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創作大賞の感想文『クロノトリガー続編』で読みやすいnoteはBだと思う(アザーラの感想)

以下noteは2022年の創作大賞に登録した物語であるが、今回はその物語の感想を書いてみた。結果的にストーリーが繋がる物語となってしまったが、あくまでま感想である。
感想を書こうとして物語を書いてしまうという落ちでもある

設定BのA展開

平和になったAD2300の世界に行くと、ラヴォスの遺体が研究された世界。ラヴォス外郭は素材資源として使えたり、外郭に貯まっている魔力をエネルギーとして取り出す技術が開発されていて、文明が更に1000年先をいったような超文明となっている。ガッシュはその世界で超高度な再生医療を受けていて実質不老になっていた。

宇宙開発が進み、テレポートステーションから宇宙のあちこちにも行ける。

ホワイトホール観測場所では膨大なエネルギーがもう1つの世界からやってきているとされ、向こう世界への探検隊を選抜していた。

ラヴォスを倒した歴史上の重要人物として、クロノメンバーは特例者として扱われ、その探検隊に推薦され、いく羽目にさせられる。主にマールの前向きテンションとルッカの好奇心に推され、命の危険があるのにも関わらずクロノも同行する羽目に

神の世界に行ける方舟(別名、神の鳥)にのったクロノ達は未来の武具を纏い、人類未踏の場所、ホワイトホールの奥へと向かう。

眩しい世界にて何も見えない。特殊なゴーグルにて白の世界を観測する。

ホワイトホールの中では宇宙の残骸、惑星が細切れになった残骸と元に、無傷のラヴォス(仮死状態)がいる。サイズは地球上のレベルではなく、天体サイズであり、巨大なラヴォスが幾つも存在していて、もしそれが目覚めて地球で破壊活動をするのなら大地の欠片も残らないだろう

ホワイトホールの中は無限に広がる白の世界に見えるが、その中心部に反作用物質の究極の黒が存在している。その黒の正体を解明したいAD2300の人々だが、クロノ達はそれを無視して先に進む。

先の冒険者によれば、白の世界の果てには出口があり上下左右前方向の5つ方向にそれぞれが別宇宙へと繋がっているが、前方向に進むほど、重力が0ではなくマイナス側になっていき、強く押し戻される現象に遭遇する

今の技術ではそのマイナス重力世界を抜けて新たな宇宙をたどり着いても帰還するためのエネルギーがギリギリで、その世界の探索が殆んどできていない。

クロノ達は自称神であるスペッキオに頼みこみ、その未踏の領域に踏み込む。
同乗していたスペッキオのチート技で先へと進むが、突如として頭が割れるように痛くなるクロノ達。
スペッキオも意識を失いそうでブラックアウトしそうになる。

そのとき、スペッキオの脳内に6000億年前に賜った創造主の声が思い出される。

創造主『人間をこの地に踏み込ませていけない。もしその時がきたら全てが終わるとき。創造主である私は警告します。』

スペッキオな遥か過去に忘れてきた創造主の言葉を思い出したとき、創造主によるテレパシーがクロノ達につながる

『これ以上先に進むのであれば貴方達の世界に余命を宣告しなければなりません。』

脅迫とも受け取れるメッセージを受け、怖くなったクロノ達は帰還する。スペッキオ自身も創造主のことは殆んど忘れていて、クロノ達に説明できる事はないという。

クロノ達が元の時代に戻り半年が過ぎた頃、ルッカが血相を変えてやってくる。未来の世界が神ノ国から攻撃を受けているという。未来人は踏み込んではいけない領域に踏み込んでしまい、神の怒りを買ってしまった。宣告どおりに実行した神は天体サイズのラヴォスを解き放ち、銀河レベルで滅ぼされている。地球の命ももってあと数日だという。

全てはスペッキオが力を貸してしまった事柄から始まってしまった。未来人はスペッキオの力を解析し、代替技術を開発し、スペッキオの力がなくとも先に進もうとして破滅の道を開いてしまった。

未来の地球はなくなり、クロノ達は絶望することになるが、その未来を変える手段が残されている。

ハッシュの協力にて
AD600年に時限式で開封されるタイムカプセルのメッセージをクロノの自宅場所に埋め込み、AD1000年のクロノにそのメッセージが届くようにするシステムで、スペッキオが未来の世界に介入するシナリオを止める


第二幕

ルッカいわく、千年祭のレースに恐竜人が参加している。恐竜人は絶滅した筈なのになぜ? 直接本人に聞くと、わからないという。千年祭ではコスプレ衣裳を着てる人も多く、恐竜人の姿のまま参加しても誰も疑問に思わなかった。恐竜人は人間と敵対した歴史があるとされ、人間を脅威とみなして地下に隠れて住んでいた。この恐竜人は一部の理解ある人間と交流があるが、部族の間では異端者扱いされて孤立している。

そもそもなぜ絶滅から免れたのかその疑問を解くべく原始時代へと シルバードを飛ばしたクロノ達。

ラヴォスの影響で急激に気温が低下していた原始時代。人間も恐竜人も木を伐採して暖を得ていた。
指導者アザーラの不在と、ティラン城とその周辺都市はラヴォスの衝突で消失し、恐竜人は弱体化していて、人間との戦争に破れて絶滅していく流れだった。
そんな中で、一部の恐竜人が地下へと逃げ込み、人間から隠れ続けた。
掘る事が得意な恐竜属エイシトビートルの力を借りて地中深くへと逃げる過程で水脈を見つけた。
ルッカは小型のスパイカメラ(昆虫タイプ)で彼ら恐竜人の行動を観察してしたが、爬虫類形の恐竜人は変温動物にて太陽の熱を十分に浴びなければ活動できない体質だった。火で体を暖めても地下では煙が籠ってしまう。しかし地上に出れば人間に襲われる。

恐竜人を助けるべく太陽石を渡すルッカ。太陽石はクロノ達がラヴォスを倒すべく必要なアイテムになるものだが、無くても倒せると踏んだルッカ自身に太陽石を使わないようにタイムカプセルメッセージを飛ばしてくれるようハッシュに頼みこむ。、奇しくもそれがAD1000年に恐竜人が存在していた理由だった。

虹色の貝殻の謎

AD2300の未来では考古学が進み虹色の貝殻の正体が判明した。
虹色の貝殻は初期人類(人魚)のものであり、協力な力を持つ者だった。BC6500万年以前にも、ラヴォスは幾度も地球へと飛来して災害を与えた痕跡があり、だがその都度、虹色の人種がラヴォスを討伐していた。しかし恐竜人の文明が繁栄しはじめた頃に、狩られて絶滅してしまう。

アザーラにもあるテレパシー能力は人魚と相性が良く、相手の思考に干渉し、行動を不能にさせてしまう。未来予知の力もあって人魚の居場所は特定されてしまい、人魚に逃げ場はなかった。

アザーラの先祖によってハンティングされてしまった人魚達。原始時代での最後の所有者であるアザーラは城の奥にて貝殻を飾っていたが、ラヴォスの直撃を受けて貝殻は地面の奥深くへと埋没する。

その際、宝物部屋のセキュリティを担当していたルストティラノも貝殻と共に埋没するが、ルストティラノは貝殻の中に自らの卵を隠していた事でラヴォスの衝撃に耐え、子孫を後世に繋げさせた。

奇しくもルッカが届ける事になる太陽石と水脈を見つけた恐竜人とでそのルストティラノの子孫が未来へと繋がる。

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