タワマン暴落あるの?→私はないと思います!
こんにちは!中古マンション売却コンサルタントのツノダです。
いつもご覧になっていただきありがとうございます。
本日は「タワマン暴落あるの?→私はないと思います!」というテーマでわかりやすく解説いたします。
※動画もぜひご覧ください。
どんな場所のタワマンの価値が落ちにくいかも解説しますので、もしよろしければ最後までご覧になってください。
マンションを買おうと思っている方はもちろん、興味だけはあるという方など、ぜひ多くの方にご覧になっていただければと思います。
【タワマンが暴落するという理論】
最近のコロナ禍で、タワマンの価格が暴落するという記事が増えています。「タワマンは過去の遺物」とか、「タワマンは価値が剥落する」とか、「高値掴みしている人」とか散々な言われようをしています。
毎日のように記事になっていますね。
私も中古マンションの仕事に携わっていますので、そういった記事をチェックするようにしています。
根拠としてあるのは、タワマンに住んでいる人は利便性だけで選んでいるからテレワークが進んだら住む意味がなくなるとか、人口減少が進んだら住む人がいなくなるとか、そんな話です。
あとは、タワマンって基本的には高所得の方が多いので、タワマンの価値が上がっているというよりは、暴落するという記事の方が一般の方からは注目されるというのがあるかもしれません。
ちなみに私はごく普通の江東区の9階建てのマンションに住んでいます。ですので、絶対タワマンを今買っといた方がいいとか、絶対今売りぬけるべきだともいうつもりはありません。
ただ仕事ではタワマンの売買仲介も行っていますので、中立に話したいものの、そのポジションのトークも入ってしまう可能性もあるかもしれないことだけ事前に伝えておきます。
【多くの人がタワマンを選ぶ理由】
私は仕事柄、湾岸タワマンの売却・購入の仲介を行っていますが、購入する方の購入動機としてもちろん利便性ということもあるのですが、それだけではありません。
タワマンがあるところって、駅から近かったりとか、商業施設が近かったりとかだと思うのですが、それ以外にもメリットがあって公園があったりとか、街がきれいだったりとか、再開発されているケースが多いんですよね。
ということは利便性だけではなくて、子育ての環境にもいいということです。
例えば東雲水辺公園とか、豊洲ぐるり公園、晴海臨海公園とか、大きいというか長い公園があって、子育てには向いている印象です。
そして、ランニングとか、お散歩とか人工的な自然ではあるものの、住環境としては優れているのかなと思います。
そして、キッズルームとかは雨の日とか、冬の寒い日とかはあると便利なのかなと思います。あと、ロビーが広かったりもすると思いますし。
ということで、タワマンに住んでいる方は、利便性だけではなく住環境や共用部分などのメリットを感じて購入しているのです。
実際に同じ通勤距離でタワーではないマンションがたくさんありますが、タワーも売れているというのは利便性だけではないからといえます。
【過去に価値が下がった場所】
湯沢のスキーリゾートエリアのマンション価格は暴落しています。そして、多摩ニュータウンも住環境は非常にいいと思うのですが、都心から距離が離れ高齢化しています。そして、最近だと郊外の高級住宅街の価値が下がりはじめています。
スキーリゾートはそもそもスキー人口が減ったことが大きいのですが、多摩ニュータウンや郊外の高級住宅街で考えると、徒歩圏内に大型ショッピングセンターが比較的少なかったりといった街の魅力がなくなってきたということがあるのかもしれません。
【東京都の人口・世帯数は?】
地方に大学がたくさんありますが、若者は東京の大学に入学しようとしています。そして、地方の大学生も東京で就職する傾向にあります。
一方、お年寄りの方が郊外の一戸建てから便利な都心へ引っ越すケースも多いです。引退されていますので、通勤は関係ないはずなのですが、病院や商業施設が多いからという理由もあるようです。
子育て世代も学校や子育てを考えて、都心部を選んでいる方が多いようです。
もちろん、テレワーク推進で一部の方は田舎暮らしを始めたり、二地域居住を始めたりとか、住み方も多様化してくるかもしれません。
そこまでいかなくても、郊外の大都市とかで広いマンションに引っ越す方も一定数はいるかもしれません。
ただ大多数の世帯は東京に住み続けるのかなと思っています。
【そう考えると、タワマンの価値は?】
タワマンに住みたい方は減らないのかなと思います。一部テレワークなどで田舎暮らしを始める方がいる一方で、郊外から便利さを求めてタワマンへ引っ越してくる方も多いと考えます。
ただし、すべてのタワマンの価値が下がらないわけではありません。
周辺に大型商業施設がなかったり、大きな公園がなかったりすると、住んでいて楽しくないかもしれません。そういう場所のタワマンは冒頭の暴落ということがあるかもしれません。
結論としては、タワマンがどうとかいうよりは、周辺になにがあるのかが重要なのかなと思います。
【本日のまとめ】
コロナ禍でタワマン暴落という記事が増えています。
根拠としては、タワマンは利便性だけということと、根本的な人口減少など。
ただタワマンを選ぶ理由は利便性だけではなく、周辺環境や共用部分も決めてになっています。
価値が下がっているエリアは街自体の魅力が下がっているケースが多い。
一定数、田舎暮らしを始める方がいる一方、地方から都心へ引っ越す若者・お年寄りは多いと考えます。
そうすると、タワマンがどうというよりは、周辺がにぎやかなエリアは資産価値が落ちにくいといえるのかなと思います。
本日は以上です。
ご質問等ございましたらお気軽にお願いします。
また、売却相談や査定依頼などもお待ちしております。
最後までご覧になっていただき、ありがとうございます。
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