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ヘッドフォン・ガール - Single

こんばんは。MOCKEN 永野です。
今さらだけど、10/4(水)に配信リリースした Digital Single - "ヘッドフォン・ガール" のお話をしてみようかなと思います。

ヘッドフォン・ガール

言うまでもなく歌詞の通りで、画面越しに(一方的に)出会った人の歌や諸々に惚れ込んでしまって書いた曲です。

賛否が極端に分かれている2Aの歌詞については、もともと全然違う予定だったんですけどレコーディングのとき歌録り直前になって閃いてブチ込んでしまいました…
きっとこんなこと歌わなきゃ嫌な気持ちになる人はいなかっただろうけど、歌わなかったらたった今 MOCKEN を知ってくれている人はもっと少なかっただろうし、もう好きにしてくれ!というお気持ち。

固有名詞で出てきたミュージシャンは、僕の十代に欠かせない2人でした。どう受け取るかはわからないけど、俺なりにリスペクトがないと「他人の名前なんぞ絶対に歌いたくない!」というのはあります。

変態的な歌詞を入れたのも、そういう歌詞を書く人に胸を打たれて今日まで生きてきた事実があったからこそなので、この曲を気持ち良く聴き終えてくれた人とはきっと近いモノを持っている気がする!もっとお互いのことよく分かり合える気がします。

そうじゃなかった人とも、別の曲で共通項を見い出せていけたらいいな。何もかも違う人なんてきっといないですから。

ちなみにこの曲は "彗星" と同じく2カポで6弦だけ外した簡易ドロップチューニングの曲です。
ドカーンとギターを弾いたときに低音と高音がバキッと分かれて厚く聴こえるあの感じ、地味にこだわりポイントです。
リフも開放弦を多用してアウトロだけ僕も竜之介さんのギターにハモってます。

本当に出会ったことない人に書いたので、本人には絶対知られたくない。知らん奴にこんなん歌われても100%迷惑だろ。
自分で書いたけど…

勘づかれても知らん振りを決め込む。
そう心に誓った永野なのでした。
ダサすぎる…

Negative Summer

この曲は完全フィクション。ただ明確に再現したいイメージがありました。

押見修造さんという漫画家さんの作品がめちゃくちゃに好きなんですけど、代表作「惡の華」の主人公「春日」とヒロインの「佐伯」さんの関係が、それはそれは果てしなく思春期の男子の心(童貞マインド)をくすぐられるワケです。

その作品は主人公が男性の「春日」だけど、女性目線で「惡の華」の雰囲気を演出したいという想いが何故かずっと前からあって、このタイミングで書き上げてみました。
歌詞に出てくる「河川敷」なんてそれこそ作品内の河川敷のコマを浮かべながら書いたし、勝手に花火大会開催させたけど…

物語的にはリンクしないけど、"Negative Summer" 内での恋敵がショートカットなのは「佐伯」さんともう1人のヒロイン(本当はこっちがメインのヒロイン)の「仲村」さんがショートカットだからです。

音楽的な部分だと「シンプル & ストレートでカッコ良く」を掲げて作りました。イントロは KAKASHI のインスピレーションです。僕はサビで使うコード進行が多くなりがちで、それはそれで好きでやってるんですけど、他の曲と若干差別化もしたかったので苦手なIV度からサビを始めて、自分の中では少ない種類のコードで簡潔にまとめてみました。
苦手なコードの付け方をした分、サビをサビっぽく聴けるようにメロディはすごく気を遣って作ったつもりです。

竜之介さんのギターもオクターブ奏法をメインにしたり、リズム隊もそう。細かいこだわりはありつつも、第一印象がゴチャっとしないように。
そんな中でのアウトロのギターはマジで天才でした。バッキング合わせて3本くらい鳴ってるんですけど、完全に竜之介さんのアイデアです。「バッキング + ツインギター」の美しすぎるアウトロになってしまいました。ライブじゃ全部は再現できないけど(笑)

正直かなりお気に入り。


雑まとめ

良いシングルだった!!

今年の大きいMOCKEN主体の動きとしたら12/22(金)越谷EASYGOINGSの自主企画になりますが、その日までにも大きいお知らせがある香りがプンプンしています。
ちなみにその日のチケットは今現在入金漏れがなければイープラスはSOLD OUTになります。

ただライブ会場で販売している手売りチケットは在庫があります!と言っても有り難いことに少なくなってきましたが。

イープラスより手売りの方が先に入場出来るので今からでも遅くありません。是非チェック & ゲットしてください!

良い年の締め括りと、良いお知らせを引っ提げて良い年明けも過ごしちゃいましょう。
まだちょっと気が早いかな。

何でもいいや!
これからも皆さんよろしくお願いします。
読んでくれてありがとう◎


MOCKEN 永野

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