【8月20日ワールドミッションレポート🇷🇼ルワンダ「ワールド・ビジョンが国民にきれいな水をもたらすそのわけとは(1)」】
ルワンダのなだらかな丘陵地帯では、革命的なことが展開され、何百万人もの人々の生活が一雫(しずく)ずつ変えられているのだ。
ワールド・ビジョンの奉仕を通して、ギクンビ地区のレジーナ・ムカシンプンガさんのような人を含めて100万人を超えるルワンダの人々が、清潔な水を利用できるようになった。この偉大な功績は、人々の日々の苦労を軽減するだけでなく、地域社会に希望と発展の種を撒いている。
何年もの間、レジーナの生活は過酷な日課に支配されていた。毎朝、夜明け前に、彼女は2時間かけて水を汲みに行く。それがあまりに過酷で、他のことに打ち込む余力が奪われていた。その影響は明らかだった。子どもたちは学校に遅刻し、農業の生産性は低下するしで、終わらない苦難のサイクルに陥っていたのだ。
しかし2021年、ワールド・ビジョンがレジーナの家からわずか50メートルのところに給水所を設置したことで、状況は一変した。その効果は絶大だった。突然、一家は一年中畑を耕し、家畜を増やし、貯蓄グループにも参加できるようになったのだ。「今では、みんなが時間通りに一日を始め、シャワーを多く浴び、もっと頻繁に服を洗えるようになりました」とレジーナは笑顔で語った。清潔でアクセスしやすい水が彼女の家族にもたらした大きな安心は計り知れない。
この変革の物語は、1994年の虐殺終結以来、希望の灯台として存在してきたルワンダ全土で反響を呼んでいる。
2018年、ワールド・ビジョンは、ルワンダのエドゥアール・ンギレンテ首相と提携し、全住民が日常的に清潔な水にアクセスできる最初の発展途上国にルワンダを変えるという大胆な目標を掲げた。彼らの戦略は、ワールド・ビジョンがすでに活動していた39の小地区に焦点を当て、全住民への基本的な水サービスの普及を驚くべき速さで達成した。
2023年、現CEOのエドガー・サンドバルは、100万人のルワンダ国民が自宅からわずか500メートル以内に清潔な水を確保できるようになり、この夢が実現したことを誇らしげに発表した。「きれいな水のような必需品へのアクセスは、競争の場を平らにし、子供たちに十分な教育を与え、神から授かった才能を発見する力を与えます」とサンドバル氏は指摘する。
「ワールド・ビジョンが国民にきれいな水をもたらすそのわけとは(2)」に続く
(プロテスタント24.7%, 単立1.5%, 聖公会1.7%, カトリック45.3%, 他諸派8.0%, イスラム5.2%, 他)
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