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ソーシャルワークのこと

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2022年9月の記事一覧

私が労働者として見てきたソーシャルワークの現場(精神科単科病院編:2)

私が労働者として見てきたソーシャルワークの現場(精神科単科病院編:2)

治療分野そのものに関して → 前回記事

上司のいう「質の悪い患者」とは? → 前回記事

病院体制に関して

自分自身に関して

のうち、後半部分に入る。繰り返しになるが、あくまでも個人的な経験と感想をまとめたもので、精神科病院が全てこういうところでは決してない。しかしながら、PSWの皆さんには非常に馴染み深いエピソードばかりだと思う。
 その前に、お決まりの一文をどうぞ。

精神保健福祉士は、

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私が労働者として見てきたソーシャルワークの現場(精神科単科病院編:1)

私が労働者として見てきたソーシャルワークの現場(精神科単科病院編:1)

 意外に長くなってしまった略歴で、2014年から最近までソーシャルワーカーという仕事をしてきたことを載せた。ソーシャルワーカーって何屋さん?と聞かれることは年々減ってきているものの、まだまだ「カウンセラーとどう違うんですか?」という質問を受ける。ソーシャルワーカーの数だけ答えがあると思うが、個人的に強調しておきたいのは

ソーシャルワーカーは、社会資源を用いて、あるいは人と環境に直接働きかけて、支

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中堅っぽいソーシャルワーカーが、シンガポールで職を得るまで

中堅っぽいソーシャルワーカーが、シンガポールで職を得るまで

 シンガポールでの生活を漠然と思い描き始めたのは、現在同居しているパートナーと出会ってしばらくしてからだ。そして、転職へ踏み切ったのは、ほんの2ヶ月前の話。彼と出会っていなければ、そしてCOVID-19の全世界的な流行がなければ、シンガポールに住むことはなかったと言い切れる。そんな不純な動機を勢いにして、シンガポール生活に辿り着くまでの記録を記す。
 転職と多少関係があるため、私も彼もシンガポール

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脱ソーシャルワーカー、のちシンガポール転居(2022年9月〜2023年5月)

脱ソーシャルワーカー、のちシンガポール転居(2022年9月〜2023年5月)

 このnoteでは、日本で8年強ソーシャルワーカーの端くれとして働いた日本人である筆者がシンガポールでの生活に踏み切った経緯と、新生活の記録を主にしたためることにする。
 より当事者感の強い日記もnoteの別アカウントで執筆中。8割方実話、悪しからず。

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