサイド落ちケアで2枚採用。
・メリープ(2枚)
→特性「ふわふわまくら」で相手を眠り状態に出来る優秀なモココの進化前のポケモン。サイド落ちケアで2枚採用。
・カプ・コケコ◇(1枚)
→特性「せんじんのまい」でたねポケモンでありながら、トラッシュから雷エネルギーをベンチポケモンに付ける事が出来る、雷タイプデッキには必須と言っても過言ではないポケモン。プリズムスターなので1枚しか採用出来ません。
・ジラーチ◇(1枚)
→特性「ほしにねがいを」で自分の番にウラになっている自分のサイドからこのカードをとった際、自分のベンチに空きがあるなら手札に加える前に使えて、このポケモンを自分のベンチに出してさらにサイドを1枚とる事が出来ます。ピカチュウVUNIONのサイド落ちのケアとして、グラジオかシャクヤが候補となり、せっかくサポート枠で採用するのであればピカチュウVUNIONのサイド落ちケアと別の使用プランも組み込みたいなと考え、ジラーチ◇とシャクヤのコンボに至りました。
ピカチュウVUNIONデッキはグッズロックで相手を妨害しながら盤面を整え、勝てるプランが見えてからサイドを取っていき勝ちまで持っていくのがセオリーなのですが、グッズロックをしても相手が止まらない場合はどうしてもあります。その際に火力がやや低いピカチュウVUNIONデッキはサイドレースで負けてしまいます。そんな時にジラーチ◇があると、採用していない時は諦めるしかなかった試合でサイドレースに勝つことが出来るので採用してからは勝率がグッと上がりました!
※特性は「自分の番に」と記載されている為、どちらの番でもないポケモンチェックで相手のポケモンがきぜつしてサイドを取った場合や、相手の番に相手のポケモンがきぜつしてサイドを取った場合には使用出来ないので気を付けてくださいね。
・ミカルゲ(1枚)
→マッドパーティーデッキ相手にグッズロックをする前の初めの相手の番にデッキを回されてしまって勝てなかった為、メタカードはあまり入れたくなかったのですが採用に至りました。
・カプ・テテフGX(1枚)
→特性「ワンダータッチ」によりグズマ&ハラなどのピンポイントで必要なサポートを持ってこれる無くてはならないポケモン。
・デデンネGX(1枚)
→基本の動きで記載したように、カプ・テテフGXがサイド落ちした際にデッキを回す為に必要なポケモン。このデッキのGX技はデデンネGXで使うことが8割。
以上がポケモン16枚採用。
・クイックボール(4枚)
→ネストボールではない理由は、カプ・テテフGXやデデンネGXを使用したい為。
・ハイパーボール(4枚)
→どのポケモンでも手札に加える事が出来るとても強いグッズ。手札を捨てる事はこのデッキにおいてデメリットとなる事が少ないので4枚採用。
・ポケモン回収サイクロン(1枚)
→初めはパソコン通信でデッキの安定感を上げようと考えていたが、PTCGOで資産が足りず持っていたポケモン回収サイクロンで回してみたところ、グッズロックしている状態で相手があまり火力を出せず倒しきれなかったクワガノンVを手札に戻したり、カプ・テテフGXやデデンネGXを手札に回収して再度使用することでジラーチ◇を置くためのベンチ枠の管理が容易になりました。また、限りなく薄い線にはなりますがジラーチ◇の特性を1試合で2回使えるという夢もあるので気に入っています。
・ポケモン入れ替え(1枚)
→初めはかるいしを3枚、ポケモン入れ替えは0枚で使用していたが、クワガノンVでパラライズボルトを使用した後にベンチに下げたい場面で、クワガノンVにちからのハチマキを付けていてかるいしを付けることが出来ない事があったので、かるいし2枚、ポケモン入れ替え1枚の採用。
・かるいし(2枚)
→ポケモン入れ替えで記載した通り。
・ちからのハチマキ(2枚)
→バトルポケモンへのダメージを20ダメージ上げるポケモンの道具。クワガノンVのパラライズボルト(グッズロック)が50ダメージで、ちからのハチマキで常時20ダメージ上がることにより70ダメージ×3回でVポケモンやGXポケモンを倒せるようになります。また、ピカチュウVUNIONのでんじしょうがい(グッズロック)が150ダメージなので、パラライズボルト50+でんじしょうがい150で倒せないポケモンVをちからのハチマキの20ダメージアップで倒せるようになります。ポケモンVMAX相手にはでんじしょうがい150を2回で倒せないラインが倒せるようになり、パラライズボルト50+みんなでピカボール250で倒せないラインが20ダメージ上がることで倒せるようになります。
エレキパワーでない理由は、グズマ&ハラで確定サーチ出来る点とポケモンにつけておくだけで常時働く効果であるからです。デデンネGXや博士の研究などでデッキをを回す関係上、エレキパワーをとりあえず使ったが効果的ではないタイミングであったという経験は「ミュウVMAX」のパワータブレットでスタン勢の方も理解していただけると思います。また、パラライズボルトなどのグッズロックでテンポを取って戦う性質上、使い切りで30ダメージ上がるエレキパワーよりも毎ターン20ダメージ上がる方が強いと考えております。デッキの枠を取らず、明確に必要なタイミングでピックして来ることが可能で継続性のある、ちからのハチマキがこのデッキでは強いと私は考えております。
・バトルコンプレッサー(4枚)
→山札から任意のカードを3枚までトラッシュに送ることが出来るグッズ。ピカチュウVUNIONをトラッシュに送る事がメインですが、「せんじんのまい」や「エレキダイナモ」の為に基本雷エネルギーをトラッシュに送ったり、バトルサーチャーとのコンボで実質的に山札からサポートを回収したり、不必要なカードをトラッシュに送って山札の状態を良くしたりなど、いつ手札に来ても状況に応じて使用する用途があり序盤からなるべく使用した為4枚採用。
・フィールドブロワー(2枚)
→相手に混沌のうねりを張られると後攻1ターン目からのグッズロックが難しくなるので、博士の研究やデデンネGXの特性で引いて来れるように2枚採用。また、特性「ダストオキシン」のダストダス対策としても2枚採用で良いと考えております。
・レスキュータンカ(1枚)
→モココが1枚サイドに落ちていて初期手札でモココをトラッシュせざる負えない際に回収する手段として必要。手札にボールが無い際にも、バトルコンプレッサーで山札からデデンネGXやカプ・テテフGXをトラッシュに送ってレスキュータンカで回収して使用するコンボも可能です。
・バトルサーチャー(3枚)
→デッキの性質上、トラッシュを活用するバトルサーチャーとの相性が良いので3枚採用。4枚だと初手など不要なタイミングで来ることが多くなってしまうので3枚がちょうど良いと考えております。
以上がグッズ24枚採用。
・博士の研究(1枚)
→手札を捨てながら7枚ドロー出来るのはトラッシュに送りたいカードが多いこのデッキと相性が良いので採用。2枚以上の採用も視野に入れたが、マリィやNといった相手の手札に干渉しつつ、グッズロックをする事がこのデッキの強みであると考えた為1枚採用。
・N(1枚)
→相手のサイドが2枚以下になった状態で使用するNからのグッズロックやマヒは非常に強く、エクストラでは少ないと感じている「捲れるデッキ」だと考えております。試合の終盤に使用出来れば良いので1枚採用。
・マリィ(1枚)
→基本的に1ターン目はグズマ&ハラを使用するので、2ターン目に使用したサポートになります。マリィ+グッズロックの強さはスタン勢の方も感じていると思います。このデッキは任意のタイミングで任意のサポートを使用する事が比較的に可能なデッキなので1枚採用。
・グズマ&ハラ(1枚)
→サイド落ちケアで2枚採用にしようか悩んだ程にこのデッキにおいて強いサポートですが、サンダーマウンテンがサイドに落ちてしまうと腐り札になるので1枚採用。
・シャクヤ(1枚)
→グラジオでない理由はジラーチ◇の採用理由で記載した通り。勝ち試合でジラーチ◇とシャクヤのコンボで勝てた試合が体感2~3割程度なので、採用して本当に良かったと感じております。
・ポケモンレンジャー(1枚)
→三神のオルタージェネシスGXの為だけに採用していると言っても過言ではありません。このカードが無いとサイドレースで負けてしまい、一方的に試合が終わる事もあるので採用に至りました。
・グズマ(2枚)
→相手のベンチポケモンを呼び出してグッズロックが強いことはスタンでもエクストラでも同じです。また、ウルガモスVデッキのように特性で山札を引いていくデッキに対しては相手のシステムポケモンを倒していく必要がある為2枚採用。
以上がサポート8枚採用。
・嵐の山脈(1枚)
→サンダーマウンテンがサイドに落ちている際に、グズマ&ハラで嵐の山脈、キャプチャーエネルギー、かるいしを手札に加えることにより、嵐の山脈でクワガノンVをベンチに置き、クワガノンVにキャプチャーエネルギーを貼ってカプ・コケコ◇をベンチに出し、バトル場のポケモンにかるいしを貼れば、トラッシュに基本雷エネさえあれば後攻1ターン目からのグッズが完成します。サンダーマウンテンがサイドに落ちていても後攻1ターン目からのグッズロックを実現する為に必要な1枚です。
・サンダーマウンテン◇(1枚)
→ここまでで説明してきた通り、とても強力なカードです。プリズムスターなので1枚採用。
以上がスタジアム2枚採用。
・基本雷エネルギー(7枚)
→仮に2枚サイドに落ちたとしても、「せんじんのまい」や「エレキダイナモ」をしっかり使用出来るように7枚採用。1枚減らしても回りそうな気はしてます。もし他に入れたいカードがあれば、ここから減らすと思います。
・スピード雷エネルギー(2枚)
→エネルギーを貼りながら2枚ドロー出来る事が強いと考えている為2枚採用。
・キャプチャーエネルギー(1枚)
→嵐の山脈の採用理由でも記載した通り、このカードが1枚採用されているかされていないかで、このデッキのグズマ&ハラの価値が格段に変わります。2枚採用でもいいかなと感じていますが、無色エネルギーを増やすと手張りする際に無色エネルギーが渋滞して困ることが発生しそうだったので1枚採用。
以上がエネルギー10枚採用。
以上が全てのカードの採用理由になります。もう少し詳しく知りたい場合はコメント、もしくはTwitter『@mitsuki_nano』のDMにてお願い致します。
3.戦績
![スクリーンショット (193)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66061850/picture_pc_c2f7fae5ac009234cc74df5dacff85f0.png?width=1200)
PTCGOで使用し、この構築に変えてから13戦12勝と非常に高い勝率となっております。
本来多少不利マッチである相手にもジラーチ◇のおかげで勝つことが出来ており、エレキパワー採用の上振れて勝つではなく、安定感で勝つデッキとなっております。
13戦全ての具体的なマッチレポートの記載は長くなるので省きますが、1つだけ三神カイリューデッキ相手の対戦レポートを紹介しておきます。
①三神カイリュー 先 6-4 〇
→相手が後攻で後1オルタージェネシスGX。先2でポケモンレンジャーを使いながらパラライズボルトで三神に70ダメージ。カイリューVにクワガノンVを倒される(相手サイド残り4枚)。シャクヤでジラーチ◇をサイドに埋めながらピカチュウVUNIONでカイリューVを倒す(ここではジラーチ◇を回収せず残りサイド4枚)。カイリューV2体目にデデンネGXを倒される(相手サイド残り2枚)。この状況で自分のベンチにカプ・テテフGXが居た為、相手目線では次のターンにピカチュウVUNION、カプ・テテフGXのどちらかを倒すプランを取れば勝てると考えている。しかし自分はジラーチ◇をサイドに埋めることに成功しているので、グズマで三神を呼び出してサイド4枚取って勝ち。
このようにジラーチ◇を採用することによって、グッズロックをしても相手が上振れると本来勝てないような状況でも、こちらがそれを上回る事が可能になります。
4.デッキの使用感
やりたい動きがほぼ実現でき、使用感はとても良いです。気になっている点はアマージョVのデッキと戦っていない為、特性「みちをふさぐ」のウソッキーが必要か否かです。マッドパーティーデッキやアマージョデッキのような、1ターン目で盤面を形成して後は毎ターン高火力のようなデッキ相手には分が悪いと感じているので、採用しても良いかと考えおります。変更案としましては、基本雷エネルギーを1枚減らしてウソッキーを入れるとスカイフィールドを利用するデッキなど見れる範囲が広がりそうですね。
5.総括
今回で2回目のnote投稿になりますが、伝えたい事がどれくらい伝わっているのか分からず不安です...。
なので、もしこの記事を読んで良かった、少しでも参考になったと感じた方はスキボタンを押していただけると「投稿して良かった。次もまた投稿しよう!」となりますので、是非よろしくお願いします。
またTwitterへの意見も歓迎です。
長くなりましたが、最後までお読みいただき本当にありがとうございました!
以上、最近エクストラの楽しさに気づいた「みつき」でした。
【1月13日(木) 追記】
YouTubeで「みつきの秘密基地」というチャンネル名で活動しておりますので、そちらも合わせてよろしくお願い致します!
ーおわりー
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