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FXの移動平均線って無意味だと思う理由

FXでよく使われる移動平均って無意味だと思いませんか?

無意味というとお袈裟ですが、これを基準にトレードしてる人をみると悲しくなります。

FXで勝ててますか?答えがノーであれば、間違った知識をもっていると思います。そういう人たちのために、こちらの記事を書きました。

こちらの記事を見ている初心者の人は超ラッキーです。他ではしれれない正しい情報を今日知ることができます。

移動平均線とは?

まず移動平均線とは?何か知ってますよね。

チャートのローソク足の終値をただ平均値で示したものです。

超基本的なインジケーターの一つなんですが、無意味なものです。

移動平均線の英語表記としては「Moving Average(ムービングアベレージ)」と言います。

または「pointless(ポイントレス)」でもいいかと思います。英語で無意味というものです。

なぜ移動平均線は無意味か?

すこしFXを詳しい人は知っていると思いますが、MT4には移動平均線(moving average)のEAが最初から標準でついています。

EAというのは「Expert Advisor(エキスパートアドバイザー:自動売買)」のことです。

これでバックテストをすればわかるのですが、綺麗に右下がりになってくれます。

バックテストというのは自動売買のプログラムが過去のチャートに対してテストをしてくれてどれくらい儲かったのか?どれくらい損したのか?という結果などを出してくれる便利な機能です。

つまり「バックテスト=検証」です。

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これはEURUSDでバックテストをしています。

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ブローカーはFXTF使ってます。

FXTFといえば、スプレッドがとても低くて好条件です。スプレッドが0.2です。

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EURUSDのスプレッドがたった0.2です。これ以上の好条件はなかなかないだろうと思います。

なのに、移動平均線のバックテストは右下がりになっています。

移動平均線の使い方

移動平均線の使い方としてよくこのような偽情報が書かれています。

・トレンド方向がわかる
・クロスしたらトレンドが変わる

大きくいうと、FXの教科書などで書かれている内容がこれです。

これって本当に正しいと思いますか?

そもそも移動平均線というのはただチャートを平均化しただけの線です。

移動平均線はチャートにあるローソク足の結果から生まれているものなのです。

これを正しく表現するならば、「トレンドが変わったから移動平均線はクロス」というのが正解です。

それを初心者が間違えて、初心者に教えているのが今のFX業界のあるあるです。

FXの本は多く売られていますが、99%間違った情報しか載っていませんので気にしないでください。

今日からFXの正しい知識を身につければいいかと思います。

移動平均線の正しい使い方

それでは移動平均線はどうやって使えばいいかについて説明します。

ぶっちゃけいうと、使い道なんていうのはほぼありません。

だってただ平均したものですから。

あえて使い方があるとしたら、「MA20にローソク足が触れたら、押し目と思い込んでいる人がいる」という心理分析くらいかと思います。

MA20に触れたから押し目という物自体には意味はないと思います。ただそれが世の中に浸透しており、勘違いから市場に与える影響はあるもんだと私は思います。

移動平均線の矛盾

中にはFXトレードをするなかで「トレンドの方向を見たい」という人もいるかもしれませんが...そんなん移動平均線を見なくてもローソク足を見れば、トレンド方向がわかります。

上にてMT4にて移動平均線のバックテストを公開してますが、これが移動平均線の真実です。

移動平均線の設定

移動平均線の設定はどれがベストか?疑問に思ったことはありませんか?

わたしが思うには、どれもベストなものというのはありません。

それはなぜかというと、ただの平均値なので、設定自体に何も意味をなさないからです。

ただ世間的によく使われる移動平均線の期間20あたりの設定が心理チャートを考慮するならベストかと思います。

移動平均線で使われる手法

移動平均線の手法といえば以下のようなものがあります。

・クロスしたらトレード
・タッチしたら、押し目・戻り売り

だいたいこんな手法かと思います。

わたしは多くの移動平均線のEAを過去にテストしたことがあります。結論からいうと、移動平均線を使用して勝てるというものは存在しないと思います。

それはなぜか?ただの平均値だからです。その平均値がいいと言える根拠がないのです。

例えば、原理はわからなくても統計学的にいいのあれば、納得ができます。

ただ移動平均線の場合には、バックテストの結果もよくない。なぜいいのかもわからないので私は使用しません。

移動平均線の剥離率

移動平均線というのに剥離率というのがあります。

これはローソク足と移動平均線がどんだけ離れているか?を示すものです。

これも考え方としては、「剥離が起きている場合には、移動平均線とローソク足は収束する」というものです。

私が思うに、この考えは正しいです。だって平均値ですから。

「収束する」という考え方は正しいです。だけど、これをトレードする根拠にするには間違ってると思います。

一応説明すると、移動平均線というのは平均値を計算しています。それには期間が設定されています。例えば20とかがよく使われます。

これは過去20個分のローソク足の平均値なのです。ということはその次の移動平均線は1つずつずれていきます。

なので剥離が起きている場合には、次から次へと新しいローソク足の値も入れて平均値を算出されます。

だから収束します。

移動平均線の剥離の真実

上でも書いた通り、移動平均線の剥離には意味はないと思います。

だけど、その剥離が起きるくらい、暴落や暴騰が起きているというのが重要だと思います。

例えば、部落が起きた時には、人々は「こんなに暴落したら、少しは戻るだろう」という心境から注文が入ります。

そして暴落に終わりがきます。そして少しは反発します。

この現象を勘違いして、「移動平均線と剥離が起きたから反発した」と思う人が出てくるのです。

大事なことなのでまとめますと...2つのことが別々で起きています。

1. 暴落した時に、移動平均線は剥離が起きます。
2. 暴落した時に、いくらか反発することがあります。

これは納得できますか?

これがなぜか、「移動平均線が剥離した=反発する」という変な知識に変化してしまっているのです。

考え方としては、指標の一つとして剥離を見るのは納得ができます。だけど、「その剥離みなくてもローソク足みればわかるやん」というのが私の考えです。

ローソク足見ればわかることを、わざわざ別の指標に置き換えて、余計にわからなくしているのが分からないのです。

移動平均線があつまる

移動平均線が集まると何が起きると思いますか?

暴落・暴騰します。

↑こんな嘘が世間ではあふれています。

まず価格変動が少ない時には、移動平均線は集まります。

ただ計算すると、そうなるだけのことです。

そうなるとMT4というのは自動で価格の高さを縮小してくれるんです。そうすると、ローソク足が少し動いただけで暴落・暴騰しているように見えるんです。

ただそれだけです。

それと少しマーケット的なことを考慮するならば、価格が同じところで長い間推移していると、指値が多く溜まっていきます。

みなさんポジポジ病なんです。なので何かの拍子に大きく価格が動いた際に、指値が刺さって注文が入ります。

これによって暴落や暴騰が起きます。

なので大事なこととしては...

移動平均線が集まっているから、暴落・暴騰が起きるのではないです。ただ価格の推移の変化が小さいだけです。

その価格の変化が小さいと、移動平均線は集まります。ただそれだけです。

この移動平均線というのはただの平均値であり、意味はないです。

最後に...

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