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『ブルームバロウ』のカード評価しよう

『ブルームバロウ』のカードを事前評価やってみます。
判断基準は『ブルームバロウ』発売後のスタンダード環境を目安にして、気になる・使われそうなカードを探します。

スタン落ち挟むのでいつも以上に予想が付きようがないので気楽に評価。
予想が当たったら喜んで、節穴だったら笑おう。

・ハツカネズミ

今回の本命枠。既存の赤単アグロ、果敢アグロをベースにハツカネズミから強そうなのを足すシンプルな形。既に使われているカードで雄姿を誘発できるので構築に無理がなく、土地の起動効果で2マナで速攻付与して雄姿を誘発する《岩面村》でゲーム終盤も粘り強く戦えそう。
白タッチで《岩山炎の後継者、メイブル》から「岩山炎」で後続に速攻付与したり、《稲妻のらせん》追加もあり。

本格的な白赤混合もありうる。その場合は横並べして《花足の剣豪》で全体強化が基本形になりそう。《岩山炎の後継者、メイブル》は場の全体強化に加えて、除去された後でも「岩山炎」で後続の強化もできて突破力の高い1枚。
《怒り狂う戦闘ネズミ》は展開補助と雄姿のトリガー役で二度おいしい。

低コスト主体なので《露滴療法》も入れてもいいかも。

・トカゲ

直接ダメージ飛びまくりで方針が見えやすいのがいい。
123マナ域どこもクリーチャーが充実しておりカード同士のシナジーが強く同じ方向を向いてるのでとても扱いやすそう。
ただカード1枚の性能よりもカード同士のシナジー重視なので、除去で流れを止められてしまうと単体では思うように打点が出ずに困る可能性はありそう。

・コウモリ

ライフ回復の下地は《手つかずの饗宴の事件》や《残忍な巡礼者、コー追われのエラス》《アマリア・べナヴィデス・アギーレ》で今でも整っている。
ここにライフをダメージに変換する係の《本質の媒介者》《星景の僧侶》が追加され、《月の集合》でドローしたりここでも《露滴療法》でリカバリーもできるので結構やれるんじゃないか。
ただ回復軸で言えば1マナ置き回復2種ある今が全盛期でそれでも活躍できてないのは気になる所。

・気になったカード

《暗黒星の占い師》新生でも4マナ、2体出ればスタン落ちする《不笑のソリン》の代替品ぐらいの感覚で使えないだろうか。2体残り続けて自傷ダメージが嵩むのは少し怖い。
《羽の夜のマーハ》相手がまともにクリーチャー戦できなくなるなら強いんじゃないか。護法で手札要求のいやらしさは《墓地の侵入者》でお墨付き。
《腐敗口のバイパー》早出しできる大型はとりあえず使ってみたくなる。

今の緑の生命線は土地加速。《肥えた緑甲羅》はアドバンテージ性能が高くフィニッシャーとしても機能する最優先除去対象のクリーチャー。タフネス型クリーチャーは意外と多く《断崖の見張り》や《名もなき都市の歩哨》《分派の説教者》《黙示録、シェオルドレッド》とミッドレンジに入るクリーチャーで普通に条件を達成できるのが良い。

緑はクラスカードが強いのでアグロ路線もやれるかもしれない。《亭主の才能》はレベル1から毎ターン+1カウンターを置くのが強いのは言うまでもなく、1マナでレベル2に上がれるのが良い。

《呪文渦》はスタン落ちする《記憶の氾濫》の枠に入る呪文。デッキに必須のドロー枠に打消しの選択が加わるのは非常に頼もしい。UBコントロールのお供に。
《運命の大嵐、ドラゴンホーク》は5マナ役割の被る《骨集めのドラコサウルス》とどっちがいいか。殴り合えば《骨集めのドラコサウルス》に分があるしそっちかなあ。
《噴水港》ミレックスが使われているのでこれも可能性ある。柔軟な選択肢があるけどミレックスの色マナが出るのは助かったりで一長一短。

《全てを喰らうもの、イグラ》実質5マナになった《血管切り裂き魔》。全除去がないタイミングだととても強い。スタン落ちで全体除去を使う筆頭のコントロールが弱体化してくれるなら活躍するんじゃないか。
《悪名高い残虐爪》とりあえず使いたくなる1枚。威迫持ちで攻撃通す力はある。防御力はない。現実的な範囲での当たりは除去兼用で入る《執念の徳目》《嘶くカルノサウルス》か。
《轟く機知、ラル》今のこの色の最強カードは《間の悪い爆発》。更地になった所にPWを置けるなら相性は悪くないはず。

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