2021冬アニメ 2~3話くらい終わっての感想|アニメ
ノジマシンジって知ってる?
そう妻に訊いたら「あぁ、あれでしょ。ドラマの」と、すぐに返事が返ってきました。
野島伸司。お名前は知らずとも、ドラマ黄金期的な90年代に「家なき子」「高校教師」「聖者の行進」「ひとつ屋根の下」などに関わり、セックス、バイオレンス、いじめ、障害者などをテーマに掲げて賛否を巻き起こした脚本家の、と聞けば、皆さまにも何らかの思い出がよみがえることでしょう。
その野島さんが初めてアニメの脚本に携わった作品「ワンダーエッグ・プライオリティ」が始まりました。今期2021冬アニメのダークホース。
略称は「ワンエグ」もしくは「WEP」でしょうか。
なかなかレベルの高い序盤でした。
不登校の女子中学生が、いじめを苦に自殺した友達を救うために、異空間で怪物を倒す。物語の基本――キャラクター・イベント・モチベーションが不気味に提示されます。
今後のハードな展開を予感させ、「死」を絶え間なく暗示するまがまがしい雰囲気。絵、きれい。血の色、恐い。オープニングの「巣立ちの歌」も恐い。あの空間は? ワンダーエッグとは? お友達、自殺じゃないんじゃ。あの教師はくせ者だろう。優しそうなお母さんでさえ怪しい……
作り手がどなたかはさておき、完全オリジナルアニメたる本作――少なくともそのつかみが、非常に興味をそそられる導入部となっていたのは、いちアニメファンとしてとても喜ばしいことです。
まどかマギカを彷彿とさせる序盤。どう話を展開させてくるか楽しみ。
そうそう、主人公・大戸アイの声。上手だけど絶妙に素人くさいなと思ったら、演じる相川奏多さんはなんと2004年生まれの16歳(若い)! アニメ初主演(すごい)! 素人くさいというよりも、単にお若いのですね。いい意味でスレてない演技が、不穏な空気のステキな本作にたいへん似つかわしいように思います。頑張ってください。
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すでにつらつら書き連ねたゆるキャンの2期とのんのんびよりの3期は期待通りの出来栄え。
久しぶりのお帰り感、変わらない安心感、終わりの近づく寂寥感……
ゆるキャンは映画も予定されていますし、原作もまだまだ続きそうですが、のんのんはラストでしょう。最後まで応援してます。
「今回はここまで」が毎度悲しいのです……
ゆるキャンのオープニングアニメーションが最高すぎて鼻血出そう。
手ブレしてる動画っぽい演出。おそらく毎週変わるであろうスマホの写真。キャラのさりげない動作。ああいう小技大好き。クレジットとキャラクターに自然と交互に目の行ってしまうコンテ。ポップな色合い。曲とのシンクロ。お見事です。
以下、絵コンテを担当されたというUMEKIさんのツイッター:
この海辺を走るシーンのとこ、ホントすごいカメラワークなんです……
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裏世界ピクニックはnoteのハヤカワ公式がさかんに宣伝してくるので見てますが……うーん、演出の問題なのかすんなり物語に入っていけない。
キャラはいいキャラしていると思いますが、「物語の目的」「謎」「動機」がいまいちすっきりしないのです。「裏世界」で行方不明になった友達を探してるんでしたっけ……? 奇妙なお化けっぽいのもすぐに倒してまうし……
今のところワンダーエッグに軍配。様子見。
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ホリミヤって、存じ上げませんでしたが、けっこう古い作品なのですね。成績優秀・人気者だが家庭的な面もある堀さんと、陰気なメガネくんだが実のところピアスやらタトゥーやら入れている宮村くんのギャップ萌えカップル、およびその周辺の群像劇。
私的なウェブコミック初ということで徒然チルドレンと近いイメージでしょうか。やや少女漫画寄りか。キャラや展開が「一昔前の」という印象ですが、基本的には好きな作品。様子見。
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あとは学習アニメ的なはたらく細胞、天地創造デザイン部をちょいちょい。料理とかしながら流し見るのにちょうどよい。
八十亀ちゃんも見てます。名古屋愛あふれる本作。
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SSSS.GRIDMANと宇宙よりも遠い場所が再放送されてますね。
グリッドマンは春から新しいシリーズがあるからでしょう。
よりもいは2018冬アニメでゆるキャン1期と同クールだったですよね。
どちらも名作。
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自分は今期こんな感じ。皆さまはどんなアニメ見てますか?
異世界、バトルものがお好きな方は、だいぶ違うラインナップになりそうですね。