見出し画像

MTGスタンダードM21環境6週目,7週目

・始めに

MOスタンダードチャレンジの結果をまとめたものです。

こういう環境をまとめたもの、環境の変化が見えるようなもの、見返しやすいものが欲しいなと思ったので、とりあえず自分でやってみています。記事の書き方は試行錯誤中ですのでアドバイス等あればよろしくお願いします。

・8/3の禁止改定と前環境への影響

8/3緊急で禁止改定が行われました。内容は以下の通り

画像3

これにより多くのデッキが打撃を受けました。

画像4

グラフは前回の更新から、白抜き部分が今回禁止されたカードを含むデッキです。程度の差はあれ、実に3分の2近くのデッキが今回の禁止の影響を受けています。というかアグロ以外全部です。

またアグロ系には直接の影響はありませんが、アグロが多く使われていたのは環境での立ち位置がよかったという面もあると思うので、いずれにせよ大きく環境が変化するでしょう。

ということで実際の結果を見ていきましょう

・M21環境6週目

なぜかチャレンジの結果が更新されなかったため6週目はありません。
元々この後に緊急禁止改定が起きたため、禁止前の環境なのでやる意味合いは薄いのですが…。
禁止改定の影響で更新が遅れたとかお蔵入りとかも思いましたが、それにしても全フォーマットでこの週のチャレンジの結果がないのはおかしい…。

(追記8/18)
8/13にずいぶん遅れましたがこの週の結果が更新されました。
スタンダードはすでに全く別の環境な事もあり、この記事での追記による修正を行わず次週の記事にて結果をまとめました。​

・M21環境7週目

禁止改定後の新環境初のチャレンジです。

(8/8 STANDARD SHOWCASE CHALLENGE)
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-showcase-challenge-2020-08-09
1.赤単アグロ
2.RUGアドベンチャー
3.黒単アグロ※レギサウルス型
4.赤単アグロ
5.BUGランプ
6.RUGフラッシュ
7.RUGフラッシュ
8.黒単アグロ※レギサウルス型
9.BUGランプ
10.BUGランプ
11.RUGエレメンタル
12.RUGアドベンチャー
13.赤単アグロ
14.BRサクリファイス
15.UGランプ
16.BUGランプ
17.BUGランプ
18.BUGランプ
19.URフラッシュ
20.BUGランプ
21.緑単アグロ
22.赤単アグロ
23.赤単アグロ
24.UGフラッシュ
25.BUGランプ
26.RUGアドベンチャー
27.BUGランプ
28.BUGミッドレンジ
29.UGランプ
30.RUGエレメンタル
31.BRサクリファイス
32.RUGアドベンチャー
(8/9 STANDARD CHALLENGE)
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-challenge-2020-08-10
1.BUGランプ
2.BRルールスサクリファイス
3.RUGアドベンチャー
4.BUGランプ
5.BUGランプ
6.BUGランプ
7.RUGエレメンタル
8.緑単アグロ
9.BRルールスサクリファイス
10.緑単アグロ
11.BUGランプ
12.BUGランプ
13.RUGアドベンチャー
14.BUGランプ
15.RUGアドベンチャー
16.BUGランプ
17.WBRウィノータ
18.RUGアドベンチャー
19.RUGアドベンチャー
20.BUGランプ
21.BUGランプ
22.BUGランプ
23.赤単アグロ
24.WBRウィノータ
25.RUGアドベンチャー
26.BUGランプ
27.WBブリンク※80枚
28.WBブリンク※80枚
29.RUGフラッシュ
30.赤単アグロ
31.URスペル
32.赤単アグロ

画像1

まず前週の環境から今週消えたデッキについて、
荒野の再生BRGサクリファイス白単アグロWUGランプWUコントロールが消えています。前者2つは禁止によりキーカードが消えたもの、後者2つは禁止カードで弱体化したデッキです。

またBRサクリファイスは禁止の影響を受けながらも形を変えて生き残っています。(囁く兵団採用型、相棒ルールス型それぞれ2ずつ)

今週1番のデッキは前環境でもちょくちょく顔を見せていたBUGランプ
《時を解す者、テフェリー》禁止と環境の変化で一躍トップになりました。

白入りのランプデッキは今週はゼロ。他に採用されていた白のカードは《空の粉砕》や《エルズペス、死に打ち勝つ》など、これらだけでは白を選ぶ理由にはならないんでしょうか。

二番手はアグロ系。白単アグロと《狩り立てられた悪夢》採用型の黒単アグロが消えたが、後は大体前回と同じ傾向です。
アグロのトレンドはこれまでも変化しがちでしたが、消えた2つは後から出てきたデッキであり前環境へ最適化されていたというのも大きいんでしょうか。

そのほか前環境では見かけなかった、《幸運のクローバー》でアドを稼ぐRUGアドベンチャーや《発生の根本原理》と《峰の恐怖》を採用したRUGエレメンタル、3テフェリーに抑圧されてきたインスタントタイミングで動くフラッシュ系のデッキなどが多く数を残しています。

画像2


ベスト8はベスト32と大体同じ分布でやはりBUGランプが頭一つ抜けてます。ちなみにM21初週の結果もこんな感じでランプが勝ってました。

・終わりに

M21環境もちょうど半ばぐらいの所で行き詰った環境にメスを入れる大盤振る舞いの禁止改定がされました。これでまた環境の新鮮さが取り戻されたように思えます。

個人的に気になるデッキは現スタンの禁止カードの半分近くを占めるエルドレイン出身のRUGアドベンチャー。カードパワーの強い場所から生まれているのでそのポテンシャルに期待できそうです。

M21環境も折り返し地点、そしてローテーション前の最後の環境、楽しく遊べる環境になってほしいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?