クロノブレイクの要約(ネタバレ)【クロノトリガー】
テーマ
ラヴォスがクロノに殺される未来を予知してしまいクロノが生まれる前にジナごと殺してしまう世界線の話。クロノが存在しない世界であり、ルッカは時を越える冒険をしなかった。しかし、この世界では古代時点でジャキはクロノに出会っている。クロノ達が時を越えて冒険している間にジナが殺されてしまい、クロノが生まれなかった歴史が成立しながらも、古代のジャキはクロノ達に出会っている歴史が成立しているパラレル世界の話
あらすじ
ジャキはラヴォスへの復讐は考えずにサラを探す事を考えた。この世界にサラは見つからない、自分と同じように未来に飛ばされたかもしれないと思った。
13歳のジャキはタイムトラベルの魔法を完成させた。
基礎となる魔法原理は空間に強力なスロウをかけて、その中に入ることで外の時間を相対的に早めることだった。膨大な魔力を必要とするもので特別な魔方陣を描いて完成させる。
ジャキは気付いてはいないが魔力の動力源になっていたのはラヴォスだった。偶然発見した術式であり、ジャキは1050年まで飛びルッカ婆さんに出会う。
ルッカの協力を得て魔学と科学の融合でタイムマシンを開発することに成功する。
ルッカと共に過去に行こうとするが撃墜される。
撃墜されて計器が狂い、時の最果て(次元の狭間)にたどり着く。
次元の狭間から未来へ行くと、そこは人間が全て仮死状態で保存された世界だった。未知の現象にロボット達は原因究明に乗り出してた。タイムトラベルに興味を持ったロボが仲間に加わる。
タイムマシンの修理が終わるまでジャキはサラを探す旅に出た。
未来にしか進めないタイムトラベル魔法だが、ルッカから貰ったゲートホルダーを使えば、最果てから過去に戻る事可能だった。
しかし1200年まで行くと、何故かこれ以上先の未来に行けなくなった。行けないのと同時にラヴォスの気配が地上にいる事を知る。
気配の先を追っていくと、ガルディア王からその気配がした。
王はジャキの問いに答えなかった。ゲートを生み出し、時の彼方に飛ばすが、最果て(次元の狭間に)のスペッキオがジャキの気配に気付き救出してくれる。
スペッキオによるとルッカは現代に1050年に戻っているという。しかし、現代に通じるゲートは1250年だからルッカとは合流できない。
ルッカはタイムマシンを修理し最果て内で時を越えてジャキと合流してくる。外の世界でタイムトラベルすると撃墜されるが、最果てに内でのタイムトラベルをする分には撃墜されない。
最果て内のゲートを1800年代にまでして、その世界を見に行くと、タイムトラベルが政府により管理された世界になっていた。
と、同時に、人類が皆、眠りに付いていた2300年の世界は無かった事(皆起きてる)になっていて、平和な世界が築かれていた。
ジャキ達の無意識の行動で歴史は大きく変化していた。何が原因だったのか、探るために1800年の世界を探ると、この世界の動力源はラヴォスエネルギーが使われていた。
ラヴォスは発掘され、高度に管理された状態で暴走できなくされていた。
ジャキの感じるラヴォスの気配は上空からも感じた。上空には世界を管理する王が住んでいて、一部の者しかたどり着くけない様なセキリュリティが施されていた。
出会うのは難しい。だが、1200年に地上にいたラヴォスになら出会えるかもしれない。向かうと、タイムフリーズし、ジャキは連れ去られる。
連れ去った者は説明した。
この世界はクロノに殺されたラヴォスが夢を見た世界。死を予見したラヴォスにより、クロノは983年にて既に殺されてる世界。ラヴォスが産み出したスパイ生物によってクロノは殺された。
ラヴォスはクロノに殺された未来を見た事で死の概念、恐怖を強烈に意識してしまっていた。クロノがいなくても死への不安に苛まれる状況。つい外の世界に安住の地を探した。
ラヴォスはこの世界で最も安全な場所を王の肉体だと判断し、外郭から外ににで寄生した。。そこでジャキに出会い、思わず防衛本能で次元の狭間に飛ばした。
その頃既にルッカによるタイムトラベル技術が存在した。王に寄生したラヴォスは、なぜクロノに殺される事になるのかまでは判らなかった。その原因を探索するためにタイムトラベルを始めた。王に寄生した事で人間らしい思考回路を得ていたラヴォスは、自分のしでかした罪に後悔した。それ以降、時間の流れに干渉し、犠牲者を救いだした。。またタイムパトロールの組織し、その組織に、みだりに歴史を変える者を罰していた。ジャキ達のタイムマシンが攻撃されたのは古代に向かったのが原因だった。
未来で人々が寝たきりになっていたのは、皆の意識が一つになったせい。。争いのない平和な世界をつくろうとした科学者達が意識を統合する装置を作った。人々の同意を得ずに勝手にした事であり、ロボット達も知るところではなかった。タイムパトロールが未来の惨事を知り阻止してしまうが、その手前をジャキ達は目撃した。
ラヴォスは王に寄生した際に現れたジャキについて気になり過去を調べて自身が原因だったのだと知り、ジャキをタイムパトロールに保護させた。
過去に歴史をみだりに変えると今のラヴォスにもジャキにも大きく影響がある。古代でラヴォスか暴走する出来事だけは変えられないらしい。
たとえば、古代のジャキを助け合た場合、今のジャキは消える。ジャキとクロノが出会わない歴史になり、クロノに殺される事を未来予知した今のラヴォスも消えてしまい、サラを助けるという前提が崩れる。
過去のラヴォスを暴走させない様にはできるが、それをすると今のラヴォスが存在できない。
ラヴォスから提案された選択肢は、【海底神殿に取り残されたサラを助ける】という一択。
ジャキはそれで良いと言い、承諾した。