髪の毛が伸びに伸びたので顔のない絵を描いた
※昔書いた文章を編集し転記しています。
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コロナ禍の昨今、元々外に出る事がなかった自分が、ますます外に出る機会がなくなりました。
特に人に会う用事もないため、いつもだったらとっくに切っている髪の毛を未だに切れずにいます。
思わぬ形で自己実現?
髪を乾かした後、ふと鏡を見ると、鼻と口以外すべて毛で覆われている何かが目の前にいるんです。
すだれのような前髪の隙間から、こちらを伺い見る様子の何か…。
短かった髪の毛の頃だったらこんなこともなかったのですが、コロナ禍の変化のない生活でも時間の経過を意外と身近なところで感じます。
髪の長い男の人のルックスにちょっと憧れがあったものの、暑いし重いし鬱陶しいしで耐えられず切っていましたが、思わぬ形で実現しました。
絵を描いたら人じゃないみたいになった
誰かわからないような、そもそも生物なのかもよくわからない姿を見て、描いてみようかなと思いました。
完全に個人的な好みの話ですが、古典・現代に関係なく、人物画よりも抽象画などの方を好む傾向があります。
人物画作品に対して画力的に、色彩的に、構成的に問題があるとか何とかの話ではなく、むしろいいなあと思うものもあります。
ただ、生きているもの、自分とは違う世界で生きている人の物語をまざまざと見せつけられているような感覚がして、そこが好みからずれるのだと思います。
髪の毛で表情が見えない状態に興味が湧いてきて、描いてみたら人だけど人じゃないみたいな絵になりました。
描いた絵
今回の絵は、iPadアプリ「Adobe Fresco」で描いています。
Adobe Frescoは、デジタルだけどアナログのような絵を描きたい方におすすめのアプリです。
デジタルで描く事に苦手意識があった自分でもスイスイ描く事ができました。
先ほども書いた通り、人だけど人じゃない状態に興味が湧いたため、人の特徴的な部分はなるべく見えないようにして描いています。
動植物でも似たような事ができないかなーと思うのですが保留です。
絵はこの他にもあるので、まとまったらサイトにリンクします。
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