神様、おねがい

髪の毛を束ねてみる
遠い日の思い出にノックして、とびらを開ける
最初に見たときだなんて 嘘なんだ

もっともっと昔、はるか昔
4億光年むこうの星の片隅で
ひっそりと見つけたときに
ああ、なんて素敵なんだって感嘆したのさ

背伸びしたいし、追いつきたい
たかいたかいして、抱っこしたい
ああ、夜の神様


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