家探し日本橋の良い点・悪い点(悪い点5選)
日本橋に住み始めて数年で、人形町・小伝馬町・馬喰横山・東日本橋と街がどんどん変わっていくとともに住人も入れ替わっています。
湾岸地域の注目度にはかないませんが、日本橋も注目度が増していると感じています。
湾岸・江東区の比較にはなりますが、日本橋の良い点・悪い点を綴ってみます。
今回は悪い点なので、良い点と合わせて、家探しの際に参考にしていただければ。
家探し日本橋の良い点・悪い点(良い点5選)|エムティーハウス
眺望良い住戸が限定的
人形町・小伝馬町・東日本橋付近は建物の高さ制限があります。
(細かいルールはあるようですが、実感として)一本道を入ると、高さ制限が36m - 38mでつまり12階から14階建ての建物で構成されます。
パークホームズ日本橋時の鐘通りが18階建てで、パークホームズ日本橋本町が14階建てなのも高さ制限によるものと推測します。
日本橋は立地がよく、効率性を考えてどの場所も高さ制限いっぱいまで建物をが立ち並ぶことに加えて、道幅が狭いため、眺望がよくありません、通称壁ドンがほとんど。
眺望がよい住戸を探すには隣接する建物が低い住戸を探す必要がありますが、そのような場所は多くないため、湾岸やタワマンの眺望を求めるには不向きな場所だと思います。
日当たりが良い住戸が限定的
日当たりが限定される理由が眺望がよくないと同じく、高さ制限までいっぱい建物が立ち並び、道幅が狭いことが理由になります。
しかし、日当たりは11階や12階であれば、日差しが斜めに入ってくるため、日当たり良好な住戸もあるため、眺望のよい住戸よりは探すことが容易だと思います。
眺望と同じく湾岸やタワマンの日当たりを期待する方には不向きな立地かと思います。
大規模物件が少ない
古くからの建物があるため、まとまった土地の入手・土地の統合が難しく、小規模でも需要はあるため、土地をまとめ上げる前に小規模でもどんどん建物が建っていきます。
他地域比較で、日本橋はオフィス・ホテルのニーズも強く、広い土地があればオフィスやホテルと競合します。実際に大きな敷地はほとんど法人需要の建物に占められているというのも特徴だと思います。
高さ制限も相まって、総戸数が100戸以上の物件も数えるほどしか存在しません。そのため、エレベータ待ちや修繕積立金の問題も日本橋で家探しをする際には気になるところです。
総戸数500戸超のタワマンや江東区の総戸数200戸を超えるような板状マンションは日本橋にはありません。
(タワマンはリガーレとトルナーレがありますね)
3LDKが少ない
今でこそ、日本橋が住む場所として注目されていますが、2000年代はスーパーも限定的で、住むには適さない場所と考えられていました。住むとしても単身者中心でDINKSぐらいまで、子供がいる家族を想定されて建物が計画されていないため、日本橋のマンションは1LDKまでが中心で、すこし広くて2LDK、3LDKは非常に希少な存在です。
コロナ禍以降、広い部屋・部屋数を求めるトレンドと日本橋の住みやすさが広まるにつれて、3LDKの需要が多くなっているにも関わらず、マンションは1LDK・2LDKが中心のため、需給のバランスが崩れています。
3LDK以上の部屋を探すのが他の地域に比較して難しいと思います。
共用施設が充実していない
規模にほぼ比例すると思いますが、日本橋のマンションで湾岸のような豪華な共有施設があるマンションは存在しません。
タワマンのStudy SpaceやKids Roomは雨の日やご家族には満足度が高いと思います。
ただし、日本橋は徒歩圏に何でもそろうので、街が実質共用施設のようなものだとも言えます。
交通の便も含めて、マンションに共用施設が不要とも思えます、この辺りは日本橋の良い点で綴っていきたいと思います。