iOSDC Japan 2022に登壇しました
今年もiOSDCに参加しました。
自分がまだ学生だった2017年から毎年参加しているので、6年連続の参加になります。
しかも、今年はなんと自分のCfPが採択され、登壇することができました!
2年ぶり、2回目の登壇!嬉しい!
自分のトーク
今年発表したのは「iOS15からのCommunication NotificationとSiri」というニッチなテーマ。
Communication Notificationに興味のある開発者は多くないでしょうし、 正直採択されると思ってませんでした。
ただ、他に良いネタもなかったので、CfPを出さずに後悔するくらいなら、後悔しないためにも出しておこう、という感じでした。
すると、なんと採録!!
これはちゃんと準備しなければ…!と7月くらいから準備を開始しました。
さて、いざスライドを作ろう、とKeynoteを開いたタイミングで余計なアイデアが頭をよぎりました。
「発表スライド、SwiftUIで作ってみたらどうだろうか?」
さらに思考は進みます。
「アプリとして作ってしまえば、スライドの途中でもスムーズに通知のデモができるのでは?」
「なんなら連絡先との連携のデモも、ビデオとか撮らずにリアルタイムにできるのでは?」
「iOSDCが終わったあと、何かのイベントのネタになるのでは?」
気がついたら、どうSwiftUIでスライド発表するかをずっと考えていました。
課題もたくさんありましたが、いやらしいことに、絶妙に全部なんとかなりそうでした。
余裕を持って7月から作業を始めたのに、その7月はほとんどスライドを作らずに、SwiftUIでスライドを作るための調査と基盤を作るのに使ってしまいました。
なんとか8月くらいからまともにスライドが作れるようになり、後半はヒーヒー言いながらスライドを作っていました。
最終的にできたスライドがこちら。
タイトルスライドの下の緑の波は実際のスライドでは動いていて、実はiOSDCの公式サイトのオマージュです。https://iosdc.jp/2022/
アプリとしてスライドを作ったおかげで、アニメーションなんかも自由にできました。
ニッチなテーマにも関わらず、このトークを聴きにきてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
(特に)印象的なトーク
Swiftで我が家をより便利に、安全に!
めちゃくちゃギークな内容で、すごかったです。
SwiftでiOSアプリだけじゃなく、サーバーサイド、さらにはGPIOの操作まで行い、家を便利にしていく様子は圧巻でした。
Swiftを使った総合格闘技、といった感じです。
アニメーションAPIのすべて
iOSDCで毎年大きな反響をよんでいる岸川さんのトーク。
今年はアニメーションAPIとのことでわくわくしながら発表を聞いていたのですが、最初のスライド数枚で違和感がありました。
「あれ、これKeynoteでもPowerPointでもなさそうだぞ?」
やはり感じた通り、今回の発表のために発表スライドをアプリとして作っていました。
はい。まさかの発表手法の被り😇しかも岸川さんと😇
まぁ被ったからなんだ、という話ではありますが、びっくりしたのをすごく覚えています。
そして自分が発表スライドをアプリとして作る上で苦労したことを、この発表ではどう解決しているのか、そっちがどうしても気になってしまいました(笑)
もちろん、発表内容もすごく濃くて、非常に勉強になる内容でした。
あたらめて復習して、吸収していきたいです。
Xcode が遅い! とにかく遅い!! 遅い Xcode をなんとかする方法
今年のモリアガリトーク賞を受賞していたトークです。
「どう調べたら、その情報を見つけることができるんだ..!?」というトークです。
「Xcode、おっせぇな」と思っていた裏ではこういうことが起きていたんだなって非常に勉強になるトークでした。
After iOSDC
iOSDCが終わった後の話ですが、非公式イベントAfter iOSDCにも登壇しました。
iOSDCで登壇した翌々日の登壇ということで、かなりスケジュール的に厳しいものがありましたが、なんとかこなしました。
「iOSDCの発表スライドをSwiftUIで作った」というタイトルで発表しました。
この発表スライドもSwiftUIで作りました。
この発表では、今回のiOSDCのために作ったSlideKitという自作ライブラリの紹介を少しだけしました。
SlideKitを使うと、SwiftUIでスライドが作れるのでよかったらスターしてください。
https://github.com/mtj0928/SlideKit
まとめ
今年のiOSDCには登壇できてよかったですし、何より今年もたくさんの知見を得られてよかったです。
スピーカーの皆さま、知見を共有していただきありがとうございました。
そして運営の皆さま、今年も最高のイベントをありがとうございました!!
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