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引きこもり当事者にならないと気付けない心理

#創作してない大賞2024

 「『家にいて、つらくないの?』って聞くんですけど、黙ってるんです。高校は進学校だったので頑張り過ぎたのかなって思う」(後藤さん


これも愚問ともいえる視点。家にいる件に関して「つらい」と言えば親不幸してるみたいで親が不憫に思えるし、そうでない場合でも「養われてる分際で!」と万が一罵られるかもしれないので、どのみち「つらい」を言えない。

逆に「問題なし」と元気に明るく振る舞えば元気を理由にして家から追い出されるリスクがある。

親は子供の様子を確認しているつもりでも、その確認行為自体が答えを答えさせない方向に誘導していて【問いに答えられないダサくてカッコ悪い人間】として当人に見つめさせてしまう

確認行為が罪悪感や劣等感を与える方向に誘導してしまっていて自己肯定感を下げさせたり、あるいは理解力の足らない親だとして失望感を与えてしまう。

引きこもりの種類も千差万別とされ、単一手法の対応には正解も間違いもないとされてて、しかし無知であることが裏目にでるとき、親側が後悔してしまうのであれば、そのリスクを管理する事は重要だろう。

殆どの親は無意識に子供が何をしているかを確認しようとする。毎日何度も様子(確認しようとしてしまうが、末期的な引きこもりの場合(家から全く出られない場合)
親に常に監視されているようなメンタルにありうると思う。

要するに逐一評価され、品定めされているような気分にあり、外出して元気な姿を魅せて追い出されたりするのも怖いと思ってたりして、引きこもる理由が外要因だけでなく、内側要因(親そのもの)にも、なってたりする


初めは外に原因があって外出不能になるにしても、
養われてる劣等感から親の顔を伺うようになる。外出することで元気である事を期待させてしまい、時に心を鬼にして崖から突き落とすように追い出して荒療治されるかもしれない可能性を想像し、家からでられなくなる。

子供の様子を確認する行為はリスクと常に背中合わせである。と引きこもり当事者の未来人さん(2024)が言っておられました。



引きこもり
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未来人
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人間不振だからこそ引きこもりになる。
人間不振になるということはダフルバインドの環境にて病んだ証拠。
「ダブルバインド」とは、二つの矛盾した要求や情報を受け取ることで、どちらの選択肢を選んでも罪悪感や不安感をおぼえるような心理的ストレスのある状態のこと。 米国の精神科医グレゴリー・ベイトソン氏によって提唱された理論で、日本語では「二重拘束」と訳されます。2023/04/06

https://jinjibu.jp › keyword › detl

ダブルバインドとは――発生する条件と上司や企業が気をつけるポイント

ダフルバインドとは矛盾した答えから正解を選ぶようなもので、アリバイのない冤罪者がどう頑張っても無実を証明できないのと一緒のような仕組みで不毛な努力を強いられてしまう。

学校で起きそうなダブルバインド例は、虐め被害を訴えると教師が「まあそうなのね。良く言ってくれたね。これからも何かあったら言ってね」と共感を示すが実際は何もしない場合、実は加害者に説教等をしてくれているのだと期待ができるが、それを先生がしてくれたかどうかを確認する勇気はない。

「人を疑ってはいけません」と教えられている事は往々にしてあり、信じてみる(ダブルバインド)が虐めが止まる訳ではない現実について、先生に打ちあけたから報復されているのかなと思ったり、そもそも我慢できるかもしれないと確証はないのに思い込んで耐えて病んでみたり(自らによるダブルバインド)、被害を一人で解決できないのは男らしくなくてカッコ悪いとか思ったり、仮に先生が虐め問題を対応してたとしても、やはり別の形に虐め形態が変換したり。例えばこづきましが無くなる代わりに筆箱が隠されたり、椅子が教室から出されたり、その件を訴えたとしても、ひそひそ話を見せつけたり、噂話を流されたり、なんとか菌タッチな汚物感染源ごっこにされたり、その問題が解決されたとしても給食にアンフェアな盛り付けをされたり、掃除当番の最中サボっていて終わるのが遅くなったり宿題みせてくれとしつこくされたり、それらを訴え解決に導いても「仲直りに印に握手」とかやらせて、「お互い何かを貸し借りして友情を深めれば」とアドバイスされて、すると住所も教えてないのに自宅までやってきて玄関先に待機する。「何を持ってくれば良いか分からなかった」と言って何かを貸すまで帰ってはくれない。 そもそも恐怖なので早く帰ってほしいのでつい何かを貸してしまう。そしてそれは却っては来ない。
(マニュアル通りに対応してもマニュアルが裏切る展開の連続的ダブルバインド)

暴力事件にならなければ、基本的に何もしないのが学校であると認識するのと同時に、暴力されてないだけマシかもと思えるように上手い具合に洗脳さていく。毎日虐めらることで耐えるのに慣れているからだが、その価値観のままいるとダブルバインドされる前提思考になり、何をしようとしてもマイナスの可能性を連想したり、嫌な予感しかしなくなったり、行動がネガティブになり、虐めが終わっているとしても人生そもそもに対する生き方は根底から変わってしまっている。ある意味で後遺症であるがこのレベルだと医者は診断書は書けない。虐めが終わった後からの方が人生に占める問題割合が大きくなる

関連note 

そんな不毛な過程についても弱者の視点が理解できるようになったし、共感値上がったので良かったと前向きに解釈することも可能で、不幸になったとしても、人の不幸は蜜の味で多くの人を励ましている(感動ポルノな作用) 
で意味を持たせることで正当化される

もはや自分自身にダブルバインドの洗脳を掛けることで現状に納得させて自尊心を保っているような

それも全て世界が求める平穏なる姿でもあり、裏切られた世界であるにせよ、虐めを黙っとけば親も平穏で平和に暮らせるので黙るしかない。

そこから重度なる引きこもりになるとして、皮肉なことに引きこもりを守ってる筈の親がその引き金を、トドメを刺すように病ませて強い引きこもりに誘導させてしまう。後からあれが嫌だった、これが嫌だった等と男らしくない言い訳事を言わせないように、いろんな要求をさりげなくも約束をさせるように仕向けて促す事をセットで与えてくるだろう。それら全てにもしも【できない確認】をさせて自尊心をごりごりと削っていくとしたら、最後にはどうなるんだろうね未来人さん。

アザーラは思う

どんな答えや解釈でさえ、支配者側の都合良い論理を後付けして正当化できる。つまり上役がどんなに悪事をしても反省しない可能性は十分あり、だからこそ、世の中悲惨な事件が起きている。加害者なのにあたかも被害者かのように被害者意識を拗らせていき、加害行動を正当化したがる。その行為は心理学でいう投影のようなもので、自身の思いが相手に伝わっていると思い込む作用であり、立場が上にあるほど暇な時間が多くて余計な事を考えてしまい、投影してしまう。たとえばイーロンマスクがトランス息子と絶縁状態にあるのも立場が上過ぎて暇なのもあるが、成功者故に世界が自分を承認していると思い込みやすく、感情が正当化されやすく息子に自分の思いを投影しやすく、理解されていると思い込んでしまう。

投影力でいうとアンチヴィーガンなんて、まさにその典型例だろう。ヴィーガンに対して息を吐くようにダブルバインドのパワハラをするのは投影によって自身が理解されているのだと当然のように思い込み、肉を食べない事を仲間に裏切られたかのように錯覚して罰を与えたいからだろう。

アンチヴィーガンな親を持ったら子供は苦労しそう。
田村淳やひろゆきもその該当者である。皮肉な事に成功し過ぎたせいで(世間から承認され過ぎた事で)自身の価値観に問題があるなんて一ミリも思ってない。過去に承認され過ぎたせいで狂った決断をしたのは、スターリン、ヒトラー、日本軍上層、毛沢東、核兵器落とす命令出した人、オウム、イスラム過激派、プーチン

承認され度合いがどの程度かによるだろうが、過去承認されたヒトラーを正当化し、それを承認した植松聖はフリーメイソン等の陰謀論を信じてしまう事更なる承認を得た。承認され過ぎる件には必ずしも社会的地位は関係ないのだろう。  

マスコミが年間1000件前後あるレイプ等の凶悪犯罪を報道したがらないのは、犯罪者という存在が犯罪者予備軍に同類な仲間もいるのだという安心やら承認を与えてしまうからなのかもしれない。 
自殺や犯罪は報道すると連鎖するという専門家の見解があって、報道協定等に織り込まれいるのかもしれないが、単に凶悪犯罪の報道を子供が見るのが教育上良くないとかでクレームが来るのかもしれない

昭和63年、女子高生コンクリート詰め事件(集団レイプ後に殺害)はセンセーショナルに報道されたろうが、その後は犯罪が増えたような話はない。

犯罪を報道して犯罪が増える仕組みは、世論の声を報道しなかった等が条件が、あるのだろう。罪を犯せば圧倒的多数からの不承認の支持をテレビ等でみれば犯罪欲は承認されない。



コンクリート
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陰謀論
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事件
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承認
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