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2022夏アニメより

夏アニメ、終わりましたね。夏も終わりです。

おおいにバズっていたリコリコことリコリス・リコイルは、気付けばツイッターのフォロワー数が35万人! どれくらいすごいのかよく分からんけど、たぶんかなりすごい。

2クールが無事完結したサマータイムレンダもそうなんだけど、情報過多ってくらい詰め込んで、場面転換の速さ、スピード感、勢いとセンスの目新しさ、キャラの魅力でぐいぐい押していくようなスタイルを心地よいと感じたのかもしれないですね。映画を倍速視聴する件が話題になりましたが、リコリコもサマータイムレンダも、何もせずとも倍速視聴しているような感覚を覚えますし。

情報過多とはいえ、リコリコなどは細部の設定をあえて(?)いい加減に作っていて、ツッコミどころというか、疑問なところもかなりあるのだけれど、印象的なシーンがたくさんあるおかげか、そういうあいまいな部分さえも魅力に感じてしまうのは不思議。最後までご覧になった方なら絶対に、「やったぜ」のグータッチとか、胸に耳を当てるシーンとか、例のパフェとか、今後忘れることはできないでしょう。エンディング曲「花の塔」も素晴らしかった。

サマータイムレンダも4月から追いかけることができて幸せな半年間でした。実際劇中では3日間しか経っていない事実。序盤は離島の土着信仰を交えた伝統的ホラーサスペンスの様相を見せつつ、後半は怒涛のアクションのてんこ盛り。そもそもこの作品、要素が多すぎるんよ。キャラだけでも金髪スク水、日焼けセーラー、巨乳メガネ、ドッペルゲンガー、二重人格、細目(開眼すると強い)……やっぱり情報過多。

コミック全13巻を2クール25話に収めるとのことで、原作ファンからすると尺が足りないのでは?と不安でしたが。たしかに前半クールはやや駆け足に作られている感がありつつも、後半のバトルシーン、早い展開がむしろ独特の緊張感を生んで申し分なかった。原作読んでお話分かってるのに、24話、泣いたからね。エピローグで1話ぜいたくに使うとかも予想もせず。原作もおすすめですのでぜひ。

あとはやはり声優陣の活躍。慎平くん、南雲先生、澪ちゃん、ハイネと、ひとりで何役も演じたり、逆に同じキャラを複数人で演じたりと、難しい役どころの多い本作を、全編にわたって方言で!! 皆さん演じきったのは、きっとたいへんなご苦労があったことと思います。潮役の永瀬さんもはじめは違和感ありましたが、徐々にこなれてきて、ラスト数話の演技には本当に圧倒されました。今後のご活躍をお祈りいたします。

聖地の和歌山県友ヶ島、行ってみたいな……


雑ですがとりあえず潮です。髪をどうしたらいいかよく分からん。


リコリコもサマータイムレンダも、本当はしっかりした絵を描きたかったのですが、なかなか時間も技術も足りなくて。もどかしいな……もどかしさを力に変えたい。

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