#41 福kin サイボウズデイズ大阪 キンボウズセッションの動画があるんです!
サイボウズデイズ大阪にてキンボウズ瀧村さんが
同士よ武器kintoneを取れ!!
医療介護業界のモンスターにいかに立ち向かうか
というタイトルで40分講演してくれました。
ありがたいことに当日の動画が公開されているので、こちらでご紹介。
医療介護現場でシステム化を進めたい・・・だけど、どうしたら…
とお悩みの方は一度視聴する事をつよ~くお勧めします。
・何故業界のシステム化が必要なのか
・自身の活用事例
・乗り越えるべきモンスター達
・立ちはだかる障壁の乗り越え方
・実際のシステム画面を使った操作説明
・セキュリティ問題について
・医療介護kintoneの仲間たち
内容をざっと書き出しただけでもこのボリューム!
以下動画の感想と内容について私の個人的見解です。
収益面から見たシステム化
経営層は何でシステム化を進めたいか…何点か理由はありますが、まずは収益面から見たシステム化について。
収益、この業界でいうところの診療報酬・介護報酬です。
診療報酬改定や介護報酬改定のたびに全体で0.55%アップ等記事が出ますよね。いや、アップしてるなら売り上げが上がっているという事でしょ?いいじゃない!
と思われますが、その内容は本体部分に付随する加算が算定できれば報酬がアップしますよ、という意味合いが大きいのです。
加算というのはイロイロな条件を満たせば追加で報酬を出しますというもの。
毎回毎回、頑張ってこの加算部分を算定できれば今まで通りの報酬、または報酬アップするという仕組みな訳です。
こうした手法で時代に合わせた体制やサービスの底上げをはかっていく。
そして、最近の加算動向は、体制を整えるだけでなく、その結果まで求められることが多くなりました。
例えばリハビリについて、利用者様〇人に対して〇人の理学療法士が〇分間リハビリ提供すれば加算が算定できていたものが、
その条件を満たしたうえで、どこまでリハビリの効果が出たか評価し実績があがっている事業所についてのみ認められる加算が増えています。
これって、しっかり日々のリハビリ状況を記録して、データを溜めて、集計して、分析する、この流れを作れなければ加算がとれない、つまり売り上げが上がらないという事を意味しています。
データ集積・分析はシステム化の十八番ですよね。でも加算のたびに新しいシステムを買って、データ入力し、使い方を覚えって…したくない!
どこかに柔軟に対応できるシステムないの!
そんな課題に対応できるのがkintoneなのです!
動画の中では急性期病院から回復期病院に転換したことがシステム化検討の大きな要因になっています。
瀧村さんの事例では、この大幅な病床機能転換にkintoneで素敵に対応しています。
連携しつつもサービス競争の時代に
質の高い事業所が残るという事は…ついていけなかった事業所は潰れていく事を意味します。
介護保険開始以来増え続けたデイサービスも平成28年初めて減少に転じました。
加算を取る努力をしながら同時にサービスの向上も実現しなくてはいけない。当たり前のようで中々厳しい時代です。
こちらのサービス面でも、瀧村さんの事例ではプリントクリエイターやkViewerを活用して渉外活動のパワーアップを実現しています。
働く人の事も考えよう
システム導入の大きなきっかけ、業務効率化。
加算を算定する=書類仕事が増えるのが業界の常。
でも、人手不足に働き方改革…いったいどうしろと?
ここは業務改善ツールであるkintoneの力が大いに発揮される分野です。
書類の業務フローをシステムに落とし込んで、効率化と見える化です。
私たちは「作業」をするために職場にいるのではく「支援」するために職場にいるのです。
後は単純にプライベートな時間が増えるのは良いですよね。
家族との時間、自分の時間、友達との時間、増やしていきましょう!
セキュリティについて
動画で触れていた株式会社三菱総合研究所のサイトはこちらです。
気を付けたいのは、これはあくまでもサイボウズサイドのセキュリティのお話。
サイボウズが管理しているサーバーはキチンと厚労省・総務省・経産省の基準に倣って運営してますよっていうお話。
各事業所でのセキュリティ対策は各自行う必要があります。
各事業所が行えるセキュリティについての詳しい記述はこちら
私たちの業界が扱っている情報の特性上「IP制限」と「セキュアアクセス」については考える価値ありです。
便利、といっても課題ももちろんあり
動画の中で瀧村さんが主張している
kintoneと電子カルテや請求管理ソフト等の基幹システムが繋がる世界にしたい!に大きく共感します。
現状ですと、結局基幹システムとkintone、データベースを2つ持つことになることと、やはり情報を一元管理できない不便さが作れば作るほど重くのしかかってきてしまう。
ここは今後の課題です。
最後に仲間あり!
動画の中でも出ていた、四天王、もといゴレンジャーって会った事ないけどツイッターでつぶやけば本当にアドバイスしてくれるの?
誰もが疑問に思うのでしょうが、本当です。もちろん100%ではないですよ。でも業界のシステム化に貢献したいという思いは嘘ではありません。
それぞれが自身の余裕のある時に答えられる範囲でコメントしています。
困ったら、ヘルプデスク、各種ブログ、ツイッター、もちろんプロの手をかりてもいいと思います。
皆様とつながる日がくる事を楽しみにしています。
キンボウズブログ
峠さんブログ
前島さん事例
前田さん事例
キンスキ
ツイッター仲間(瀧村さんまとめ)
最後に
瀧村さん…勝手につらつらと書いてしまいましたが、ダメなところあったら訂正・削除するので言ってくださいませ<(_ _)>
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