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2020年のRUNNING Lifeを振り返る

はじめに

2021年1月14日21時から「小江戸大江戸200K」の大会エントリー。

私は、10分前からスタンバイしその時を待っていた。

時計は21時になり、その瞬間、エントリーボタンを押す。当然、待機画面になり、画面が切り替わるのを待っていた。。。そして2~3分で切り替わり、必要情報を入力し、確定ボタンを押した。

次の画面に変わる、、、受付終了。定員一杯でエントリーできなかった。

私は、小江戸大江戸200Kの完走を目標に、ここ最近取り組んできたこともあり、ショックは大きかった。

ただ、このコロナ禍の中で、正直、家族は「私の参加には反対」でした。これは必然だったのかなと切り替えて行こうと思いました。

とはいえ、エントリー失敗はへこみます(笑)。イマイチ走ることへのモチベーションは乗ってこない。

ランナーの皆さんは2020年はどうでしたか?また2021年はどんなことを考えていますか?そんな疑問を思いながら、私自身2020年を振り返って、2021年の目標なんかを考えてみたいと思います。

コロナな一年

2020年はどんな年?と聞かれたら、「コロナ」という単語が頭によぎる方は多いのではないでしょうか?色々なことが変わっていった気がします。私のランニングに対する考えも変わりました。

2020年1月末頃、新型コロナのニュースがでて、北海道では雪まつりで蔓延したと話題になり、様々なイベントやランニング大会が中止の判断をする中、小江戸大江戸230Kは開催され、私は参加してきました。

怪我と緊急事態宣言

小江戸大江戸をリタイアで終了した私。3月に入り、小江戸大江戸の疲れか?後遺症か?走るとアキレス腱が痛む状態になりました。

結果、ランニングは休業状態。緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出禁止が叫ばれ、困ったランナーの方も多かったとは思いますが、個人的には怪我状態だったので、丁度よい休養期間でした(笑)

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それにしても、コロナの影響は想像以上に長引きました(今も続いていますが・・・)。怪我の具合もよくなり走れるようになっても、参加大会は次々と中止。大会目指そうにも大会がない。洞爺湖マラソン、サロマ湖100kmウルトラマラソンも中止となりました。

また、友人たちと走ろうとしても、周りの目を気にしてしまう。
だから、私は息子と走るようになりました。これまで自分のために、自分の練習をしてきたが、この時は、息子のレベルに合わせて、一緒に走る。そんな時間を楽しみました。

そして、少しずつ長く、速く走れるようになる息子の成長を感じられることが嬉しく思いました。

たまに、2人でこんな競争をしたり・・・

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オリエンテーリングとの出会い

とは言え、ランニング大会の無い日々は少し空しさを感じ、何か大会は無いものか?と探す日々は続きました。

そんな時、SNS上に近くの公園で行われるオリエンテーリングの案内が飛び込んできました。北海道オリエンテーリング協会の開催するパークオリエンテーリング。。。

オリエンテーリングとはなんぞや???

子供の頃、なんか宝探し的なゲームとしてやった薄い記憶があるが・・・。

しかし、北海道オリエンテーリング協会のページにある動画を見て、とても面白い競技だと思いました。もちろんランニング能力も問われるし、それに地図読み(ナビゲーション能力)が加わる競技。さらに、一人ずつスタートするし、密になることがない。この形式なら確かにイベントできる!

コロナ禍において、オリエンテーリング最強説を感じました。

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その後もこの北海道オリエンテーリング協会の方が、オリエンテーリングのウェーブスタート、チェックポイント通過形式でトレラン大会、ウルトラマラソン大会などを開催してくれて、結果、私は多くの大会に参加することができました。

048小林峠

その他、ラン友さんが開催した草レースや自分自身でも1レース開催しました。そんなこんなで色々ひっくるめると、気づけば13レースに出場していました(笑)

参加大会一覧
● 2/22 小江戸大江戸230km (150km地点リタイア)
● 6/13 中島公園パークオリエンテーリング
https://www.o-hokkaido.com/result/2020/event/Park-OTour2020_1st.pdf
● 7/12 ルスツトレイルタイムアタック10km
https://rusutsu.com/news-and-topics/rusutsu-trail-time-attack2020/
● 7/19 きたひろロゲイニング(3時間)
https://www.o-hokkaido.com/result/2020/event/Roge_Kitahiro_2020_Program.pdf
● 8/2 天塩岳速登競争(6.5km)
http://trailscene.net/pg225.html
● 8/29 MoiwaTeineAngryTrail (約100km)(75km地点リタイア)
Oさんが開催した草トレイルレース
● 9/13 sapporoテイネオータムトレイル33km
https://teine-trail.com/
● 9/20 ルスツトレイルタイムトライアル30km
https://www.o-hokkaido.com/rusutsu/rusutsu_trail/2020TimeTrial/index.html
● 9/22 札幌豊平川トライアルマラソン(フルマラソン)
https://trial-marathon-series.com/toyohiragawa/
● 10/18 羊蹄山麓100kmウルトラオリエンテーリング
https://www.youtube.com/watch?v=V2dbwtIrw3E
● 11/1 作.AC真駒内マラソン(フルマラソン)
http://makomara.com/
● 11/3 さっぽろテレビ塔階段垂直マラソン
http://www.i-sam.co.jp/sapporo-vr/
● 11/21-22 KOKAJI 24Hours E-Run in MOERE
私が開催した24時間走の草レース

大会に参加する意味

こんなにレースに出場した方はどれだけいるのだろうか?

2020年は過去最高の13レースに参加。多くの大会が中止となる中でも、その代わりに大会が企画され開催された。本当にありがたい。感謝しかない。

大規模な大会で自己ベストを出して完走することは確かに嬉しい。しかし、小規模な大会で、自分と同じくらいのレベルの人達とトップ争いをすることは意外と楽しい^^

私の場合、例えば、ルスツトレイルタイムトライアル30kmでは、参加者リストを見た瞬間、速い選手が出場していないことを知り、「これひょっとしたら3位以内(表彰台)いけるんじゃない?」と思った。そしてそれを目標に走った。15kmを2周する周回コースだったので、1周終了時に3位だと言われ、がぜんやる気がでたし、楽しかった。そして、結果、棚ぼたではあるが、ランニング人生初の優勝をし、賞状と景品をもらい純粋に嬉しかった(コロナ禍開催なので、表彰式なるものはなかったですが・・・)。

また、羊蹄山麓100kmウルトラオリエンテーリングでも、表彰台を目指して走った。結果は5位でしたが、順位を気にしながら走るのは楽しかった。

一般ランナーは、トップランナーと違い、何となく初めから順位を競うことを諦めている。だから、タイムを求めることになるが、たまには、勝負を楽しむのも悪くない気がする。

負けることで、次は勝ちたいというモチベーションに繋がっていきますしね。

と、そんなことを思っていると、小規模でもいいから、競える大会を企画運営できればなぁと思ったりする今日この頃である。そして、一般ランナーへも、勝負を楽しむ場を提供できればと思ったりもする。

自身のランニングスペック

さてさて、偉そうなことを言ってはみたものの、そういえば、自分自身のランニングモチベーションを上げるために、この記事を書いていたことを思い出しました。

突然ですが、総走行距離とフルマラソンのベストタイムの昨年との比較をしてみようと思います。

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2019年は3,147kmであったのに対し、2020年は2,960kmでした。190km程少なかったです。

自分の感覚では、昨年より増えた気がしていたのですが、2019年はサロマ湖100kmウルトラマラソンに向けて3月~5月にかけて、しっかり走り込みをしていましたが、2020年はそれができなかったことが大きな要因と整理しました。ケガやコロナ禍であったという問題はありますが、自分の感覚とのズレに気づけたのは良かったかなと思います。

最近は、小江戸大江戸に向けて距離を踏むことを意識しており、月イチ100km走をしようと考えていまして、それはこれからも意識していくべきだと思いました。

フルマラソン

次に、フルマラソンのベストタイム比較ですが、2019年は3:07:50だったのに対し、2020年3:12:40でした。約5分遅くなりました。

このタイムは共に作.AC真駒内マラソンなので、同コースであり比較対象としてはもってこい。しかも、共にサブ3ペース(4:15/km)で突っ込んでいった結果です。

正直言って、まだサブ3できるレベルではないことは十分わかっているのですが、それでも自分がどこまで行けるか?それを確かめるためのレースという位置づけでした。

2019年は30kmまでペーサーについて行けましたが、2020年は25kmくらいからペースは落ちていきました。この辺は自分の感覚とのズレはなかったです。というのも2019年のような練習はできていなかったので、フルマラソンの能力としては若干落ちていて妥当なところかなと感じています。

また、2020年は不安定な大会開催環境の中で、ターゲットを決めて練習することはなかなか難しい年だったとも思っています。

結論としては、フルマラソンの能力低下は想定内。一方で、ウルトラ(超長距離)に向けての下地が少しずつできていると感じています。3時間くらい走っても疲労感はなく、長時間走り続けることに対する耐性は向上しているんだと思っています。

最後に

2021年に向けての目標を考えてみました。

・ランニングで自身が楽しむ
・ランニングイベントを開催し他人を楽しませる
・月イチ100km走
・100km超の大会へ出場し完走する
・ウルトラマラソン サブ9
・フルマラソン サブ3
・ハーフマラソン サブ90

まずは、「ランニングで自身が楽しむ」ことを常に意識して走りたい。これは普段の練習から実践していきたいです。その中で、小さなイベントでもいいので開催し、「他人を楽しませたい。」

この2つをベースとし、「月イチ100km走」を目標とし。そのために、普段からいつでも100km走れる体づくりをしていこうと思っています。

そうすることで、いつでも100km超の大会に出場し、完走できるカラダを作っていきたいと思います。

残りのタイムを追っていく目標は、より上位の目標ができていることが前提として、目指して行こうとは思っています。

この辺が2020年で大きく変わった部分です。タイムを追うことも大切ですが、それだけではないということに気づかされた1年でした。

だから、タイムを追うものの、常にランニングを楽しむ気持ちや、大会開催への感謝の気持ち、そして、自由に走れることが、どんなに幸せなことかを噛みしめながら、みんなで楽しむことを忘れないで、ランニング人生を送っていきたいと思っています。

Let's enjoy running!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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