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シンガポール生活のこと(移住する前〜移住初期)

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シンガポール生活のこと(移住する前〜移住初期) 1回目の移住:2022年9月〜2023年5月 2回目の移住:2024年6月〜
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シンガポール生活7週間弱、今思うこと

携帯電話は第2のIDと心得ておくべきだった。 元々日本で使っていた携帯がSIMフリーではなく、SIMロック解除もできなかったので、入国後銀行口座を開設してから携帯電話を購入して2台持ちにしたのだけど、これが痛かった。銀行口座開設に伴うSMSもワンタイムパスワードも、どちらの携帯にも送られてこない事態になり、オンラインバンキングやPayNowが使えるようになったのは口座開設から1ヶ月後。キャッシュレス決済しか対応していない飲食店が多く(タクシーでも一度現金支払いを断られた)、大

シンガポール生活2週間弱、今思うこと

郵便局や銀行などでもたもたしていた時、話しかけてくれる人が何人かいた。 シングリッシュだったので聞き取りづらかったけれど、優しかった。 コピティアムで英語が通じなかったことが一度あった。 ガイドブックで覚えた片言のマレー語で、何とか目当ての物(砂糖もミルクも入っていないお茶=teh o kosong)を頼むことができた。 ホーカーセンターやコピティアムで、食べ物と飲み物を頼むお店が分けられているのは何故に? むんとした湿気に乗ったにおい。これに慣れるかどうか。 生理的に

シンガポール転居後の、こまごまとした手続き

 シンガポールへ移住、というと「駐在」「帯同」あるいは「節税・投資目的」というイメージが浮かぶ方が多いかもしれない。しかしながら、私の場合は「彼の家に転がり込む+入籍の予定はなし」で「現地採用」というスタイル。住む家が決まっているため一見楽ちんそうに感じたが、それでもこまごまとした手続きが終わるまでに1週間程度時間がかかった。  なお、物件探しの手間と出費がかなり抑えられたことにより、かんなり高い下駄を履かせてもらって海外生活のスタートが切れたことには、感謝してもしきれない。

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中堅っぽいソーシャルワーカーが、シンガポールで職を得るまで

 シンガポールでの生活を漠然と思い描き始めたのは、現在同居しているパートナーと出会ってしばらくしてからだ。そして、転職へ踏み切ったのは、ほんの2ヶ月前の話。彼と出会っていなければ、そしてCOVID-19の全世界的な流行がなければ、シンガポールに住むことはなかったと言い切れる。そんな不純な動機を勢いにして、シンガポール生活に辿り着くまでの記録を記す。  転職と多少関係があるため、私も彼もシンガポールでは外国人で、婚姻せず同居している状況であることを最初に述べておく。

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