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高校時代の友達とのご縁


 高2の時、同じクラスになったKさん。凄く優秀で最初は「気が合わなそう‥」と感じた。ところが席が前後ろになり話してみたらそれは面白い子だった。視点の切り口が鋭く、斬新でとても笑いのツボが似通っていた。「面白いから読んでみて」といろんな漫画を貸してくれた。またその漫画の系統が私にはとても新鮮に感じた。
 そんな事で3年生も同じクラスになり結構いつも一緒に過ごした。彼女はとても勉強ができたのでいつも刺激を受けていた。文化祭もどこか冷めて見ていた私達は、図書館に逃げてみたりそういうところも似ていた。

 受験時期は、家庭学習に入るとそんなに会うこともなくなったが、たまたま同じ学校に入った事がわかり(学部は違うがが)連絡を取り合い同じ落研に入った。

 私は落語も下手だったが、Kさんは落語が天才的にうまく、しかも聴衆を話に引き込むレベルだった。その後こちらは県外に進学したので一時疎遠になったが就職で私が戻ってきたのでたまには遊ぶ事ができた。

 20代も後半になり、周りの人もボチボチ結婚し始めてたが、中々ご縁に恵まれずにいたところKさんが自分のいとこを紹介して下さったのだ。
  その人と結婚のご縁を頂き、子供にも恵まれた。

 今の自分があるのは全部Kさんのお陰なのである。そういうわけで、Kさんと私は親戚になった。

 楽しいこともたくさんあったが、親戚というのはとても近い関係で、他人を介して情報が伝わったりする事でお互いの誤解も生じたり、関係性が以前とは違う物になってしまった。でも今こうして家族に恵まれ幸せに暮らせているのはKさんのお陰と、とても感謝してしている。

 またきっと再開して楽しい時間を過ごしたいと思う。そういう日がきっと来る事を願っている。Kさん、友達になってくれてありがとう。kさんの幸せを心から願っているよ。そしてKさんとの出会いに心より感謝します。

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