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【5月29日ワールドミッションレポート:🇬🇧英国「神の使命をYouTubeに」】

数年前の統計だが、最近の英国の10代の若者が楽しんでいることの第1位は、YouTubeの動画鑑賞だという。YouTubeは若者の生活において非常に重要なのである。

British Youth For Christが発表した『文化の再考』という調査では、2,000人の若者(信仰を持つ、持たないを問わず)に、彼らの娯楽や影響を受けているものについて尋ねている。「余暇にどのような活動や趣味を楽しんでいますか」という質問に対しては、回答者の81%が「YouTubeの動画を見る」と答え、最も人気のある答えとなった。そして4分の3が、毎日この活動をしていると答えており、コンテンツを見たり、共有したり、作ったり、キュレーション(特定のテーマや興味について配信すること)したりしているというのだ。

フォロワーが激増すると、ある者は、時には一夜にしてスターになり、ファンからポップスターのような反応を引き起こすこともある。そのため、大きな支持を集めるYouTuber(配信者)は、同調査の「若者に影響を与える要因」のリストに顕著に表れるのだ。

若者を対象としたミニストリー『ユースケイプ(Youthscape)』にとって、彼らがYouTubeを用いて神の言葉を伝えるのには正当な理由がある。
「私たちは、若者たちがオンラインで友人たちに働きかけるのを助ける必要があります」と同ミニストリーディレクターのマーティン・サンダース氏は言う。その第一歩として、ユースケイプは、情熱と才能を持ち、より良いコミュニケーションとビデオのスキルを学びたい16~19歳の若者を対象としたサマースクール、『シェア(Share)』を運営しているという。

私たちの語る福音のメッセージは、時間や地域、文化によって変化を受けない不偏的なものだ。しかし福音を伝える手段はそうではない。パウロの時代には、対面や口頭、人伝て、また書簡などが用いられた。しかし現代は、もはや一人一人が放送局のようにブロードキャストできる時代だ。才能のある者は大いにこれを用いて福音の言葉を伝えることができるのである。たとえどんなに時代が移り変り手段は変わっても、その命の言葉は決して色褪せない「あの旧い旧い福音の言葉」なのである。

英国始め、世界中で積極果敢にチャレンジされているSNSを用いた伝道が、いよいよ終末的で大きな収穫につながるよう祈っていただきたい。

(英国教会36.2%, プロテスタント8.3%, カトリック8.6% 無神論34.5%, 正教1.1%, ユダヤ教0.4%, その他)

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