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【モダン】機械兵団の進軍「深根の道探し」の可能性を探る+α（青緑マーフォーク）

どーもくん

皆さんこんにちは、どーもくんと申します。
最近は公私ともに忙しく、大会に参加することは勿論MOもなかなか触れない日々を送っております。

そんな中でも機械兵団の進軍「深根の道探し」を採用した拡散型マーフォークをMOで10マッチ程回してみたので、今回はその使用感についてまとめていきます。

１、深根の道探しとは

新弾「機械兵団の進軍」より

深根の道探しがプレイヤーやバトルのうち１つに戦闘ダメージを与えるたび、諜報１を行う。
その後、あなたはあなたの墓地にある土地・カード１枚をタップ状態で戦場に戻してもよい。
（諜報１を行うとは、「あなたのライブラリーの一番上にあるカード１枚を見る。そのカードをあなたの墓地に置いてもよい。」ということである。）

＜事前評価＞
(1)(G)の2マナ（シングルシンボル）は青ダブルシンボルが多いマーフォークのマナベースにおいても合格点。2/3のスタッツもラガバンを一方殺できる点で環境ともマッチしています。

また、能力面も島渡りロードの恩恵により、攻撃の通りも良さそうです。
フェッチランドやキャノピーランド、魂力土地（大田原、母聖樹など）、戦闘で墓地に落ちた変わり谷を使いまわせるのも魅力です。


２、デッキリスト

次に、使用したデッキリストがこちら。

拡散型マーフォーク (タッチ白)

4枚入れるスペースはないものの2枚では少ないと判断、メインで3枚採用としました。


３、所感

端的に言うと「帯に短し、襷に長し」という評価でした。

【評価】最速で置きたい場面がなかった

マーフォークというアーキタイプは2マナ域が非常に多く、デッキの核となるそれらよりも先に置きたいか、といわれるとそこまでの強さを感じませんでした。

激浪の形成師も2マナ（キッカーあり）運用の方が多い

深根の道探しの能力が活きるのは2ターン目に設置、3ターン目から攻撃を通してフェッチを回収するムーブです。しかしこの際に島渡りを通すには3ターン目に島渡りロードを置く必要があります。

そうすると本来3ターン目に置きたいシヴィエルン、メロウの騎兵、否定の力（メインでの構え）、拡散スタートの集合した中隊などデッキ本来の「強い動き」を阻害し、かみ合わせが悪いと感じました。


【結論】専用構築でないと強さを発揮できない

ヴォーデイリアの呪詛抑えのように既存の構築に違和感なく入るという種類のカードではありませんでした。※デッキの核となる動きにはならない為、サイド後は優先的に抜く場面が多かったです。

深根の道探しの能力を活かすには、廃墟の地を使いまわすなどで土地を攻める戦略や専用の構築にする必要があるようです。


【仮説】深根の道探しが活きる専用構築

ネットを探してみるとエムリーやタッサの信託者を使ったコンボデッキで結果を残していました。

また、晴れる屋の掲載リスト（モダン）ではマーフォークではなく幽霊街や魂力土地を採用したデス＆タックスで採用（4積み）されているようです。


４、おまけ（新たなデッキ構想）

深根の道探しの次は、波使いと鏡の精体を組み合わせたコンボデッキを考えています。

鏡の精体の起動型能力で波使いから出たエレメンタルトークンを多相化することでパワータフネスの底上げ+マーフォークロードのバフ効果や島渡りを付与するというコンセプトです。

ちなみに自身のコントロールするクリーチャーは全て多相化するため、アトランティスの王をはじめとするマーフォークたちも波使いのエレメンタルバフ効果を得られるという相乗効果もあります。

X＝3マナ起動で自陣の基本スペックが3/3に！？

次回は上記コンボを搭載したデッキを試してみたいと思います。
今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。それでは。

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