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ソーシャルワークのこと

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#精神保健福祉士

【後半】福祉系公務員の職場で、意地悪されまくった話

 【前半】は「あるある」な内容が多かったかもしれない(ないに越したことはないが)。【後半】ではもう少し複雑で、より高い毒性のエピソードをご紹介する。  今考えると、よく年度末まで勤続できたなあと思う。年度途中で特休(病休)になっている正職員が複数出ているにも関わらず。 ※「意地悪」の基準は、完全なる主観である。 ※元同僚を罵倒することが目的ではなく、自分の欲していた職場での人間関係についてゆっくりと振り返ることを目指している。 ※詳細な業務内容について、また勤務中に知り得た

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【前半】福祉系公務員の職場で、意地悪されまくった話

 前回の記事で「職場で意地悪されたことを思い出した」のにも関わらず、長期間放置していた。思い出すのが辛い出来事が複数あり、頭の中でブロックがかかっていたと思われる。無理せず、個人を特定しない範囲で、かつ可能な限りリアルに「意地悪」の内容を綴っていく。 ※「意地悪」の基準は、完全なる主観である。 ※元同僚を罵倒することが目的ではなく、自分の欲していた職場での人間関係についてゆっくりと振り返ることを目指している。 ※詳細な業務内容について、また勤務中に知り得た支援対象者の個人情

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【後半】1年間弱の福祉系公務員生活が終了、その所感と今後の思惑

 前回の記事は前向きな話。今回は仕事の振り返り。  本記事では、滋賀県で福祉系会計年度任用職員(福祉専門職)として働いた1年間弱で感じたことを書き殴っていく。あくまでも私が体験して感じたことであり、ひとくちに「会計年度任用職員」「福祉系公務員」といっても、所属組織や自らの主観等によって、得る気づきや学びは大きく異なることを先に述べておく。  「非正規公務員」「官製ワーキングプア」とも呼ばれる会計年度任用職員、その働き方についてもっと知りたい方は、以下の記事をご覧あれ。2020

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【前半】1年間弱の福祉系公務員生活が終了、その所感と今後の思惑

 「官製ワーキングプア」と名高い?、会計年度任用職員として9ヶ月間働いた。今月末で退職となり、仕事が一段落した今、「これからの生活設計」と「会計年度任用職員としての仕事がどうだったか」について、二本立てで記す。まずは前向きに、これからの話。  ちなみに、最近出版されたTRANSITが至高。美しい写真と共に、シンガポールの教育事情やシンガポールでの外国人の「成り上がり方」が、紙幅を割いて説明されている。これからもシンガポールに関する書籍を集めていく。

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【1】ミスマッチの有様(ソーシャルワーカーとして)

 先日の記事にて「シンガポールを離れる理由はほとんど「雇用のミスマッチ」が原因」と書いたが、本記事では「シンガポールで『ソーシャルワーカーとして』働くことのミスマッチ加減」について述べていく。  悪名高い?就労ビザのあれこれについては、別記事「ミスマッチの有様(一般論:1〜2)」で綴っていく予定。 ソーシャルワーカーとしての転職が難しい理由  シンガポールへ渡航する前から分かっていたことも含め、以下。

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【2】私が労働者として見てきたソーシャルワークの現場(精神科単科病院編:2)

治療分野そのものに関して → 前回記事 上司のいう「質の悪い患者」とは? → 前回記事 病院体制に関して 自分自身に関して のうち、後半部分に入る。繰り返しになるが、あくまでも個人的な経験と感想をまとめたもので、精神科病院が全てこういうところでは決してない。しかしながら、PSWの皆さんには非常に馴染み深いエピソードばかりだと思う。  その前に、お決まりの一文をどうぞ。 精神保健福祉士は、その業務に当たって主治医の指示は受けない。 実際の現場は、指導という名の指示がも

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【1】私が労働者として見てきたソーシャルワークの現場(精神科単科病院編:1)

 意外に長くなってしまった略歴で、2014年から最近までソーシャルワーカーという仕事をしてきたことを載せた。ソーシャルワーカーって何屋さん?と聞かれることは年々減ってきているものの、まだまだ「カウンセラーとどう違うんですか?」という質問を受ける。ソーシャルワーカーの数だけ答えがあると思うが、個人的に強調しておきたいのは ソーシャルワーカーは、社会資源を用いて、あるいは人と環境に直接働きかけて、支援対象となる方(クライエント)が望む暮らしの実現に向けた支援を行う。すなわち、臨

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