禁止改訂を語ってみる!リミテプレーヤーのオムナスくんとの思い出は?!

昨晩、禁止改訂がありましたね。
ゼンディカーの夜明けが発売されてから、17日という速さで禁止になった、【創造の座、オムナス】。確かにスタンダード解禁からは17日ですけれど、プレリが1週間前からあって、以前にも比べかなり遊べるようになった昨今からすると、もっと戯れていたような気がします。

リミテッドプレーヤーからすると、オムナスの禁止は全く影響ないかというと、実はちょびっとあったりします(笑)
それは、ドラフトの景品を順位取りにしているときのモチベーションの変わりようです(笑)
セット内でのトップレアが禁止裁定の関係で相場が下落し(4,000円程度から1,800円程度まで一旦落ちましたね)、パックから出たときのテンション、初手で引いたときの構築やピックの力の入れ具合といったら、絶対に変わると思うのです。

ちなみに、リミテッドプレーヤーである私とオムナスくんの関係は、プレリの初日にショーケース版でパックから出てきて、強引に4色を組みたくなっただけの仲です。つまり、6試合程度しか一緒に戦ってないんですね!

一番影響が大きいのはショップをはじめ、大量に保有している方だと思います。ただ、これは一時であり、使われるカードが増えるほど、それ以外のカードの相場があがります。オムナス1枚で見向きもされていなかったカードたちが光り輝くんですよ!

ポジティブに考えるなら、こうなんですが、問題なのは、英語のセットブースターが販売されていない中、禁止カードを出してしまうことが問題で、届く人の楽しみが少し削られてしまいます。

大方の予想の如く、今回の禁止をすり抜けたとしても、1ヶ月後には禁止されるケースだろうと予測されていました。それはみんなも納得で、損する可能性のあるものはあまり持ちたくないという状況になっていたかもしれません。

さて、今の環境は前の環境から続いているものです。前の環境で禁止されたものは、そのままというのもわからず、面白さを増やすなら、ローテーションのたびに、一度禁止裁定を受けているカードたちを解除し、カオスな状態を作ってから、禁止を考えてみてはどうでしょうか?(笑)

巷では、禁止解除スタンダードなるカジュアルな遊びが盛り上がっています。盛り上がっているものの、プレイ人口は多いわけではないため、どのよなメタになるかはわかりません。トッププロがすべてのカードが使える状況下の中何を選択するのかは、個人的に知りたいところもあり(どーせ、オーコやウーロやオムナス、そして創案の火など強カードを詰め込んだ形になると思いますが、それでも60枚という制限がある中、取捨選択する必要があるため、多少はバラけるかと。)、さらに相棒のルールも一旦戻してみたらどうなるかも試してみて、環境がどうなるか判断してから、変えたら良いと思うのです。

今は、紙(テーブルトップ)よりデジタル(アリーナ)が主戦場になりつつあるため、デジタルが壮大なデバッグの場として機能し、緩やかに遊びたい紙プレーヤーに情報が落ちてきたら良いのかと思います。

ちなみに、リミテッド(特にドラフト)の場合、デジタルと紙では超えられない壁があると思います。競技的にもカジュアル的にも楽しめる紙でのドラフトは、デジタル以上に情報が多く、そして終わったあとのコミュニケーションも重要な場所となります。個人的には、紙でのドラフトがもっと流行れば良いなと思っており、楽しみ方を模索することに燃えています(笑

禁止カードも堂々と使える(パックから出た場合)リミテッドを、みなさんもぜひ!

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