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【Vol.2】福島民報『民報サロン』コラム連載〜岳温泉と番頭さん〜

みなさん、こんにちは!
mt.inn(マウントイン)広報の髙木です!

前回は、福島民報社さんの民報サロン連載第1弾「きっかけはここにある」をお届けしました!私がなぜmt.innで広報という仕事をするようになったのかをテーマに執筆しました。
もう読んでいただけましたでしょうか?

mt.innをご存じない方のために、、、
mt.innは、福島県二本松市の岳温泉にある『ここはチャレンジのきっかけをつくり続ける場所』をコンセプトにした温泉宿です!
お客さまのチャレンジを応援するスタッフが、皆さまをお待ちしています。

<mt.inn “マウントイン”とは>
岳温泉(だけおんせん)にある「mt. inn(マウント イン)」は、日本百名山のひとつである安達太良山(あだたらやま)の麓にただずむ温泉宿です。全国でも希少な「酸性泉」の天然温泉は、三度の大災害を経ながらも1200年の時を経て先人たちが守り続けてきました。温泉に加え、アクティビティの宝庫でもあるのがこの地の魅力。登山、スキーなどの上級者から小さいお子さんのいるファミリー層やビギナーの方でも安心してチャレンジできるよう、現地スタッフが最適なプランをご提案します。

WEBサイトより

現在、福島県の新聞社、福島民報社さんの民報サロンにて、9月から12月までの計6回、コラムの連載を担当させていただいています。今回はその第2弾、mt.innの番頭さんがどんな人なのかついて書かせていただいた「岳温泉と番頭さん」を皆さんにお届けします!


プロフィール

■髙木芽依
福島県福島市生まれ。"岳温泉を元気にしたい"というコンセプトに共感し、マウントインに入社して2年目。主にOTA(Online Travel Agent)と広報業務を担当。

■齋藤智
mt.innの番頭ことGeneral Manager。
岳温泉の他施設で幹部経験を経て退職。その後、弊社代表からのヘッドハンティングに応える形で入社し、会社設立を支える。
「mt.innから人流を生み、まちを元気にしたい」という想いを胸に日々業務に従事している。

岳温泉と番頭さん

「岳温泉を盛り上げたい。ここに人を集めたい。他の旅館ができないことをしよう。」

これは岳温泉で生まれ育った番頭さんが、よく口にする言葉です。
私が働いているマウントインには、お堅い肩書きを嫌う”番頭さん”がいます。

番頭さんは誰よりもお客様のことを想い、誰よりもスタッフのことを想い、誰よりも有言実行、一緒に働いていると良い影響しか受けない、気付くとどこでも会話の中心にいて誰からも慕われる。そんな人です。

先日、ある人に、
「めいちゃん、今の仕事大変でしょ。何でそんなに頑張れているの?」
と聞かれました。
「確かに大変ですねー!でも、もっと頑張っている人が近くにいるので弱音は吐けないですね。番頭さんの姿や想いをもっといろんな人に届けたいので、むしろ止まっている暇が無いです。」
と答えました。

前述した通り、番頭さんは誰よりもお客様のことを考えています。常連さんの顔を覚えているのは当たり前。この人はいつもお札でお支払いする、なんてことまで頭に入っていて、顔を見るだけでお釣りの用意ができちゃうほど。いつも泊まりに来てくれるお客様の予約が入ると、挨拶するために残り、初めてのお客様の予約が多い日は、お客様が館内で困らないように残り、夜会えなければ朝早く出社する。朝から晩までお客様に合わせて仕事をしています。
「なんでこんなに働かなきゃいけないんだよー、疲れるー!って思う時もあるけど、お客さんと喋ると疲れが飛んじゃうんだよね〜。」
お客様という存在そのものが、番頭さんの仕事のモチベーションになっているのだと思います。

スタッフからの信頼も厚い番頭さん。私が新しいプランを立ち上げると、毎日何十件と入ってくる予約の中から、たった1・2件の新プランへの予約を見つけて
「予約入ってきた。素晴らしい!」
と必ず声をかけてくれます。
 少しやりとりで、私が劣勢になったらいつでも話に割って入れるようにと、新聞を読んでいるふりして近くで聞き耳立ててくれていること。新しいスタッフが入ると率先してその人と会話をし、その会話に近くのスタッフを巻き込み、最終的にはスタッフ全員で話をする。そして、慣れてきたところで自分はフェードアウトしていること。私は気付いていますよ? 

番頭さんの話をすると長くなりがちな私ですが、何が言いたいかと言うと、
「自分の成功より、教えた子の成功の方が何倍も嬉しい。」
と真っ直ぐに言える素敵な上司だと言うことです。私はこの人の下で働くようになって、改めて”誰と働くか“ということも仕事をする上で大切だと実感しています。

そんな番頭さんが、
 「岳温泉を元気にしたい。盛り上げたい。ここに人を集めたい。マウントインはそれからだ。」
と言うからには、私はこれからも岳温泉を盛り上げるべく奔走します。
「こんなに褒めちぎられたら、俺、仕事サボれなくなるじゃーん!」
と言う番頭さんの声が聞こえてきそうです。

2022年10月8日付福島民報『民報サロン』掲載


以上が、福島民報『民報サロン』コラム第2弾「岳温泉と番頭さん」でした!
番頭さんの人柄が少しでも皆さんに伝わったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

また、mt.innでは現在スタッフを採用中です!
番頭さんと一緒に働きたい!と思った方は、こちら↓

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