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サブスク方式を受け入れるために自らメンバーシップをはじめてみる宣言

突然ですが、わたしはサブスクがすごぶる苦手です。
月額○○円、○○し放題、とても魅力的なサービスなのに、社会的にもその流れがきているのに、わたしは1つもサブスクサービスに加入してません。
(ある意味、すごいでしょ(笑))

何がそんなに苦手なのかと考えてはもちろんいます。なにせ、自分掘り下げ大好き人間なので。その結果、いまのところ最有力なのは、毎月「自動に引き落とされる」ということへの抵抗。自動引き落としは、いわば「受動的、無意識」に行われることですよね。わたしは、この「受動的、無意識」ということへの抵抗は強い傾向にあるので、確かに納得。だけど、例えばですが「家賃」とか「水道光熱費」「通信費」は、自動で引き落とされてますが、これはむしろ「払い忘れなくてありがたいわ」くらいに思っているので、受動的に、無意識に行われることすべてに対して抵抗があるわけではないのです。
そう考えると、わたしのサブスクへの拒否反応の根本の原因は別のところにある気がしています。

ここで、わたしのサブスク遍歴。まず、Amazonプライムも必要なときに加入して、不要になったら解約するを繰り返してます。(現在は加入してません)。もともとオンラインショッピングの利用率が著しく低いんです。今流行りの「タイパ」とはかけ離れた生活を送っているんだと思うのですが、正直「タイパ」を意識する方が疲れちゃうから、今の適度に時間を無駄に使う感じも、バランスとしてちょうどいいです。Netflixも一度も加入したことないんですよねー。

似たようなものとして、定期購読の記事やメンバーシップについても振り返ってみたところ、気になった時には積極的に加入しますが、加入したらずっとそのまま、ということはないです。あ、もうこの内容は今いいやって思ったら解約するし、また興味を持ったら加入する、そんな感じなので、どちらかというと「定期」をあえて「単発」に置き換えてうまく付き合っている感じがします。そうなるとやはり「受動的」なことが苦手な自分なりに、工夫して今の世の中に合わせて生活していることがわかってきました。

となると、サブスクには「受動的、無意識、定期的」という意味ではない、さらに別の拒否反応があるみたいです。

ここで登場してくるのが、Spotifyです。わたし音楽を聞くのがすごく好きだったんですよ。昔は買ったCDや借りたCDをiTunesにダウンロードして、よく聞いてました。ラジオとかで新しい音楽見つけたら検索して、ダウンロードしてプレイリストに追加して。そんなことをしていた人間からしたら、今のサブスク主流の音楽プラットフォームなんて最高の空間じゃないですか。ところが、わたしには真逆の反応が起こりました。一回加入してた時期はもちろんありました。だけど、ある時急に嫌になっちゃったんです。そこで、プレミアムプランを解約してから、無料プランも使う気にならず、アプリを削除してから復活する兆しが今のところありません。月々○○円で聞き放題、どんな曲もいつでも検索すれば見つかるし、各種アプリとも連携しているから気になる曲にボタン一つですぐ飛んでいける、気に入った曲を自分のプレイリストにも追加できる。プラットフォームが変わっただけで、わたしの手元の状況としては今までやってたことと何も変わらないはず。なのに、何がそんなにわたしから音楽を遠ざけてしまったんだろう…そこで「サブスクとは」と検索してみたんです。そして、やっとこの拒否反応の正体に気づきました。

サブスクリプション方式について、Wikiにはこう書かれていました。
商品を「所有」ではなく、一定期間「利用」するビジネスモデルであると。
うん、そうですよね。となると、わたしは音楽を「利用」するのが嫌だったのか?うーん…なんかしっくりこないな。確かに、せっかくダウンロードした曲の数々を聞き続けるためには、毎月月額をお支払いしないといけないのは、確かにおもしろくない気持ちは自分の中にあります。だけどそれだったら、前述している他サービスみたいに加入したり解約したりを繰り返すこともできるわけです。だけど今現在そこまで軽やかに音楽プラットフォームと向き合えていない自分がいます。そうなるとフォーカスを「利用」から「所有」に置き換えるしかないのですが、音楽はそもそも所有できるものじゃないから、なんかしっくりこないけど…一通りやってみないと。じゃあ、私はサブスク以前は好きな音楽を「所有」している気分だったのか?いやまさか…と思ってましたが、その「まさか」は、わたしの心の片隅に存在していたことに気づきました。そうです、わたし、音楽を「買う」ことで、自分で「所有」している気分になっていたんです。なんとまあ…わたしも気づいていなかった己の「所有欲」にこうしてやっと気が付いたのです。
(気づくまでのプロセスの長さに、あきれてらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、広い心で受け止めていただきたいです…。)

ここで突然、星読みの話になりますが、私はドラゴンテイル(DT)が2ハウス(所有のハウス)にあります。なので、それこそ無意識に所有することが「当然」のように感覚としてあるのかもしれません。だからこそ、毎月お支払いをして「利用させてもらう」という意識がどうも腑に落ちない、しっくりこない、落ち着かないのかもしれません。

そう考えると、DTは乗り越えるテーマだから、やっぱりサブスクへの拒否反応を少しずつ解消していきたいと思うようになってきました。そこで、いま書きながら思い出したのが「NFT」です。わたし一時、NFTをするよう勧められた時期があって。でも、その時は行動に移せるアイディアが自分の中で浮かばなくて、そのまま放置していたんです。おそらくこれも、何かのサインでしょう。まだタイミングはきていないけど、いずれ伏線回収の日も来ると思います。

今できることとしたら、まずはメンバーシップを自分でやってみようと思っています。(というか、それくらいしかできそうなことが浮かばない)
月々○○円、っていうものを自分でやってみる。やるのは自由ですからね!
何かを理解するためには、まずは自分がそこに飛び込むのが一番。そうやって、少しずつ自分と向き合っている、そんな仕事の合間のひととき。

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