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病気が教えてくれた、大切なこと

こんばんは。
病気って自分には関係ないと思っていますよね?(いましたよね?)
僕も数年前まではそう思って生きてきました。
今回は僕が病気になって経験したことを記録も兼ねて綴ろうと思います。
少し重い話になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。


2年前、私は突然の病に倒れ、1ヶ月半の入院生活を送りました。それ以前から「何かおかしいな」と思うことはあったのですが「年齢のせいだ」と気にせずにいました。

体重が少しずつ減っていたり、
喉の奥に違和感を感じたり、
ご老人より歩く速度が遅くなっていたり…
30代男性がご老人より歩くの遅いってかなり体力落ちてたと思います。

そんなある日突然、40度の発熱に見舞われました。何度解熱剤を飲んでも、また体温は上がる。恐怖でどうしようもなくて藁をもすがる思いで転がり込んだ病院で。そこで、血液・脊椎・骨髄・気管支・大腸とありとあらゆる部位への検査をしてもらいました。そして入院して2週間後に高熱の原因が判明したのです。

この高熱は2ヶ月ほど続き、同時に肺炎も発症したためか咳のしすぎで肋骨にもひびが入りました。

入院中に体重は8キロも減り、退院後も日常生活に支障が出るほどの体力低下に悩まされました。もう本当に心も身体も相当大きなダメージを受けていたと思います。元々、細身の体型なのに8キロ痩せた時には、このままシャーペンの芯にでもなって死んでしまうんじゃないかと考えちゃいました。


その後、半年間の休職を経て、少しずつ体力を取り戻していきましたが、この経験が私に一つの大きな気づきを与えてくれましたんです。

それは
「無理をして生きるのではなく、自分のペースで生きたい!」
と言うこと。

そんな思いを抱きながらマイペースに働き続けていましたが、昨年末に遂に決断しました。それは、紆余曲折の末にようやく手に入れた公務員の身分を捨てるということです。公務員という身分は、かなりの遠回りをし苦労して得たものだったので、この決断はそう簡単なものではありませんでした。しかし、自分の体と心を守るために、これが最良の選択だと信じています。

いくら公務員という安定した身分であったとしても、自分の身体を痛めてしまっては駄目なのです。健康に対する意識も、お金に対する意識も、もちろん仕事に対する意識も180度変わりました。

もっと自分らしくに生きてもいいんだ。
もっと自分のやりたい事に挑戦してもいいんだ。
(もう少しお金を好きなものに使おう…笑)
そんな事を考えるようになりました。

私のこの経験と気づきが、同じように苦しんでいる誰かに届けばと思い、今回noteにこの話を書かせていただきました。今後も、無理せず、自分らしい生き方を追求していきたいと考えています。

(その生き方が「写真撮影」だと信じて。)



と、ここまで思いのまま書いてみましたが、なんだか恥ずかしくなってきました。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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