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DIGIFILM #3 青い写真に思うこと

青い蒼い写真が大好きだあああああ。

こんにちは、アオハルに縁がなかったmt1989です。

青い写真といえば、岩倉 しおりさんではないでしょうか。フィルムカメラと独特の感性で撮られる写真は、まさにバイブル的な存在です。

フィルムでとればシャドウに青がのった写真が撮れるかと言われば恐らくフィルムやレンズや現像屋さんによるとしか言えないかと思われます。人間、特に日本人って青が好きなんでしょうね。犯罪抑制に使われたりする色なんで、基本的には精神を安定させる色です。

で、くっそ魅力的なことは僕も理解してますが、ホワイトバランスを動かして人が写っていたら肌色まで青色になってる傾向が多すぎる印象です。岩倉の写真は、たしかにWBは寒色方向にありますが肌色がそんな破綻してない。

不思議!(わからんのかい)

なんで、青に肌色なってるのにきれいに見えるんだろうという不思議ですが、個人的にはフィルムの質感とコントラスト、あとは

白です。白。
青い写真の写真家さんはわりといますが、きれいだなと一貫して感じるのは、白が極端に真っ白になっている写真です。なんでたぶん、青をコントロールするよりは、白を白にする方向性でデジタルの場合はいいんじゃないかなと思っています。(寒色にもっていくほど白っぽく見える

色自体は、ぶっちゃけあとで変更きくので、必要なのは青をコントロールすることで、白をまっしろに表現するとうまくいくのではということです。

画像1

画像2

その条件を正解として現像したのが、こちら。
白どこやねんと思うでしょう。僕も思います(殴

具体的には、トーンカーブとかでコントラストつけつつ、色味をフラットにして、その後明暗別色補正でハイライトにブルー、シャドウにシアンをのせています。

白側にブルーを差し込むことによって、より真っ白にしたいイメージですね。もっとテクニックがある人は、トーンカーブのみで調整できると思いますが好みの方法で。

あとは、撮る環境も炎天下で麦わら~とかなら顔に影ができるので、どうしてもシャドウをブルーよりにするので、顔面の色が悪くなりがちです。雰囲気重視のものでしたらそれもいいのでしょうが、ゾンビ!みたいになると考えものかなという。

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