タブレットを配る
本記事について
学生が読んだときに「自分のネガティブな部分を全世界に公開された」と感じる可能性のある話題や表現がある,とのご指摘をいただきました。学生をどのように手助けするかということで苦労している同業者との情報共有のためと思って書きましたが,配慮が足りずに読んで不快に感じたり不安を感じたりした方に対して,率直におわびします。
また,配慮が足りなかったと思われる部分に関しては,削除したり表現を改めたりしました。申し訳ありませんでした。
タブレットを配る
COVID-19の感染状況が悪化してきたので,授業は非対面に切り替えとなった。
対面で学生を集めた最後の日に,大学で大量に確保したLenovo製のタブレット(SIMなし)を1台ずつ貸し出した。新品のパッケージを開けて,備品番号のシールを貼り,Googleのアカウントで初期設定をおこない,ClassroomとZoomを落としてきて設定する。Gmailが読めることを確認する。借用書を記入して提出する。学生が何十人もいると,これだけのことをするのでも結構時間がかかる。Googleアカウントのパスワードがわからなくなったという学生も複数いたが,パスワードを再設定する権限を持つ同僚に対応をお願いして,なんとかこの問題は乗り越えた。
この日,欠席していた学生が何人かいた。家族に濃厚接触者が出たというので登校抑制していた学生は,翌日に検査結果が陰性とわかり,呼び出して同じことをさせた。体調が悪いなどの理由で欠席した学生は,別の日に呼び出してまとめて設定をすることになった。
学生の数が多ければ,この手の「二度手間」は避けようがない。せめて,約束した日時にちゃんと来てくれて,順調に設定ができることを祈るしかない。
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